ふりそそぐものたち
2012年12月15日
青木野枝さんの展覧会に行ってきた。
名古屋市美術館と豊田市美術館で同時に開催されていて僕が行ったのは名古屋の方。すんごく良かったという学生さんの評判を聞いてやっぱり見にいかなきゃなと思い時間を見つけて行ってきた。
街に貼られたポスターは見ていたのでどんなものなのかはおよそ知ってたつもりだったけど、行って見てきたそれはそこから想像したものよりずっと素敵なものだった。素材となっている鉄は10ミリはあろうかという厚い板をバーナーで切り落としたままのもの。だから構成されているひとつひとつのピースはとても荒く、さわればケガしてしまいそうなものだった。だけど組み合わされて出来上がったそれは何故か優しく柔らかで、全体をつつみこむおおらかさがあった。展覧会の題名は「ふりそそぐものたち」だ。だからなんだろうか、全ては雨や太陽の光を思い出させるようなところがあって、いつくしみ、といいうことばがぴったりくる。鉄って工業製品のはずなんだけどな。触ってひややかなあのつめたい感じは全然しない。それよりも熱を帯び大地を構成している物質のひとつから生み出し創り出されたという感じが、ありありとした。
豊田の方も行こうかなあ。
竹中設計事務所アシュ
名古屋のローコスト住宅を得意とする事務所
名古屋近辺で坪単価50〜60万円台の住宅を得意とします。ハウスメーカーで納得されない方はぜひ一度ご相談ください。よろしくおねがいします!