不思議な魅力に惹きつけられる 大草原の小さなコンクリートハウス

これは現代版：大草原の小さな家だ。スペインの建築事務所「Ábaton」は、移動が可能な小さなコンクリートハウス「APH80」を生み出した。無機質なコンクリートであるはずなのに、なぜか温もりの感じられる不思議な魅力に惹きつけられる。


舞台は自然溢れる大草原。外壁がセメントで覆われている小さな家は、コンテナハウスのように輸送が容易で、空いてる場所があれば簡単に設置できる。







リビングルームやキッチン、バスルーム、ベッドルームにはダブルベッドが備わっている。２人で生活するには充分過ぎる間取りで、ワイドな窓からは、大草原とワイルドな山々を眺めて楽しむことができる。開放的な大空間に、忘れかけた幼き頃の冒険心がくすぐられそう。







コンクリートハウスAPH80は、移設ができるので海や山のレジャー拠点にしたり、趣味に没頭するための別荘やミニコテージとして使うのも面白いでしょう。製造期間に６〜８週間程要するが、組み立てには１日もかからない。広さは２７平米で価格は21,800ユーロ（約291万円）から。

Casa Transportable ÁPH80｜Ábaton