のこったもの...。
2013年6月27日
村林ビル...。
設計をしたのは、
関根要太郎という建築家...。
この人は、
当時の、西洋の、
最新の潮流を採り入れた、
モダンな作風で知られた人だそうです...。
しかし、
この村林ビルは、何故か、
そうしたモダンな建築ではなく、
ヨーロッパ中世の様式、ロマネスクを思わせる、
古風なたたずまいとなっています...。
何故、どのような経緯で、
この作品が出来たのか、というようなことは、
ほとんど資料がのこっていないそうで、
よくわからないみたいです...。
ただ、
当時の先端を走っていた、
モダンな、関根要太郎作品の多くが、
今では失われてしまっている中で、
この、彼にとっては異色の、謎の作品が、
80年以上を経た今でも、
建ち続けている、というのも、
何か不思議で、面白いですね...。
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仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...