理想の住まいを思い描き信頼できるベストパートナーを選ぶ

設計を依頼する前に、まずは自分たちの理想の住まいを具体的にイメージすることが大切です。新しい住まいに対する家族全員の要望を整理して、依頼することで作業が効率よく進んで行きます。

理想の住まいを具体的にイメージする

まずは、家族全員が快適に暮らすことができる住まいを実現するために、現在の住んでいる家の不便さや不満点について洗い出しておきましょう。今の暮らしを見つめ直すことで、家族のライフスタイルがわかり、住み心地のいい住まいの条件が見えてくるはずです。

次に、各部屋の広さや希望を整理します。雑誌やカタログなど、希望のイメージを表す写真があれば、用意しておきましょう。また、車やペットについても、忘れずに記入しておきましょう。

一口に要望といっても現実的なものから非現実的なものまで多様なので、必ず優先順位を付けておきます。

もしかすると、敷地や予算などの点から、全ての要望が満たされないかもしれません。しかし、家族の要望をしっかりと伝えることで、設計士の経験や知識を生かした、最善のプランをしてくれるでしょう。

ラフプランと見積もりを依頼する

気になる会社も数社に絞り込めるようになったら、同条件でラフプランを依頼しましょう。敷地条件や家族でまとめた新居の要望書、予算などを伝えます。

一般的にはラフプランの作成は無料ですが、会社によって異なり、相談する条件次第で有料になるケースもあるので事前に確認しましょう。

また、設計・施工の両方を行う工務店・ハウスメーカーと、施工を別途工務店に依頼する設計事務所では、見積もりの意味合いやタイミングが異なりますので、注意が必要です。

おおよそ2週間程でラフプランと概算見積もりが提出されてきますので、しっかりと説明を受け、家づくりのベストパートナーとして信頼関係を築けるかということを検討していきます。