京都のカフェと、銀座の壁紙屋。

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大阪のお客様の案件続いておりまして、新幹線で往復している日々です。
ついでに京都へと足を運んでいたりもします、実は。

インテリア業界内でここのところ活気づいている「壁紙」の世界。
WALLTZは、壁紙専門のオンラインショップ「WALPA」「壁紙屋本舗」を手掛ける㈱フィルさんが、デザイナーさんと組んで新しく日本の壁紙として立ち上げたオリジナルブランド。
WALPAは、福岡、大阪、名古屋、銀座と次々に実店舗を出店をされているのですが
これだけ景気よく事業展開しているのは、
ニトリなどの大型店舗等をのぞけば同じインテリア業界では他を知りません。
濱本さんってすごいなぁ~って、単純ですが、思ったりします。

ま、そんな新ブランドWALLTZが、
京都のマルニカフェでイベントをやってますよというので、大阪出張のついでにランチがてらのぞいてきたわけです。

WALLTZの壁紙はかわいらしく、そして大胆だ。
デザイナーの個性。
今までの国産壁紙では決して代用がきかない、オリジナリティにあふれている。

「壁紙は白じゃなきゃいけないわけじゃないぜ!」と
攻撃的にこちらに向かって問いかけてくるような、そんなブランド。
パンフレット等ではみかけていたのですが
実際に施工した場を見ると、やはり印象は違いますよね。
いい感じでした♪

WALLTZの壁紙が貼られているマルニカフェは、
ほっこりして気取らない雑貨屋の雰囲気。
すべてが素朴だ。それでいて、無骨。

マルニカフェと、WALLTZ。
両者は、とてもマッチしていたように思います。


サンゲツやリリカラ、シンコールやルノンといった国内の壁紙。

テシードやマナトレーディングといった輸入の壁紙。

それに、WALLTZのように若いデザイナーやアーティストを集めた
オリジナルのブランドの壁紙。

たくさんの選択肢が増えて、インテリアとしての「壁」はますますおもしろくなっていきそうです♪

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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