椅子と残暑

2012年8月12日


立秋とは名ばかりに、なんて残暑見舞いを書いたばかりなのですが、それでもどういう訳か夏の一番の盛りは過ぎたように感じます。連日気温は軽く30度をオーバーしてますが、風向きと微妙な湿度の加減がそうさせるのかもしれません。セミの亡骸もよく見かける様になりました。だるくてやるせない夏もどこかに行こうとしています。

いろいろな作業の合間を見てふたたび椅子を作ってみました。今回使ったのはシナのランバーコアというベニヤみたいなもの。厚みも今までの12ミリから18ミリにしてみました。厚くした分、ちょっと重くなったけど丈夫になった。塗装はかけてません。なのでそのうち汚れるだろうな。塗膜は木材を保護してくれます。塗った方が良いのはわかってるけど、シナの白さは損なわれてしまいます。木口は塗料が吸い込まれて特に色が濃くなってしまいます。そして何よりも肌ざわりが変わります。ナマのまま仕上げとしました。少しエロいかなあ。関係ないか。

仕上げという割にはあと一か所、考えてみたいところがあります。たいした事ではないのだけどどうしようか思い悩む点があります。いつかちょっとだけ、ふたたびノコを入れるかもしれません。このままかもしれません。しばらく眺めています。

竹中設計事務所アシュ

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名古屋のローコスト住宅を得意とする事務所

名古屋近辺で坪単価50〜60万円台の住宅を得意とします。ハウスメーカーで納得されない方はぜひ一度ご相談ください。よろしくおねがいします!

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