300年前の家
2013年9月13日
仕事場の近所にある民家園...。
自転車で5分ぐらいと、本当に近い上に、
静かで、なかなか雰囲気もいいので、
割と頻繁に観に行きます...。
ほとんど無名の割には、
意外と面白い建築が展示されているのですが、
中でも一番のお気に入りは、これです...。
江戸初期(17世紀中頃)の、
この辺りの開拓期の住居の復元だそうです...。
屈まないと入れないぐらいに、
極端に軒が低く、
段々になった藁葺屋根だけが、
浮かんでいるみたいで、
とても可愛らしい...。
軒下に見える壁も、藁で囲われていて、
一貫したコンセプトに貫かれています...。
(そんなつもりはなかったのだとは思いますが...)
これで、
中に入ると、中庭でもあって、
明るく快適だったりしたら、
今つくって、住んでみても、
なかなか楽しそうなのですが...、
残念ながら、というか、当然というか、
中は真っ暗で、
やはり、このままでは、ちょっと、
今住むのは厳しそうです...。
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仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...