立教大学キャンパス

2013年9月7日

先日、近くまで行ったので、
立教大学に寄ってきました...。





前に来たのは、いつだったか、
ちょっと思い出せないくらい、久しぶりです...。

ちょうど、
オープンキャンパスをやっていたみたいで、
進学予定の高校生に混ざって
(全然混ざれていなかったとは思いますが)、
いろいろと見学させてもらいました...。


随分と久しぶりだったため、
前のことがハッキリと思い出せないのですが、
今回の感想は、
「あれ、こんな感じだったかな」でした...。


広々とした芝生の庭を囲むように、
低層の、煉瓦造建築が点在している、といった、
「絵に描いたような美しいキャンパス」という、
イメージを持っていたのですが、
今回観てみたら、
確かに、その部分は、キチンと残っているのですが、
それに加えて、
周囲に、背の高い建物が、
押すな押すな、という感じで、建ち並んでいて、
なんか、ひどく窮屈な感じがしてしまいました...。





当初のキャンパス計画が、
どのような理想に基づくものだったのか、
よく知らないのですが、
こんなに建て混んでしまうと、
果たして、この姿が、
そうした、当初の理想に照らして、どうなのだろうか、
と思ってしまいました...。


とは言え、
いろいろと事情もあってのことなのでしょうから、
もし仮に、
そうした要請を受けて、自分が計画をしようと思ったら、
きっと、なかなか難しくて、
外壁を煉瓦にしました、とか、
蔦をはわせてみました、とか言って、
出来る限りの統一感を目指すしか、
選択肢がないのかもしれませんね...。


こうしたことは、
建築の問題なのですが、
当然、
建築だけで解決可能なものでもない話で、
そもそも、今後、
どんな学校にしていこうとしているのですか、
というような、
根本的な問いに答えようとしないことには、
なかなか難しいことのように思いました...。


まあ、
相当に難しい決断なのでしょうから、
あまり悪口ばかりも言えない感じがあって、
「主要な部分が残っているのだから、それで十分ではないか」、
と言われれば、
そういうことでOKなのであれば、
それでいいのかもしれませんね、
と言うしかありませんけど...。

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仲摩邦彦建築設計事務所

プロフィール

仲摩邦彦建築設計事務所

ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。

建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...

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