リノベーションのポイント1
2012年7月17日
リノベーション(リフォーム)でプランの要となるのがキッチンです。
キッチンのサイズや形をどうするかによって周辺のダイニングやリビングの
プランも大きく変わります。
壁に向かってI型のキッチンを配置するとダイニングやリビングは広くなります。
開口部の取り方によっては庭を見ながら料理をするという楽しみ方もあります。
対面にすれば、ダイニングやリビングはやや狭くはなりますが、家族の交流(特に奥様と他の家族)
は増えるでしょうし、空間的には照明の配置を工夫すれば、劇的にもなります。
キッチンの配置はそれだけにプランの要になりやすいのです。
また、キッチンと合わせてよく考えなければならないのは勝手口の配置です。
勝手口の位地を変えるだけで動線が劇的にかわる場合があります。
写真は、最初は勝手口は向かって左にありキッチンは左隅のL型でした。
これを勝手口を正面奥、キッチンを左I型+手前に造作の収納カウンター、
右にカップボードを配置することによって、収納量が増え、動線も明白になり、
また勝手口を採風型を採用することによって通風もよくなりました。
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パッシブハウス
2012年6月24日
巷で流行りのスマートハウスは太陽光発電や蓄電池などが装備されていて
住宅として設備が大がかりになります。
しかし機械的なアクティブな手法だけではなく、太陽や風など自然エネルギーを
上手に受け身で取り入れ(あるいは排除して)住環境を向上させる
パッシブデザインも同時考えていくことが必要だと思います。
日本ではスダレや深い軒、縁側や障子などもパッシブデザインです。
パッシブデザインは日本の美意識とも深く根ざしていて魅力的です。
「パッシブデザイン」を考えることは、これからの住まいをつくる上で
重要なキーワードであることには間違いありません。
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TUKURU建築設計舎
滋賀・京都のリノベーション、パッシブハウス
対象物件 リノベーション 木造住宅の新築 インテリアデザイン(インテリアコーディネート) 事務所形態 アトリエ系設計事務所 登録 滋賀県知事登録(イ)第2296号 一級...