疲れる家【日本の住まいの鍛え方19】

私の最近の趣味はランニング!
週に三回ほど、朝3キロから5キロ程度ゆっくり楽しんでいます。
出張や、旅先で走るのが特に好きです。

初めて訪れた街を、スマホの地図を頼りに
路地を抜け、閑静な住宅街をハウスウォッチングしながら
街の匂いや、音、風を感じていると
とても親しみがわいてきます。

筋トレはすでに7年目。
こちらも週2,3回、無理のない程度なので続いています。

そのせいか、体調はとてもよく昨年大きな手術をしましたが、
変わらずにいます。

この年代になると友人と会えば健康の話、アンチエイジングの話、美容の話・・
が必ず出ますが、そんな友人たちに運動の重要さをいつも話しますが、
実はそれ以前に大切なことがあることに気付きました。

 運動をしたいけれど、いろいろな悩みや家の事、子供のこと、
仕事のことなどで時間がない、という方がとっても多いです。

そういう方のお宅に行くと概ね間取りやレイアウトに問題があります。
また、空間としてみた場合、家具の置き方にも問題があります。
バラバラ感、圧迫感や威圧感。これらを潜在的に感じるような置き方が多いのです。

収納やキッチンなどは高さの設定が悪いことは、腰痛などの原因となります。

そういう家ははっきり言って
『疲れる家』となります。

毎日過ごすところですから、ちょっとしたことの積み重ねがカラダに負担をかけます。
家で疲れてしまうと、それ以上はちょっと、という気になるのも当然。
ますます疲れるような気になってしまうわけです。

そこで、外部からマッサージやエステ、では根本的な解決になりません。
家に戻ればすべてが無駄になってしまってはもったいない~~

物事の順序からするとやはり環境を整えることが先決。

片付けやすい、物を探す手間なし、自分に合った動線、家族とも
自然にコミュニケーションがとれ、
それぞれ個人の時間も尊重できるようなインテリア。

そこで生まれた余裕や時間をうまく使うことによって
本当の意味でのストレスフリーな毎日になるのではと思います。

片付けやすい、物を探す手間なし、自分に合った動線、家族とも
自然にコミュニケーションがとれ、それぞれ個人の時間も尊重で
きるようなインテリアは・・・
ちょっとした見直しでも随分と改善されます。

家こそぜひ自分仕様に。
それこそがインテリアのチカラだと思っています。
私のお客様にはそのような事例がたくさんあります。

まずは、ちょっと見直してみてください。
またぜひ、プロのアドバイスを受けてみることをお勧めします。
渦中にいると気づかないものですから。

プロフィール

松本 佳津

空間のデザインは人を活かすために

関わる方々それぞれの思いや価値観を大切にしながら「インテリアのチカラ」「デザインの愉しさ」を
様々な切り口でご提供しています。

Plan&Consulting (人を活かす、人が活きる建築空間プランの提供)
Power up (住を切り口に企画教育プロデュース)
Promotion (空間にマッチしたプロモーションの総合提案)

3つのPを柱とし、インテリアから発想することを意識しています。

具体的には住宅の新築・リフォーム・インテリア提案、クリニックのインテリアデザイン・総合プロモーション等。
お問い合わせ・ご依頼は・・・WWW.51matsu.com

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