さすが江戸っ子‐1369‐
2017年4月13日
さすが江戸っ子‐1369‐
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「さかたファミリー歯科クリニック」の現場へ行くのに、JR学研都市線に乗る機会が増えました。
今日はポカポカと気持ちがよく、気づくウトウトと居眠りを……
春眠暁をおぼえずで、気持ちのよい季節になりました。
春になったので、そろそろ船を出そうと免許をみると、有効期限が切れています。
小型船舶操縦免許は5年に一度、講習を受ける必要があり、失効講習を受けてきました。
会場は新大阪にある大阪市立青少年センター。
旧称は 大阪市立青少年文化創造ステーションで、佐藤総合計画の設計。2003年の作品のです。
ユースホステルが入っていますが、外観はまさにホワイトベース。
ややがらんとした印象でしょうか。
講師の話によると、車の運転免許証は都道府県公安委員会が発行している公文書。
小型船舶操縦免許は国土交通省が発行している公文書。よって、罰則などは小型船舶操縦免許のほうが重いそうです。
2時間半の講習を受け、ようやく操船できるようになりました。
帰りに新幹線の高架沿いを歩いていると、フリーマッケトが催されていました。これがなかなかの活気。
格好良くて清潔より、ラフで猥雑なところに人が集まることはよくあるものです。
先月のことですが、 以前オープンデスクに参加していた女の子から、長男の合格祝いにと、本と手紙が届きました。
合せて、手作りクッキーまで同封してくれていましたが、これは子供達がすぐに食べてしまいました。
本のタイトルは「銀の匙(さじ)」。
なかなか歯ごたえのある本で、これは腰を落ち着けて読まなければなりません。
早速、子供2人にお礼の手紙を書いてもらいました。
娘はクッキーのイラスト付きですが、私の手紙が最も遅く、ようやく4月の初旬に郵送したのです。
手紙の中には彼女の近況報告もあり、「昨年、念願の一級建築士を取得しました」とありました。
働きながら資格をとるのは大変だと思います。ひとまず肩の荷がおりたでしょう。
資格とはそもそも何でしょうか。
まずは最低限の能力を担保するものです。しかし、担保は成長を生まないのがこの世の鉄則。
さらに先を目指さなければ、成長を鈍化させることもあるかもしれません。
東京で仕事をした施工会社の社長が、建築工事請負契約書を指して「こんなものは紙切れだと思ってるんで」と言いきりました。
どうでもよいと言っているのではありません。
クライアントに満足してもらえなければ、そんなものを振りかざしても何の意味もないと知っているのです。
「さすが江戸っ子」と言いたくなりました。
人生は攻め、攻め、攻め。そしてまた攻めです。常に前へ進むしかありません。
彼女はこの日記を読んでくれており、「道標になっている」と書いてくれました。
「よく頑張ったね、おめでとう」という気持ちと、「さあここからがスタート」という2つの気持ちがあります。
20年の先輩として、少しでも役に立てるよう、なんとかそれを体現したいと思うのです。
◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記
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株式会社一級建築士事務所アトリエm
夢は必ず実現する、してみせる。
一級建築士 守谷 昌紀 (モリタニ マサキ) 1970年 大阪市平野区生れ 1989年 私立高槻高校卒業 1994年 近畿大学理工学部建築学科卒業 1996年 設計事務所勤務後 アトリエmを設立 2015年 株式会...