交錯する一点に建つ
2013年8月9日
「詩人」として有名な立原道造が、
大学を卒業し、
「建築家」として就職したのが、
当時の設計事務所、
石本建築事務所でした…。
しかし、彼は、
その就職から2年後には、
病のため、この世を去ってしまい、
その才能に見合った活躍をすることが出来ませんでした...。
ただ、この会社で、彼は、
タイピストとして働いていた、
水戸部アサイと出会います…。
そして、彼女が、
彼の人生の最期に、
献身的な看護に当たることになります…。
以前に紹介した「ヒアシンスハウス」が、
水戸部アサイと一緒に暮らすために構想した家なのかどうかは、
ちょっとわかりませんが
(個人的には、さすがに二人で暮らすのは厳しいと思います)、
彼の、あまりにも短い、会社員時代が、
辛いことばかりでなかったのは、何よりでした…。
ところで、この、
立原道造が勤めた、石本建築事務所...。
この会社を開設した、
石本喜久治のことを…。
話は、以下に続きます...。
http://blogs.dion.ne.jp/k_nakama/archives/11274032.html
仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...