街の要となる建築
2014年4月9日
まるで寺院か何かのような、
立派な屋根のある銭湯…。
何となく、
当たり前のように観ていましたが、
そもそも、銭湯は、
何故こんなに大袈裟な姿をしているのか…。
たまたま読んだ本によると、実は、
こうした「銭湯建築」は、元々、
関東大震災復興期に、
東京で突如現れたもので、
他の地域にはない、
東京独自のものなのだそうです…。
震災で、多くの銭湯が倒壊した時に、
宮大工が、その技術を活かして、
このようなつくりで、
銭湯を再建したのがきっかけとなり、
こうした「宮造り」と呼ばれる銭湯が、
東京で、競うようにして建てられ、
広まったのだそうです…。
そして、その後は徐々に減っていき、
今では、
ほとんどなくなってしまった、
こうした「銭湯建築」…。
そのトドメを刺したのが...。
話は、以下に続きます...。
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仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...