新しい一歩
2014年4月7日
同潤会上野下アパートメント…。
この同潤会アパートをつくった、
財団法人同潤会というのは、
1923年(大正12年)に、東京を襲った、
関東大震災の直後に、
都市と住まいを復興するためにつくられた組織です…。
各地から寄せられた義捐金の交付を受けて設立され、
住宅供給により、罹災者の生活再建を含めた、
広い意味の社会政策の遂行を使命とする、
高い理想をもってスタートしました…。
そして、
近代建築の名作とでも言えるような、
個性的なアパートを数多く、つくり出していきます…。
そんな同潤会によるアパートも、
最後に残っていた、この上野下アパートメントが、
昨年取り壊され、
とうとう、
一つ残らず姿を消してしまいました…。
設立後、およそ100年…。
歴史的役割は終えたということなのかもしれません…。
しかしながら...。
話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/685635418162336
仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...