旧香港上海銀行長崎支店
2014年3月22日
洋風の建物の上に、
日本風の屋根がのったような感じの建築があります…。
戦前の日本の、
ナショナリズムの高揚を目指したとも言われる、
いわゆる「帝冠様式」…。
この「帝冠様式」は、
東京の九段会館などで、
現在でも、わずかながら観ることができますが、
戦後になって、時代が変わると、
「ナショナリズムの時代背景に迎合するファシズム建築」、
などという非難を受けることにもなりました…。
このように、後の人たちに、
「ファシズム建築」などと非難されるような様式を、
最初に提唱したのが、
建築家、下田菊太郎です…。
この下田菊太郎…。
時代背景や、そうした経緯を考えると、
なんとなく、
愛国心に満ちた、バリバリの日本主義者、
という印象を持ってしまいそうなのですが、
実は、
その人物像は、結構意外なものです…。
話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/678242275568317
仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...