内部と外部の間に水平に広がる中間領域
本計画は内部と外部の間に水平に広がる中間領域を設け、多様で豊かな空間を試みたプロジェクト。 敷地は南東角地という好立地な条件から、私たちは外部に解放された居間を南東側に設け、その間に内と外を繋ぐ「縁側空間」を設けました。この縁側空間と居間は床と天井で水平に繋ながり、壁と柱をランダムに配置させることにより境界を曖昧にし、社寺建築に見られるような魅力ある中間領域をつくり出しました。 そしてこの中間領域は内部空間の「開放性」と「包まれ感」をうまく共存させ、外的要素からの緩衝地としての役割も果たし一年を通して内部環境を守ってくれます。 また内部空間では将来の変化にも対応出来るように子供室以外を一階に配置させ、家族で音楽を楽しむことの出来る多目的室(防音室)を居間横に設けることで、家族の繋がりと多様性をつくり出しました。
作品名 | 阿久比の家 |
---|---|
ジャンル | 無垢・自然素材,平屋,和風建築 |
所在地 | 愛知県知多群阿久比町 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | 4LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 吹き付け |
屋根の形 | 寄棟 |
壁 | 珪藻土 |
床 | カバザクラ |
構造 | 木造在来工法 |
敷地面積 | 87坪 |
延床面積 | 36坪 |
所在地 | 愛知県知多郡阿久比町 |
ロケーション | 分譲地 |
主要メーカー | ヤマハ |
滋賀・京都のリノベーション、パッシブハウス
建築事務所:TUKURU建築設計舎
京都・滋賀を中心に業務しております。
建築事務所:一級建築士事務所 建築意匠設計室
滋賀を拠点とし広く活動する建築設計事務所
建築事務所:北脇一郎建築設計事務所