掲載:ガレージのある家34
2015年7月19日
弊所が設計監理を行いました大阪市旭区の『 』の家が7/21発売の『ガレージのある家 vol.34(ネコ・パブリッシング)』に掲載されています。ポルシェやフェラーリが並ぶ豪邸と一緒に載っているのは何か不思議な感じです(狭小ガレージハウス特集なのです)。なんと撮り下ろし6ページ。やまもともチョイ役で登場しています。若干高めですが、非常に丁寧に取材されたよい本です。よろしければお買い求め下さいませ。
山本嘉寛建蓄設計事務所
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借家の家|竣工写真をUPしました。
2015年7月18日
奈良市富雄の戸建リノベーション。竣工写真をホームページにUPしました。総工費160万円の限界ローコスト物件です。よろしければご覧下さい。
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竣工写真をUPしました。
2015年7月16日
先日撮影を行った奈良市のカフェ・フランツ・カフカの写真をホームページにUPしました。竣工から時間が経っているので、床や棚などが馴染んでとても良い雰囲気の写真になりました。よろしければご覧下さい。
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クロス柄選び
2015年7月10日
お施主様からリバティ柄~ウイリアム・モリス風、とのご希望を頂き、柄付きクロスをあれこれ検討中です。国内のクロスメーカー各社、集めたサンプルは100枚以上・・・。この中から選ばれるのは1つだけ・・・。
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本をつくっています。
2015年7月6日
ブログの書籍化サービスを利用して、試験的に本をつくってみました。
時々、お施主様から資料請求のお問い合わせを頂きます。家作りを始めるにあたって、まずはいくつかの設計事務所の情報を集めて比較してみよう、というアプローチは大変貴重ではあるのですが、うちは殆どの情報をホームページにUPしているので、わざわざお送りできる資料がありません。かといって「ホームページを見てください」では何だか素っ気無い気がするし・・・。
とモヤモヤしていたところで、最近、権威ある建築家の方々が薄めの書籍で物件一つごとにまとめた本を出版されているのを目にして、素直にこれは良いな、と思いました。手軽に手にとって眺めるだけでも楽しいし、プロがじっくり読み込んでも楽しめます。計画開始から竣工までを時系列に追ったまとめは、新しく家を計画される方にとってはきっと参考になるに違いありません。
本のためにゼロから原稿を起こすのは大変な労力ですが、よくよく考えれば、うちの事務所では割とこまめにブログを書いているため資源は十分そろっています。製本作業は非常に手間がかかりますが、ブログの書籍化はシビアなレイアウトが望めない代わりに作成は実に簡単です。まさにうちの事務所にはうってつけのサービスなのでした。
結果は、思った以上の出来で大満足。それなりに費用はかかるので、どのように利用していくかはまだこれから試行錯誤ですが、他の物件も少しずつ本棚に加えていこうと思っています。
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撮影
2015年7月2日
奈良市のカフェ・フランツ・カフカ。もう竣工2年半になりますが、ようやく竣工写真を撮影できる機会に恵まれました。かなり時間が経ったおかげで店の什器や書棚も充実し、新品だった床の足場板も非常に良い味が出てきて、殺風景だった坪庭にもグリーンが入り・・・とても良い雰囲気になりました。味のある写真になりそうです。
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DIYからDIMへ。
2015年7月1日
近頃DIYという用語もすっかり身近なものになりました。雑誌・TVで特集が組まれ、ホームセンターの折込チラシには必ずといって良いほどこの用語が踊っています。「自分でできることはプロに頼まず自分でやってみましょう。」「出来は多少悪くても自分だけが使うので問題ありません。」「ちょっとした工作も楽しいですよ。」「おまけにコストも大幅に圧縮できてお得です。」という誰もが納得の触れ込みですが、では果たしてDIYによって、多くの方々が創造力を発揮し、身近なものづくりにチャレンジする社会が到来したのでしょうか。
DIYとは皆様御存知の通り、Do It Yourself. の頭文字です。一見何の問題もなさそうですが、少し立ち止まって考えてみると、「自分」に対してmyselfではなくyourselfが与えられていることに気が付きます。つまり、自分で出来ることは自分でやろうぜ、と呼びかける「私」が居て、その呼びかけに応えて工事を行う「あなた」が居る。メディアやホームセンター、家具量販店である「私」が、「これとこれを買えば手軽につくれますよ。」「このパッケージに入った部材を組み立てれば出来上がりますよ。」と「あなた」を誘導し、組立費をコストダウンしながら商品に付加価値を与える実に巧みな販売戦略であるということが分かります。
一方で、ごく一部のクリエイター層にはすっかり浸透した「セルフリノベーション」という用語があります。だれも買わないような中古の不良物件に価値を見出して、自分たちの力で好きなように改造する。誰から頼まれた訳でもないので、そこにはmyもyourもありません。ゼロの状態から新しい空間を創造する魅力がある一方、完成形が見えないものづくりは苦難の連続です。私のような設計を生業とする者ですら二度とやりたくないと思うのですから、一般の方々にとって非常にハードルが高い行為であることは間違いありません。
この極端な2つのムーブメントをもう少し緩やかに結びつける何かを作れないか、という事は、私が独立して以来ずっと考え続けているテーマです。DIYは手軽である反面、あらかじめ完成形が定まっているために作り手の想像力が刺激されません。セルフリノベーションは思う存分想像力を発揮できますが、身を捧げる程の覚悟がないと踏み込めません。作り手の創造力を刺激しながら、手軽なツールとして用いることができる何か。DIYをDIM (Do it myself) に換えられる何かを作れないか、少しずつですが試行錯誤を行っています。
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取材
2015年6月29日
まもなく竣工一年の狭小スキップフロア住宅。雑誌の取材で久々にお伺いしました。
リビングから見上げ。ルーフテラスにグリーンが入ってとても良い感じです。トマトやキュウリなど、プチ家庭菜園にもなっています。
限られた空間を最大限に生かして、うまく住んで頂いているお施主さまの住みこなし力に感謝。まだまだ色々な計画があるとのことで、この家がどうなっていくか成長が楽しみです。
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三角敷地
2015年6月28日
土地探しの段階からご相談頂いているお施主さまより、ちょっと変だが格安の物件を見つけたとのご連絡を頂き、現地調査に行ってきました。
周りを建物に囲まれた三角形敷地+旗竿のなかなか癖の強い敷地。設計する側としては非常に想像力が掻き立てられる立地条件ですが、実際にお住まいになるお施主さまにとっては、やはりできれば四角い敷地のほうが都合が良い。今回は断念して、また新たな物件を検討することになりました。(でもちょっと残念)
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奈良のリノベ完成
2015年6月27日
奈良市富雄の戸建リノベも完成。引渡しを行いました。事務所史上最もローコストな案件で心配しましたが、工務店にも協力頂き、何とか『やれば出来る』仕上がりになりました。お施主さまにもお喜び頂けて一安心。
LDK。色々手を入れたい気持ちをぐっと抑えて、既存のサンウェーブ製キッチンの扉と水栓だけ取り替えています。床はもちろん(?)杉足場板。入口建具は枠をそのままに障子だけ作り直しました。
古い戸建をリノベーションしてレトロな雰囲気の住まいにしたい、というご相談はたくさん頂くのですが、具体的な検討を進めるにつれて、お施主さまが現代の水準と比べて貧弱な耐震性や断熱性、気密性、防音性や設備の性能に不安を感じたり、部屋数が多いことや外観・屋根・外構を含めて計画する必要性からハイコストになったり、という理由でなかなか実現に至りません。しかし今回は賃貸向けの物件なので、あまりシビアな性能は必要なく、逆に思い切ったデザインに注力することができました。
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山本嘉寛建築設計事務所 YYAA
素材を活かした設計を心がけています
奈良・大阪・京都を中心に新築一戸建て注文住宅、町家リノベーション、古民家改修、古ビル再生など、用途や規模に関わらず建築にまつわるデザインを行う建築家/一級建築士事務所です。無理・無駄のないシンプル...