世界的建築家 オスカー・ニーマイヤー死去 104歳

現地報道によると、世界的ブラジル人建築家オスカー・ニーマイヤー氏がリオデジャネイロの病院で死去した。104歳だった。
心よりご冥福をお祈りします。

オスカー・ニーマイヤー

現代建築の巨匠

【 オスカー・ニーマイヤー 】

オスカー・ニーマイヤー(1907年12月15日- )ブラジル、リオデジャネイロ市生まれ。
師ルシオ・コスタが、設計顧問として“モダニズム建築の父”と呼ばれた仏のル・コルビュジエを招いたことをきっかけに、共に1943年に旧教育保健省(リオ)、52年に国連本部ビル(ニューヨーク)を手掛ける。20世紀近代建築の巨匠たちが夢見つつも、決して実現することのできなかった近代都市・ブラジリアをつくった建築家。曲線を駆使した独創的な発想は衰えを知らない。現在、104歳という年齢だが現役建築家として、精力的に活動を続けている。

主な受賞
1963年:レーニン国際平和賞
1970年:アメリカ建築家協会ゴールド・メダル
1988年:プリツカー賞
2004年:高松宮殿下記念世界文化賞

主な作品
1943年 サン・フランシスコ礼拝堂
1943年 ブラジル旧教育保健省庁舍
1951年 コパン・コンプレックス(サンパウロ)
1952年 国際連合本部ビル
1958年 ブラジリア大聖堂
1960年 ブラジル大統領府「台地の宮殿」
1975年 モンダドーリ出版社本社
1981年 フランス共産党本部
2002年 オスカー・ニーマイヤー美術館
2006年 ブラジル国立美術館
2007年 ブラジル国立図書館
2007年 ポピュラー・シアター
2011年 オスカー・ニーマイヤー国際文化センター

▼関連書籍
オスカー・ニーマイヤー 1937‐1997
オスカー・ニーマイヤー 形と空間


▼関連動画
オスカー・ニーマイヤー
Oscar Niemeyer|オスカー・ニーマイヤー

プロフィール

東恩納 尚縁

将来の夢は孫と一緒に暮らすこと。

孫ができた為、将来は娘夫婦と二世帯住宅の夢を持っています。
「住まい」について考えたコラムを寄稿しています。

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