自然風の気象データの活用
2013年5月31日
室内に気持ちの良い通風が欲しくなる季節になりました。自然風をうまく利用することで、夏や中間期(春や秋)に快適な室内温熱環境を実現して冷房負荷を低減することができます。
その為には自然風の気象データの活用が重要です。写真の気象データからは、就寝時(夜)には南東側が自然風の風上になります。ですので、南東側に窓から自然風を入れて、北東側の窓から抜けるように設計するのが一番効率的です。
周りに障害物があると効果が減少しますが、自然風の気象データを参考にして設計して損は無いと思います。また、土地を選定する場合にその地域の自然風のデータを把握して選定すれば、より良い土地を選定できることにもなります。
- 前の記事:建築家の役目とは ~集積させる場所にする~
- 次の記事:内部結露は住まいの天敵
TUKURU建築設計舎
滋賀・京都のリノベーション、パッシブハウス
対象物件 リノベーション 木造住宅の新築 インテリアデザイン(インテリアコーディネート) 事務所形態 アトリエ系設計事務所 登録 滋賀県知事登録(イ)第2296号 一級...