ガレージハウスの店舗併用住宅
建設地は、山や河川に囲まれた清々しい環境の丘陵地です。デトックス効果のある環境の中にサロンをオープンするための店舗付き住宅を計画しました。
作品名 | WoodBoxサロン(in荒尾) |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,旗竿・狭小住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 熊本県荒尾市 |
設計から完成迄の期間 | 2015年6月~2016年6月 |
構造 | 木造 |
予算帯 | 2000万円~2500万円 |
敷地面積 | 約58坪 |
延床面積 | 約44坪 |
写真の撮影者 | 岩瀬隆広 |
内外一体のステップフロアの家
建設地は、江津湖周辺の住宅密集地にあります。土地形状は、細長い台形のような変形敷地。湖が近いことより水に関わる問題解決を軸に計画がスタートしました。結果、「船」がヒントになった家です。
作品名 | Shipな家(in江津) |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 熊本県熊本市 |
設計から完成迄の期間 | 平成22年6月~平成23年7月 |
間取り | 3LDK |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 2000万円~3000万円 |
敷地面積 | 約38坪 |
延床面積 | 約44坪 |
所在地 | 熊本市 |
写真の撮影者 | 岩瀬隆広 |
内外一体のステップフロアの家
建設地は、江津湖周辺の住宅密集地にあります。土地形状は、細長い台形のような変形敷地。湖が近いことより水に関わる問題解決を軸に計画がスタートしました。結果、「船」がヒントになった家です。
作品名 | Shipな家(in江津) |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 熊本県熊本市 |
設計から完成迄の期間 | 平成22年6月~平成23年7月 |
間取り | 3LDK |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 2000万円~3000万円 |
敷地面積 | 約38坪 |
延床面積 | 約44坪 |
所在地 | 熊本市 |
写真の撮影者 | 岩瀬隆広 |
内外一体のステップフロアの家
建設地は、江津湖周辺の住宅密集地にあります。土地形状は、細長い台形のような変形敷地。湖が近いことより水に関わる問題解決を軸に計画がスタートしました。結果、「船」がヒントになった家です。
作品名 | Shipな家(in江津) |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 熊本県熊本市 |
設計から完成迄の期間 | 平成22年6月~平成23年7月 |
間取り | 3LDK |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 2000万円~3000万円 |
敷地面積 | 約38坪 |
延床面積 | 約44坪 |
所在地 | 熊本市 |
写真の撮影者 | 岩瀬隆広 |
内外一体のステップフロアの家
建設地は、江津湖周辺の住宅密集地にあります。土地形状は、細長い台形のような変形敷地。湖が近いことより水に関わる問題解決を軸に計画がスタートしました。結果、「船」がヒントになった家です。
作品名 | Shipな家(in江津) |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 熊本県熊本市 |
設計から完成迄の期間 | 平成22年6月~平成23年7月 |
間取り | 3LDK |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 2000万円~3000万円 |
敷地面積 | 約38坪 |
延床面積 | 約44坪 |
所在地 | 熊本市 |
写真の撮影者 | 岩瀬隆広 |
平屋のようなワンルーム空間の2階建て住宅
建設地は、市街地の密集住宅地に位置し建て替えの物件となります。既存の家があることより、環境の正確な把握ができ、日当たり、風の通り、視線の抜けなどの細かいデーターをとることができました。そこから導き出した家は、太陽高度を意識したパッシブな住まい空間となっています。33°46′48″は、この土地の冬至南中高度です。
作品名 | 33°46′48″(in大江) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 熊本県熊本市 |
設計から完成迄の期間 | 2012年5月~2013年7月 |
間取り | 3LDK |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 2000万円~2500万円 |
敷地面積 | 約50坪 |
延床面積 | 約37坪 |
所在地 | 熊本市 |
ロケーション | 住宅密集地 |
写真の撮影者 | 岩瀬 隆広 |
平屋のようなワンルーム空間の2階建て住宅
建設地は、市街地の密集住宅地に位置し建て替えの物件となります。既存の家があることより、環境の正確な把握ができ、日当たり、風の通り、視線の抜けなどの細かいデーターをとることができました。そこから導き出した家は、太陽高度を意識したパッシブな住まい空間となっています。33°46′48″は、この土地の冬至南中高度です。
作品名 | 33°46′48″(in大江) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 熊本県熊本市 |
設計から完成迄の期間 | 2012年5月~2013年7月 |
間取り | 3LDK |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 2000万円~2500万円 |
敷地面積 | 約50坪 |
延床面積 | 約37坪 |
所在地 | 熊本市 |
ロケーション | 住宅密集地 |
写真の撮影者 | 岩瀬 隆広 |
平屋のようなワンルーム空間の2階建て住宅
建設地は、市街地の密集住宅地に位置し建て替えの物件となります。既存の家があることより、環境の正確な把握ができ、日当たり、風の通り、視線の抜けなどの細かいデーターをとることができました。そこから導き出した家は、太陽高度を意識したパッシブな住まい空間となっています。33°46′48″は、この土地の冬至南中高度です。
作品名 | 33°46′48″(in大江) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 熊本県熊本市 |
設計から完成迄の期間 | 2012年5月~2013年7月 |
間取り | 3LDK |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 2000万円~2500万円 |
敷地面積 | 約50坪 |
延床面積 | 約37坪 |
所在地 | 熊本市 |
ロケーション | 住宅密集地 |
写真の撮影者 | 岩瀬 隆広 |
別荘としての利用計画から移住へ。こだわりの庭を育てる家
土地探しから協力させていただいた家です。 最初は別荘として使用して、その後移住するということで始まりました。別荘作りのお手伝いは嫌いなほうではなかったので最終的に決まるまで3、4回現地に通い、毎回数カ所の土地を一緒に見て廻りました。自分で土地を探して家を建てようとする方は、皆さん何らかのこだわりがあります。それでいつも建主さんから教わることが多いのですが、今回もそのこだわりを理解しているつもりでしたが、その強さまでは十分理解できていなかったようです。 リタイァして庭づくりを楽しむための土地探し、とのことでしたが、経験的に広い土地は管理で持て余す方が多くいらっしゃいます。この土地は最初、鬱蒼とした森と藪と竹林で、火山岩が多く、その整備やその後の庭づくりにかなりの費用を要すると思われ、建築的にはなんとかなるものの、通常なら強く勧める土地ではありませんでした。なるべく既存樹を残して計画しましたが、それでもかなり伐採を必要としました。ドローン写真の大木の庭木群を見れば理解できると思われますが、新築時にこのような大木の既存樹のたくさんある計画はあまり経験ありません。元の売主さんも持て余して手放したくなったものらしく、確かに広さ的には費用対効果の高い土地で、防犯カメラ等にも気を遣う必要がありました。 毎朝かかさずお手入れしている苔庭のすばらしさからは半端でない情熱が感じられます。 キッチンのそばにパソコンコーナーを配していて、リモートワークもできます。その後ろには倉庫を兼ねた食品庫になっていて冷蔵庫もその中にあり、引戸一枚で隠されています。 豊かさとはなにか。考えさせられる瞬間でもあります。 理想の暮らしからつくりあげた建物となりました。
小さくても伸びやか平屋
相模原市に建つ小さな平屋です。 28坪とは思えない伸びやで大らかさがあります。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! ameblo.jp/atelier137/theme-10105963058.html
作品名 | 065相模原 I さんの家 |
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ジャンル | 郊外住宅,平屋,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 神奈川県相模原市 |
小さくても伸びやか平屋
相模原市に建つ小さな平屋です。 28坪とは思えない伸びやで大らかさがあります。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! ameblo.jp/atelier137/theme-10105963058.html
作品名 | 065相模原 I さんの家 |
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ジャンル | 郊外住宅,平屋,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 神奈川県相模原市 |
小さくても伸びやか平屋
相模原市に建つ小さな平屋です。 28坪とは思えない伸びやで大らかさがあります。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! ameblo.jp/atelier137/theme-10105963058.html
作品名 | 065相模原 I さんの家 |
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ジャンル | 郊外住宅,平屋,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 神奈川県相模原市 |
小さくても伸びやか平屋
相模原市に建つ小さな平屋です。 28坪とは思えない伸びやで大らかさがあります。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! ameblo.jp/atelier137/theme-10105963058.html
作品名 | 065相模原 I さんの家 |
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ジャンル | 郊外住宅,平屋,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 神奈川県相模原市 |
風が通るマンションリノベーション
代官山の駅にほど近い立地ながら、静かな環境のマンションフルリノベーション。低予算という条件から、以前のプランから大幅な変更はせず、既存のRC壁を生かした設計とした。新設壁はラワン合板仕上げとし、水廻り以外は建具を開け放つとワンルームとなる。ワンルームとなった空間には東西に気持ちの良い風が流れ、マンション特有の風が抜けないプランにならないように配慮した。 西側寝室の収納部分は建具で仕切らず、使い勝手を良くするため回遊動線とした。その結果、収納にも風が抜け、湿気たまりがなくなる。 東側居間、ワークルームは緑を望むことができ、穏やかな光が差し込む落ち着いた場、中央の食堂・台所は東西の窓が望め、風の通りを一番感じられる仄暗く、安堵感のある場となった。
作品名 | 恵比寿西マンションリノベーション |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,マンション・アパート,コンクリート打放し |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 3か月 |
延床面積 | 52.03 |
所在地 | 東京 |
施工者 | 株式会社 二空 |
写真の撮影者 | 早田雄次郎 |
昭和レトロな台所土間のある家
山側の緑豊かな場に建つ、築40年の中古住宅の改修。 部屋の構成は変えず、古くなった設備の更新、以前の雰囲気を生かしながらの仕上げの変更を施した。それにより、快適で気持ちの良い、穏やかな空間に仕上げることができた。 施主自ら塗った漆喰壁も、味があってこの場に良く馴染んでいる。 ご要望の昭和レトロな雰囲気も醸し出せたのではないだろうか。
作品名 | 大磯K邸 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,リフォーム・リノベーション,現代建築・現代住宅 |
所在地 | - |
写真の撮影者 | 早田雄次郎 |
愛知県豊橋市に建つ、木造二階建ての住宅です。
駐車場側は開口部を設けず、ポーチへの入り口のみとしました。 木製の框戸を開けると玄関戸が現れます。 L型の玄関。 地窓で中庭から光を取り込んでいます。靴箱はメープルの突板にて制作、土間は墨を混ぜたモルタルで仕上げました。 中央に計画した中庭は、玄関、階段、リビング、フリースペースなど、色々な場所から眺める事ができます。 砕石と苔山のシンプルな計画、シンボルツリーはアオダモです。
作品名 | 牛川の家-ushikawa |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,都市型住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 愛知県豊橋市 |
設計から完成迄の期間 | 14ヶ月 |
敷地面積 | 167.76㎡ |
延床面積 | 159.82㎡ |
内部の動線が二重の輪になっている住宅です。
閑静な住宅地で南に少し傾斜しているため、見晴らしと日当たりの良い敷地です。 リビング等に吹き抜けを設け、温度差によっても南北の通風を採れるようにしています。内部の動線が二重の輪になっている住宅で、廊下が無く生活に便利な計画になっています。
作品名 | double loop |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,平屋 |
所在地 | 埼玉県 |
構造 | 木造 |
予算帯 | 2000万円台 |
敷地面積 | 209.98㎡ |
延床面積 | 92.74㎡ |
所在地 | 埼玉県 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 石井設計事務所 |
写真の撮影者 | 石井設計事務所 |
4人家族のための既存の平屋建て住宅のリノベーション計画です。
建主さんの希望は、建坪が約13坪という4人が暮らすには大変厳しい広さですが、そんな中でも各自のスペースがほしい、また明るくのんびり寛ぎたいというものでした。 そこで今回プランをするにあたり、平面上だけで考えるのではなく、建物全体の体積・平屋建てという部分に焦点を当てました。建物が広く見えるような仕掛けや、光や風を取り入れる工夫を ふんだんに取り入れ、決して陽の光だけではない、家族が空間を照らす力が感じられるような家づくりを目指しました。 また昔の建物と新しい建物の共存についても考えました。新しく生まれ変わった住宅が突如降ってきたようなものではなく、今までの暮らし、生活での長い時間の間に受け継がれてきたもの を、設計者として少しでも感じてもらいたいという想いを込めています。
作品名 | 上天神町の家 |
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ジャンル | 平屋,リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 京都府 |
外壁 | ガルバリウム鋼板タテハゼ葺き |
壁 | 珪藻土塗り |
床 | ブラックチェリー無垢フロアー |
写真の撮影者 | 岡田 大次郎 |
賃貸向け京町家の改修
京都市東山区。昭和初期に建てられた長屋の改修プロジェクト第二期工事。長年居住していた前入居者によって奔放にアレンジされた内装・外装を剥がし、DIY増築された部屋を減築して庭を復元、オリジナルな状態に戻した上で、薄暗かった二間の和室を杉板張りの大きな居間に転換してファミリー向けの住居に再生しました。東西の開口や階段上部から漏れる光が白く仕上げた壁・天井によって拡散して、庇の深い町家ながら室内は明るい雰囲気で満たされています。土壁の補修は中塗りに留め、新設の合板や床板は古色塗装せず素地のまま用い、殆どの柱梁や木製建具を美装・補修の上再利用しました。改修をリノベーション(刷新)よりむしろリストア(再起)と捉えることが、厳しいコストの制約を受ける事業案件の改修を解く鍵になるのではないかと考えています。
作品名 | 昭和小路の長屋Ⅱ |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,旗竿・狭小住宅,和風建築 |
所在地 | 京都府京都市東山区 |
基礎 | 玉石基礎 |
外壁 | 漆喰・焼杉貼 |
屋根の形 | 切妻・桟瓦葺 |
壁 | 土壁中塗・ラワン合板・フレキシブルボードUC |
床 | 杉フローリング・フレキシブルボードUC |
構造 | 木造伝統工法 |
敷地面積 | 16坪[53m2] |
延床面積 | 23坪[76m2] |
施工者 | 城南組 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
斜め天井に導かれ、山の緑へと視界が広がる 自然に抱かれた空間
東に山が迫る山のふもとに建つ、夫婦と3人の子どものための家です。 南は、海を遠くに望めるが眼前には高速道路が横切ります。 そのような環境にあって、周囲の自然を取り入れつつ、高速道路の存在を感じさせない、半ば開き半ば閉じるような住空間を形づくることにしました。 中央に大きな吹抜のリビング、それを取り巻くように各部屋を配置しました。リビングの吹抜天井を山に向かって急勾配で持ち上げることで、山の緑のボリュームが空から目に飛び込んでくるようにしました。小部屋(サンルーム)をリビング吹抜の南側上部に吊り下げ、高速道路の存在を遮蔽するような効果を生み出しました。2階はリビング吹抜に面して子どもたちのための大きなカウンターを設け、一人一人が自分の席において独立した落ち着きが感じられるように、急勾配の天井や、斜めにはり出すサンルームによって、リビングの大空間を適度に分節していきました。 リビング全体を見渡そうとすると、急勾配の壁や天井が視界を斜めに遮ります。一方、遮られない残りの部分から奥へと視線が導かれていきます。こうして遮られた視界とつながった視界とが斜線を境にパッチワークのように組み重なっていきます。木立、岩などによって視界が見え隠れすることで先へと心が誘われていく山での体験にも通ずるこの建築空間の中で、住み手の心が、日々新しい世界を感じつつ、豊かに育まれていくことを願っています。 詳しくは http://www.prime-arc.com/78/78.html でご覧になれます。
作品名 | 山に向かう家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,エコ住宅・省エネ住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 神奈川県小田原市 |
設計から完成迄の期間 | 1.5年 |
間取り | 5LDK |
基礎 | 地盤改良 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 平葺き |
屋根の形 | 切妻 |
構造 | 在来木造 |
予算帯 | 3000万円〜4000万円 |
敷地面積 | 24.92m2(158.79坪) |
延床面積 | 39.17m2(42.1坪) |
所在地 | 神奈川県小田原市 |
ロケーション | 山のふもと 市街化調整区域 |
施工者 | 大同工業 |
写真の撮影者 | 加藤嘉六 |
都市の3階建のコートハウス
都市部の3階建て住宅です。周囲は住宅などが建て込み、3階建ても多くある地域でした。 建物同士の間隔も比較的近く、できれば周囲からの視線が気にならずに穏やかな生活を送りたいとのことでした。そこで、中庭を取り、主要な窓はそこに集めています。外壁の中庭に面する部分は内勾配のルーバーとし、やわらかく光を取り入れています。 来客時に利用する土間の応接室を希望されていました。しかし普通に確保した場合、面積的に少し手狭でした。玄関と兼用すれば土間の面積が広がり、視覚的にはホール部分まで広がります。さらに引き込み戸を開ければ中庭まで広がる開放的な空間となりました。 都市部で気兼ねなく生活ができるプライバシーに配慮した住宅です。
作品名 | 東中浜の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,都市型住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 大阪府 |
将来店舗併用を想定したシックでモダンな黒の家
都内大田区に計画した木造3階建の一戸建住宅です。 近隣地で飲食店を営むお施主様から、将来自宅でもお店を構えられるようにとの要望を受け、1階部分を店舗に転用できるよう、内部に構造耐力壁をなくし、間仕切り壁を撤去可能な建築構成としました。 各階の構成として、1階に構造袖壁を利用した玄関収納のある土間スペースと寝室を配置し、ワンフロアースペースの2階には、対面式キッチンを持つリビング、ダイニングを配しました。 また最上階の3階には子供部屋と洗面、ランドリー等の水周りスペースを配置し、トップライトを持つ階段を上がって、屋上のルーフバルコニーへと出られるようにしました。 外観は黒色の外壁と、木目調のルーバーで構成された、シックでモダンな建築デザインとしました。
現代的なライフスタイルの間取りへリノベーション
都心の住宅密集地に、戦後間もない頃建てられた住宅にお住まいの、お客様からリノベーションのご相談を戴きました。 小さな家に大人4人で住まわれていましたが、仲の良いご家族で、上手に暮らしていました。元々の間取りは、旧来の生活習慣の合せていた為、現代的な生活が送れる間取りへの変更を考えました。 玄関ホールと洗面所が無い不便さを解消するため、小さいながらも玄関ホールをつくり、和室の居間を広げ、フローリング貼りにし、キッチンをつけることで、リビングダイニングキッチンとしました。とは言え、小さな面積ですので、作りつけのソファーをつくり、テレビ台を組み込んだ食器棚やソファー上部の吊戸棚、キッチンの廻りには家事がし易くなる収納を作りつけ、コンパクトながらも生活し易いLDKを実現しました。洗面所も新たに作りオリジナルの家具の工夫で、小さくとも洗濯・洗面・脱衣が出来る空間にしています。 最上階は、天井を屋根なりに斜めに高くし、梁を見せることでちょっとした隠れ家部屋の様な個室になりました。お父様の絵を保管して置く場所、生活の用具など、どこに何を入れどう出すかを綿密に考え、取り出せる・仕舞える収納を色々な場所につくっています。製作したソファーの座面したの中にも奥様の仕事用品を入れるなど、必要な場所に必要なサイズの収納を設けています。 猫ちゃんが出ていかない様、玄関内側に引き戸を設けました。光を取り入れ圧迫感をなくす為、階段は踏み板の間の板を抜いたスケルトン階段にしましたが、猫ちゃん絶好の通り道になっています。耐震改修をしっかりするため、新たに基礎を作るなど、構造をフルリノベーションしています。 公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから ⇒ https://www.ogino-a.com
作品名 | 猫と暮らす、リノベーション狭小住宅 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,リフォーム・リノベーション,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都北区 |
設計から完成迄の期間 | 8ヶ月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 塗装 |
床 | ナラ無垢フローリング |
構造 | 木造(在来工法) |
敷地面積 | 32.69㎡(9.88坪) |
延床面積 | 65.09㎡(19.68坪) |
所在地 | 東京都北区 |
ロケーション | 住宅密集地 |
写真の撮影者 | OginoTakamitsu Atelier |
現代的なライフスタイルの間取りへリノベーション
都心の住宅密集地に、戦後間もない頃建てられた住宅にお住まいの、お客様からリノベーションのご相談を戴きました。 小さな家に大人4人で住まわれていましたが、仲の良いご家族で、上手に暮らしていました。元々の間取りは、旧来の生活習慣の合せていた為、現代的な生活が送れる間取りへの変更を考えました。 玄関ホールと洗面所が無い不便さを解消するため、小さいながらも玄関ホールをつくり、和室の居間を広げ、フローリング貼りにし、キッチンをつけることで、リビングダイニングキッチンとしました。とは言え、小さな面積ですので、作りつけのソファーをつくり、テレビ台を組み込んだ食器棚やソファー上部の吊戸棚、キッチンの廻りには家事がし易くなる収納を作りつけ、コンパクトながらも生活し易いLDKを実現しました。洗面所も新たに作りオリジナルの家具の工夫で、小さくとも洗濯・洗面・脱衣が出来る空間にしています。 最上階は、天井を屋根なりに斜めに高くし、梁を見せることでちょっとした隠れ家部屋の様な個室になりました。お父様の絵を保管して置く場所、生活の用具など、どこに何を入れどう出すかを綿密に考え、取り出せる・仕舞える収納を色々な場所につくっています。製作したソファーの座面したの中にも奥様の仕事用品を入れるなど、必要な場所に必要なサイズの収納を設けています。 猫ちゃんが出ていかない様、玄関内側に引き戸を設けました。光を取り入れ圧迫感をなくす為、階段は踏み板の間の板を抜いたスケルトン階段にしましたが、猫ちゃん絶好の通り道になっています。耐震改修をしっかりするため、新たに基礎を作るなど、構造をフルリノベーションしています。 公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから ⇒ https://www.ogino-a.com
作品名 | 猫と暮らす、リノベーション狭小住宅 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,リフォーム・リノベーション,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都北区 |
設計から完成迄の期間 | 8ヶ月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 塗装 |
床 | ナラ無垢フローリング |
構造 | 木造(在来工法) |
敷地面積 | 32.69㎡(9.88坪) |
延床面積 | 65.09㎡(19.68坪) |
所在地 | 東京都北区 |
ロケーション | 住宅密集地 |
写真の撮影者 | OginoTakamitsu Atelier |
細長い敷地に、中庭プランの明るい光の住まい
敷地は、東側道路で、間口が狭く、奥行きが長く、3方を建物で囲われた、都心の典型的な住宅密集地でした。但し道路の向かい側には公園があり、綺麗な桜の花を咲かせ、赤レンガ造りの建物があり、眺めの良い環境でした。 明るい家をつくる為、中庭を家の真ん中につくり、メッシュ素材でつくったスケルトン階段と共に光を通す筒となり、家の中に光をふんだんに取り入れます。プライバシーに配慮し、覗かれない様中庭には、ルーバー格子を階段には上下の横スリット窓とし室内が見えない様にしています。 3階建ての建物とする為、1階を半地下にして階の高さを押さえる為に、鉄骨造ながら、天井ふところを小さくして、梁を出しています。この梁を利用して間接照明を仕込み、部屋の特徴に転換しています。天井高さは2.4mですが、中庭や階段の部分の抜け感があるので、開放感のある家になっています。 奥様のワークスペースには、趣味の本・DVD・写真集を入れる本棚を作りつけ、階段の横にも一面に本棚をつくり大量の本を収納する場所を確保。公園の桜を借景とする為、2Fの道路側にリビングを配置しています。屋上はバルコニーとし、洗濯物干し遊べるスペースになっています。 公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから ⇒ https://www.ogino-a.com
作品名 | 中庭から光を取り込む、3階建ての住宅 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,二世帯住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都北区 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | 4LDK |
基礎 | 直接基礎 |
屋根の形 | 陸屋根 |
構造 | 鉄骨造 |
敷地面積 | 80.07㎡(24.22坪) |
延床面積 | 142.88㎡(43.22坪) |
所在地 | 東京都北区 |
ロケーション | 住宅密集地 |
写真の撮影者 | OginoTakamitsuAtelier |
細長い敷地に、中庭プランの明るい光の住まい
敷地は、東側道路で、間口が狭く、奥行きが長く、3方を建物で囲われた、都心の典型的な住宅密集地でした。但し道路の向かい側には公園があり、綺麗な桜の花を咲かせ、赤レンガ造りの建物があり、眺めの良い環境でした。 明るい家をつくる為、中庭を家の真ん中につくり、メッシュ素材でつくったスケルトン階段と共に光を通す筒となり、家の中に光をふんだんに取り入れます。プライバシーに配慮し、覗かれない様中庭には、ルーバー格子を階段には上下の横スリット窓とし室内が見えない様にしています。 3階建ての建物とする為、1階を半地下にして階の高さを押さえる為に、鉄骨造ながら、天井ふところを小さくして、梁を出しています。この梁を利用して間接照明を仕込み、部屋の特徴に転換しています。天井高さは2.4mですが、中庭や階段の部分の抜け感があるので、開放感のある家になっています。 奥様のワークスペースには、趣味の本・DVD・写真集を入れる本棚を作りつけ、階段の横にも一面に本棚をつくり大量の本を収納する場所を確保。公園の桜を借景とする為、2Fの道路側にリビングを配置しています。屋上はバルコニーとし、洗濯物干し遊べるスペースになっています。 公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから ⇒ https://www.ogino-a.com
作品名 | 中庭から光を取り込む、3階建ての住宅 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,二世帯住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都北区 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | 4LDK |
基礎 | 直接基礎 |
屋根の形 | 陸屋根 |
構造 | 鉄骨造 |
敷地面積 | 80.07㎡(24.22坪) |
延床面積 | 142.88㎡(43.22坪) |
所在地 | 東京都北区 |
ロケーション | 住宅密集地 |
写真の撮影者 | OginoTakamitsuAtelier |
細長い敷地に、中庭プランの明るい光の住まい
敷地は、東側道路で、間口が狭く、奥行きが長く、3方を建物で囲われた、都心の典型的な住宅密集地でした。但し道路の向かい側には公園があり、綺麗な桜の花を咲かせ、赤レンガ造りの建物があり、眺めの良い環境でした。 明るい家をつくる為、中庭を家の真ん中につくり、メッシュ素材でつくったスケルトン階段と共に光を通す筒となり、家の中に光をふんだんに取り入れます。プライバシーに配慮し、覗かれない様中庭には、ルーバー格子を階段には上下の横スリット窓とし室内が見えない様にしています。 3階建ての建物とする為、1階を半地下にして階の高さを押さえる為に、鉄骨造ながら、天井ふところを小さくして、梁を出しています。この梁を利用して間接照明を仕込み、部屋の特徴に転換しています。天井高さは2.4mですが、中庭や階段の部分の抜け感があるので、開放感のある家になっています。 奥様のワークスペースには、趣味の本・DVD・写真集を入れる本棚を作りつけ、階段の横にも一面に本棚をつくり大量の本を収納する場所を確保。公園の桜を借景とする為、2Fの道路側にリビングを配置しています。屋上はバルコニーとし、洗濯物干し遊べるスペースになっています。 公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから ⇒ https://www.ogino-a.com
作品名 | 中庭から光を取り込む、3階建ての住宅 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,二世帯住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都北区 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | 4LDK |
基礎 | 直接基礎 |
屋根の形 | 陸屋根 |
構造 | 鉄骨造 |
敷地面積 | 80.07㎡(24.22坪) |
延床面積 | 142.88㎡(43.22坪) |
所在地 | 東京都北区 |
ロケーション | 住宅密集地 |
写真の撮影者 | OginoTakamitsuAtelier |
Simple,Beautiful,Minimal
ジュエリーデザイナーの奥様のアトリエを擁する住宅。敷地は5角形で、変形している部分が道路に面していた為、そこに ”繭(まゆ)” のような塊を作り、 人の目に留まるようなファサードとした。住宅街にあるため、全体的に閉じた状態としながら、スリットを入れて居住空間と分断すると共に光と風を 通す計画とした。敷地形状から自然発生的に導かれた45度ラインにより室内には様々な見え方が現れる。 シンプルに美しく住まいたいというクライアントのために室内は極力装飾を排しながらも、重量感ある質感の素材を多用して、 印象的に落ちる絞られた光の空間とした。各所のディテールに少し味付けをして触れる度にその個性を感じる家としたかった。 長い時間を掛けて愛着の湧く住宅になってくれればと思う。
Simple,Beautiful,Minimal
ジュエリーデザイナーの奥様のアトリエを擁する住宅。敷地は5角形で、変形している部分が道路に面していた為、そこに ”繭(まゆ)” のような塊を作り、 人の目に留まるようなファサードとした。住宅街にあるため、全体的に閉じた状態としながら、スリットを入れて居住空間と分断すると共に光と風を 通す計画とした。敷地形状から自然発生的に導かれた45度ラインにより室内には様々な見え方が現れる。 シンプルに美しく住まいたいというクライアントのために室内は極力装飾を排しながらも、重量感ある質感の素材を多用して、 印象的に落ちる絞られた光の空間とした。各所のディテールに少し味付けをして触れる度にその個性を感じる家としたかった。 長い時間を掛けて愛着の湧く住宅になってくれればと思う。
Simple,Beautiful,Minimal
ジュエリーデザイナーの奥様のアトリエを擁する住宅。敷地は5角形で、変形している部分が道路に面していた為、そこに ”繭(まゆ)” のような塊を作り、 人の目に留まるようなファサードとした。住宅街にあるため、全体的に閉じた状態としながら、スリットを入れて居住空間と分断すると共に光と風を 通す計画とした。敷地形状から自然発生的に導かれた45度ラインにより室内には様々な見え方が現れる。 シンプルに美しく住まいたいというクライアントのために室内は極力装飾を排しながらも、重量感ある質感の素材を多用して、 印象的に落ちる絞られた光の空間とした。各所のディテールに少し味付けをして触れる度にその個性を感じる家としたかった。 長い時間を掛けて愛着の湧く住宅になってくれればと思う。
Simple,Beautiful,Minimal
ジュエリーデザイナーの奥様のアトリエを擁する住宅。敷地は5角形で、変形している部分が道路に面していた為、そこに ”繭(まゆ)” のような塊を作り、 人の目に留まるようなファサードとした。住宅街にあるため、全体的に閉じた状態としながら、スリットを入れて居住空間と分断すると共に光と風を 通す計画とした。敷地形状から自然発生的に導かれた45度ラインにより室内には様々な見え方が現れる。 シンプルに美しく住まいたいというクライアントのために室内は極力装飾を排しながらも、重量感ある質感の素材を多用して、 印象的に落ちる絞られた光の空間とした。各所のディテールに少し味付けをして触れる度にその個性を感じる家としたかった。 長い時間を掛けて愛着の湧く住宅になってくれればと思う。
Simple,Beautiful,Minimal
ジュエリーデザイナーの奥様のアトリエを擁する住宅。敷地は5角形で、変形している部分が道路に面していた為、そこに ”繭(まゆ)” のような塊を作り、 人の目に留まるようなファサードとした。住宅街にあるため、全体的に閉じた状態としながら、スリットを入れて居住空間と分断すると共に光と風を 通す計画とした。敷地形状から自然発生的に導かれた45度ラインにより室内には様々な見え方が現れる。 シンプルに美しく住まいたいというクライアントのために室内は極力装飾を排しながらも、重量感ある質感の素材を多用して、 印象的に落ちる絞られた光の空間とした。各所のディテールに少し味付けをして触れる度にその個性を感じる家としたかった。 長い時間を掛けて愛着の湧く住宅になってくれればと思う。
Simple,Beautiful,Minimal
ジュエリーデザイナーの奥様のアトリエを擁する住宅。敷地は5角形で、変形している部分が道路に面していた為、そこに ”繭(まゆ)” のような塊を作り、 人の目に留まるようなファサードとした。住宅街にあるため、全体的に閉じた状態としながら、スリットを入れて居住空間と分断すると共に光と風を 通す計画とした。敷地形状から自然発生的に導かれた45度ラインにより室内には様々な見え方が現れる。 シンプルに美しく住まいたいというクライアントのために室内は極力装飾を排しながらも、重量感ある質感の素材を多用して、 印象的に落ちる絞られた光の空間とした。各所のディテールに少し味付けをして触れる度にその個性を感じる家としたかった。 長い時間を掛けて愛着の湧く住宅になってくれればと思う。
Simple,Beautiful,Minimal
ジュエリーデザイナーの奥様のアトリエを擁する住宅。敷地は5角形で、変形している部分が道路に面していた為、そこに ”繭(まゆ)” のような塊を作り、 人の目に留まるようなファサードとした。住宅街にあるため、全体的に閉じた状態としながら、スリットを入れて居住空間と分断すると共に光と風を 通す計画とした。敷地形状から自然発生的に導かれた45度ラインにより室内には様々な見え方が現れる。 シンプルに美しく住まいたいというクライアントのために室内は極力装飾を排しながらも、重量感ある質感の素材を多用して、 印象的に落ちる絞られた光の空間とした。各所のディテールに少し味付けをして触れる度にその個性を感じる家としたかった。 長い時間を掛けて愛着の湧く住宅になってくれればと思う。
Simple,Beautiful,Minimal
ジュエリーデザイナーの奥様のアトリエを擁する住宅。敷地は5角形で、変形している部分が道路に面していた為、そこに ”繭(まゆ)” のような塊を作り、 人の目に留まるようなファサードとした。住宅街にあるため、全体的に閉じた状態としながら、スリットを入れて居住空間と分断すると共に光と風を 通す計画とした。敷地形状から自然発生的に導かれた45度ラインにより室内には様々な見え方が現れる。 シンプルに美しく住まいたいというクライアントのために室内は極力装飾を排しながらも、重量感ある質感の素材を多用して、 印象的に落ちる絞られた光の空間とした。各所のディテールに少し味付けをして触れる度にその個性を感じる家としたかった。 長い時間を掛けて愛着の湧く住宅になってくれればと思う。
空中に浮遊する巣箱
最大高低差14M、最大傾斜度約70度の崖を持つ敷地での計画。遠くに水平線を臨む眺望を最大限享受できる住宅としています。敷地に初めて立った時に目を引いたケヤキとモミジの大木に釣り下がる、浮遊する巣箱が林立するイメージでフォルムと構造を決定しています。4M×13Mのキャンチは巣箱を支える細い鉄骨の枝とRCのスラブで支えられています。法規上は地下の扱いになるフロアにも光が入りますが、半分土に埋まっているため、開口部からの強い光は、光を分節することにより陰の部分との強いコントラストと、光のグラデーションを視覚化します。網膜の動きを感じ、光の純度を歩きながら体感する住宅としています。土木と建築の中間のようなプロジェクトです。
空中に浮遊する巣箱
最大高低差14M、最大傾斜度約70度の崖を持つ敷地での計画。遠くに水平線を臨む眺望を最大限享受できる住宅としています。敷地に初めて立った時に目を引いたケヤキとモミジの大木に釣り下がる、浮遊する巣箱が林立するイメージでフォルムと構造を決定しています。4M×13Mのキャンチは巣箱を支える細い鉄骨の枝とRCのスラブで支えられています。法規上は地下の扱いになるフロアにも光が入りますが、半分土に埋まっているため、開口部からの強い光は、光を分節することにより陰の部分との強いコントラストと、光のグラデーションを視覚化します。網膜の動きを感じ、光の純度を歩きながら体感する住宅としています。土木と建築の中間のようなプロジェクトです。
ホテルラウンジのある住まい
クライアントご自身が小さい頃からお住まいだった家をご両親から引き継ぎ、全面リノベーションする計画である。様々な思い出のある場所を劇的に変化させることを躊躇しながらも、従前とは全く違うホテルのラウンジのような空間を目指した。開口部は依然の形をほぼそのままとし、外観との調和を図りながら、内装は重量感のある材料を多用し、照明計画もラグジュアリーな計画とした。大きな一室の一角に書斎を求められ、床の素材と天井の高さでゾーニングしている。ご両親が大切にしていた美しい庭を大切にし、緑と調和する内装計画としている。テーブルは当事務所デザインであり、その他の家具も含めてトータルでご提案させて頂いたプロジェクトである。
作品名 | Reno-K |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 愛知県岡崎市 |
写真の撮影者 | サカタヤスノ |
ホテルラウンジのある住まい
クライアントご自身が小さい頃からお住まいだった家をご両親から引き継ぎ、全面リノベーションする計画である。様々な思い出のある場所を劇的に変化させることを躊躇しながらも、従前とは全く違うホテルのラウンジのような空間を目指した。開口部は依然の形をほぼそのままとし、外観との調和を図りながら、内装は重量感のある材料を多用し、照明計画もラグジュアリーな計画とした。大きな一室の一角に書斎を求められ、床の素材と天井の高さでゾーニングしている。ご両親が大切にしていた美しい庭を大切にし、緑と調和する内装計画としている。テーブルは当事務所デザインであり、その他の家具も含めてトータルでご提案させて頂いたプロジェクトである。
作品名 | Reno-K |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 愛知県岡崎市 |
写真の撮影者 | サカタヤスノ |
大泉学園の家(薪ストーブを設けた吹抜けを中心とした自然素材の家)
練馬区大泉学園の住宅地に建つ家です。 南と西側が道路に面する陽当たりの良い敷地にこれまでよりもゆったりと過ごせる家が求められた住まいです。 1階はリビングダイニング、キッチン、食品庫、洗面・トイレとガレージ、 2階には人が集まるたたみの間、浴室等の水回り、主寝室、ご主人の書斎の他、バルコニーや坪庭を設けた住まいです。 「自然素材を活かした健康に優しい家」 「機能性、各種の性能が高い家」 「広い薪ストーブがあるリビング、くつろげる浴室やガレージの設置」 といったご要望を受けた住宅です。 床や造作材はタモや桧材、その他仕上材は石、タイル、漆喰、再生紙、自然塗料 といった自然素材を多く使用した家です。 他の家と同様、既製品や石油化学製品の使用を極力少なくすることで 「これからの長い月日を共に過ごすことができる味わいと暖かみのある建築」 となることを期待した住まいです。
作品名 | 大泉学園の家(薪ストーブと吹抜けのある自然素材の家) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都練馬区大泉学園町 |
設計から完成迄の期間 | 17ヶ月間 |
基礎 | コンクリートべた基礎 |
外壁 | ジョリパットネオこて塗り |
屋根の形 | 片流れ屋根 |
壁 | タモ広巾フローリング(床暖用) |
床 | 漆喰(カルヌーヴォ)こて塗り |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 216.4㎡ |
延床面積 | 149.3㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | 山崎工務店 |
写真の撮影者 | 中川龍吾 |
化学物質の発散を押さえたおいしい住まい。
東京都世田谷区に化学物質過敏症の子供が住む為の家を設計しました。化学物質の発散を抑える為に合板、接着剤、クロスなど現代的な家づくりに不可欠な建材は使用せずに、無垢の木材や漆喰を中心とした材料で構成しています。
作品名 | アレルギー反応を持つ子供が住む為の家/美しい空気の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,デザイナーズ住宅,和風建築 |
所在地 | 東京都世田谷区 |
外壁 | そとん壁 |
屋根の形 | 片流れ+切妻 |
壁 | タナクリーム |
床 | 樺桜フローリング |
構造 | 混構造 |
敷地面積 | 160.02 |
延床面積 | 154.63 |
所在地 | 東京都世田谷区 |
ロケーション | 都心部 |
構造設計 | dos |
施工者 | 河合建築 |
写真の撮影者 | morimura atsushi |
化学物質の発散を押さえたおいしい住まい。
東京都世田谷区に化学物質過敏症の子供が住む為の家を設計しました。化学物質の発散を抑える為に合板、接着剤、クロスなど現代的な家づくりに不可欠な建材は使用せずに、無垢の木材や漆喰を中心とした材料で構成しています。
作品名 | アレルギー反応を持つ子供が住む為の家/美しい空気の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,デザイナーズ住宅,和風建築 |
所在地 | 東京都世田谷区 |
外壁 | そとん壁 |
屋根の形 | 片流れ+切妻 |
壁 | タナクリーム |
床 | 樺桜フローリング |
構造 | 混構造 |
敷地面積 | 160.02 |
延床面積 | 154.63 |
所在地 | 東京都世田谷区 |
ロケーション | 都心部 |
構造設計 | dos |
施工者 | 河合建築 |
写真の撮影者 | morimura atsushi |
切妻屋根のシンプルな家
敷地は出雲平野の北部、平田町の市街地にあり西に商業施設が建ち並び生活に便利な場所です。一方で東や南へ行くと田畑が広がり、石州瓦の家が散在する典型的な出雲平野の風景が広がっています。もともと耕作地であったこの土地は周囲の家とも適度な距離をもっていて、かつ一家4人が暮らすのには十分な広さがある理想的な場所でした。現代の生活に必要な機能を満たし、家族や財産を守りながら、かつこの地域の典型的な風景や風土の記憶を継承していけるような佇まいを想像しながら設計をしました。
スキップフロアの住宅
酒蔵が建ち並ぶ京都伏見の街道沿いに建っています。敷地の向かい側はマンションなど高い建物が建っており、また街道は交通量の多いバス通りであることからまともに道に向き合って開く生活は考えにくい。そこで、まちの喧騒から距離をとって生活を守りながら、室内にいても開放感が得られるようプランを検討しました。小さな敷地に必要最小限の室をスキップしたフロアで構成し、各室が完結しながら家族がゆるやかにつながっている感覚を得ることができました。また角地であることを活かし、道に正対するのではなく道を見通す方向に窓を配置することで室内にいても視覚的な広さを確保できました。人の生活を家の中に閉じ込めてしまうのではなく、まちとよい関係を築いていくために建築ができることは何かを考えながら設計をしました
千曲の家
長野県千曲市の千曲川沿いに建つ住宅です。 玄関を入ると奥行き感をつくるように、平面を斜めに通り抜けるモルタルの床が突き抜けていきます。 この玄関から川の土手へとつながるモルタル床のスペースは、一番低い床レベルで、そこから家の屋根天井まで建物が切り取られたように窓が縦に連なります。景色は地面から土手の緑、そして空へと広がります。 ぐるりと家の中を回るようにスキップフロアを上がっていくと、いろいろなレベル高さの場所があり、過ごせる場所があります。 レベルの違う床の数は10フロア程あり、段差のズレにより目線がずれていき、過ごしやすい場所が生まれていきます。 ある場所にたたずむと、他のレベル高さのフロアが見えて、場所それぞれに家の景色が楽しめます。 生活するごとに居場所を発見する住宅と思っています。
ローコスト住宅 横浜
土地購入からの家造りなのでローコスト住宅が至上命題でした。 マックスの床面積が限られていますので、スキップフロア・蔵収納や様々な床面積緩和をフル活用して、最後には大満足のローコスト住宅が完成しました。
作品名 | 容積率80%の狭小地 |
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ジャンル | ローコスト住宅 |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 6か月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | 鉄筋コンクリートべた基礎 |
外壁 | サイディング |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | クロス |
床 | フローリング |
構造 | 在来木造 |
予算帯 | 1000万円台 |
敷地面積 | 88㎡ |
延床面積 | 70㎡ |
所在地 | 横浜市 |
ロケーション | 高台 |
建築主の要望は「ずっと居たくなる空間と、クラシックと読書が楽しめる家」
数十年前に開発された郊外の「小さな敷地」が密集した住宅地域で、車2台の駐車場を確保しながら、いかに潤い感「密集した住宅地域の中のオアシス」のある住宅にするかがテーマでした。建築主様の「植栽等は自身で行いたい」との希望で、植栽を植えるスペースだけを建物の周りに確保しました。
作品名 | One On One |
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ジャンル | 無垢・自然素材,ローコスト住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 10か月 |
間取り | LDK+寝室+読書室+広いバルコニー |
基礎 | 鉄筋コンクリート ベタ基礎 |
外壁 | モルタル塗の上弾性リシン吹付 |
屋根の形 | 切り妻 |
壁 | ビニールクロス貼り、一部タイル貼り |
床 | ナラ無垢フローリング |
構造 | 木造2階建て |
予算帯 | 1650万円(設計料、地盤改良、消費用、税別途) |
敷地面積 | 100㎡ |
延床面積 | 75㎡ |
所在地 | 静岡県 |
ロケーション | 郊外 |
施工者 | 石垣工務店 |
写真の撮影者 | wataru washizu |
コンパクトながら解放感に溢れた住宅です。
「解放感のあるコンパクトな住宅」というコンセプトのもとに5.46m×5.46mのBOXを3つ重ねてコンパクトさを追求しました。開口部を大きくとって冬の日光を沢山取り入れて、夏の日差しは「軒の深さと袖壁」によって制御できるように工夫してあります。無駄を極力省いて1800万円(税・エアコン・カーテン・地盤改良・設計料・抵当権設定・登記費用・諸費用別途)で、満足のいく仕上げが出来ました。 一般的に「開口部の大きい建物は耐震性に劣る」場合が多いですが、この住宅は「サッシの内側に筋違を入れて耐震性能を確保」してあります。その結果として「構造計算上は耐震等級3に限りなく近い耐震等級2」という結果でした。
作品名 | 3-BOX 1800万円の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,ローコスト住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | リビング+寝室+個室2部屋+納戸+書斎 |
基礎 | 鉄筋コンクリート・ベタ基礎 |
外壁 | サイディングの上ビニール系塗装+ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ビニールクロス、一部タイル貼り |
床 | 桧無垢フローリングの上アマニ油塗り |
構造 | 木造2階建て |
予算帯 | 1800万円(設計料、エアコン、外構、諸費用、税別途) |
敷地面積 | 200㎡ |
延床面積 | 90.5㎡ |
所在地 | 静岡県 |
ロケーション | 郊外 |
構造設計 | Mac工房 |
施工者 | 直営 |
写真の撮影者 | 深澤 銀二 |
クリエイターが暮らす家
大阪市北区に新築された3階建て住宅です。 天神橋筋商店街から、徒歩10分ほどの好立地での都心暮らしです。 黒いガルバリウム鋼板で覆われた外観は、 昔ながらの住宅が続く街並みにもようやく馴染んできたようです。 1階スペースに、玄関土間とLDKをオープンでレイアウトしています。 吹抜けを設け、2階の子供室と繋げることと、3階からの光を1階へと届けています。 3階には、ワークスペースに面したテラスを設け、都心での暮らしをより豊かにしています。
築53年の古民家リノベーション
田の字の家 周囲には田園風景がひろがる築53年80坪の日本家屋。 若い夫婦と子が住居として日本家屋を購入しリノベーションをすることとなりました。 53年前の日本家屋を新しい生活の場として次の世代へ住み継がれていくことをコンセプトとし、古く良きモノと新しいモノとを調和させ、そこに中間領域を織り交ぜたような住宅はできないかと考えました。 まず築53年の中で増改築された部分を取り除き、本来の日本家屋の様式である田の字の空間に戻します。そこに必要な空間のボリュームを落とし込んでいきます。そうすることで、必要のない空間(余白の空間)が生まれます。そこに私たちは、外的要素を挿入していくことを試みました。 元々和室だったところを坪庭にしたり、縁側を外部に見立てたりすることで様々な要素が織り交ざりあう空間の心地よさを作り出しました。 昔からある素材を残しつつ空間を新しく作りなおし、そこに外部的要素を挿入することで 豊かな暮らしを生みだしています。
作品名 | 下戸山の家リノベーション |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅,和風建築 |
所在地 | - |
築53年の古民家リノベーション
田の字の家 周囲には田園風景がひろがる築53年80坪の日本家屋。 若い夫婦と子が住居として日本家屋を購入しリノベーションをすることとなりました。 53年前の日本家屋を新しい生活の場として次の世代へ住み継がれていくことをコンセプトとし、古く良きモノと新しいモノとを調和させ、そこに中間領域を織り交ぜたような住宅はできないかと考えました。 まず築53年の中で増改築された部分を取り除き、本来の日本家屋の様式である田の字の空間に戻します。そこに必要な空間のボリュームを落とし込んでいきます。そうすることで、必要のない空間(余白の空間)が生まれます。そこに私たちは、外的要素を挿入していくことを試みました。 元々和室だったところを坪庭にしたり、縁側を外部に見立てたりすることで様々な要素が織り交ざりあう空間の心地よさを作り出しました。 昔からある素材を残しつつ空間を新しく作りなおし、そこに外部的要素を挿入することで 豊かな暮らしを生みだしています。
作品名 | 下戸山の家リノベーション |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅,和風建築 |
所在地 | - |
築53年の古民家リノベーション
田の字の家 周囲には田園風景がひろがる築53年80坪の日本家屋。 若い夫婦と子が住居として日本家屋を購入しリノベーションをすることとなりました。 53年前の日本家屋を新しい生活の場として次の世代へ住み継がれていくことをコンセプトとし、古く良きモノと新しいモノとを調和させ、そこに中間領域を織り交ぜたような住宅はできないかと考えました。 まず築53年の中で増改築された部分を取り除き、本来の日本家屋の様式である田の字の空間に戻します。そこに必要な空間のボリュームを落とし込んでいきます。そうすることで、必要のない空間(余白の空間)が生まれます。そこに私たちは、外的要素を挿入していくことを試みました。 元々和室だったところを坪庭にしたり、縁側を外部に見立てたりすることで様々な要素が織り交ざりあう空間の心地よさを作り出しました。 昔からある素材を残しつつ空間を新しく作りなおし、そこに外部的要素を挿入することで 豊かな暮らしを生みだしています。
作品名 | 下戸山の家リノベーション |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅,和風建築 |
所在地 | - |
賃貸用京町家のリノベーション
京都市東山区。五条坂から1本入った細い路地には戦前に建てられた古い長屋がひしめいています。昭和の古き良き路地の面影を残しながらも、空き家問題、建物の老朽化、観光客によるプライバシーの侵害、インバウンド需要に伴う民泊・ゲストハウス化など、現代的な問題にも直面しています。今回は長屋を所有する家主さまからのご依頼で、その一角を子育て世帯や高齢者向けの賃貸物件としてリノベーションすることになりました。建物は数年間放置されていたため損傷が激しいものの、ビニルクロス、アルミサッシ、システムキッチンといった継ぎはぎリフォーム部分を撤去すると、京町屋ならではの繊細な構造と雅な意匠、屋外と屋内が一体となった気持ち良い空間が蘇りました。 1階は和室だった2部屋をつなげた居間を中心に、坪庭を囲む見世の間、建具を介して向かい合うキッチンとも一体的に利用できる間取りに変更。限られたスペースの中に浴室・洗面室・洗濯機・冷蔵庫の設置場所も確保しています。床材は30mm厚の杉フローリングを用いてローコストながら断熱性を向上、壁は左官と合板にて補修、天井は劣化部分を剥がして2階床の荒板仕上げ。キッチンは業務用厨房機器を組み合わせたシンプルなつくりに。2階は間取りの変更は行わず劣化部分を修繕。天井は構面補強と断熱材を付加した上で船底天井に変更。グリッドプランを生かして、家中の建具を必要に応じて配置換えして再利用し、新たに製作する枚数を極力減らしました。 リノベーションにあたっては京都市の補助金制度を最大限活用し、イニシャルコストの低減に努めています。
作品名 | 昭和小路の長屋 |
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ジャンル | 和風建築,リフォーム・リノベーション,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 京都府東山区 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
郊外の都市住宅
田無駅より数分の街道から少し中に入った敷地の住宅である。 大きな敷地を分割開発した敷地で周りは住宅、幼稚園、病院等暮らしやすい環境である。 構造(耐震性)、性能(断熱、遮熱)と住みやすさ、使いやすさを重視した住宅 使いやすいシンプルな動線と落ち着いた雰囲気、夏は涼しく風を通し、冬は日差しを入れ暖かく生活できる住宅を計画した。 大きくとった和室を含む居間と食堂、はの風、冬の日差しを運び、豊かな空間感じさせてくれる。 白からグレーとモノトーンで色彩を抑え落ち着いた内装仕上げである。 メンテナンスを楽にする外壁、屋根計画等のデイテールも十分考慮されている。 延べ床面積・・・121.31㎡(36.696坪) 構造・・・木造在来2階建て 竣工・・・2017年 9月 施工会社・・・(有)オフィス ホソノ 代表(担当) 細野 一成
和の感性とコートハウス
国立の閑静な住宅街に建つ家です。 「中庭を囲む」というより、「中庭に囲まれる」をイメージしたプランニングです。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください!
作品名 | 047国立Nさんの家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,都市型住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 東京都国立市 |
シンプルな家
Y邸新築工事 武蔵野の河岸段丘(国分寺崖線)の南傾斜敷地の小住宅である。 擁壁のやり直しを行政から勧告を受けていて擁壁工事と解体工事費が総工事費の1/2近くを費やしたローコストシンプルハウスである。 構造(耐震性)、性能(断熱、遮熱)と住みやすさ、使いやすさを重視したコンパクトな住宅 使いやすいシンプルな動線と落ち着いた雰囲気、夏は涼しく風を通し、冬はたっぷり日差しを入れ暖かい。 大きくとった吹き抜けは夏の風、冬の日差しを家の隅々まで運び、豊かな空間感じさせてくれる。 自然素材の使用、アースカラーの色彩、テーマカラーのブルー、メンテナンスを楽にする外壁、屋根計画等のデイテールも十分考慮されている。 延べ床面積・・・84.01平方メートル(25.42坪) 構造・・・・・・木造の2階建て 竣工・・・・・・H28年 12月 施工会社・・・・(有) オフィス ホソノ 担当 細野 一成 建築費・・・1.900万円(厨房器具、空調工事、家具)+税
作品名 | 南斜面の家 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,都市型住宅,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | 東京都小金井市 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
高低差を利用して堀車庫を設け、その上に住宅を乗せることで車通りの多い道からの騒音や視線を避け、リビングを南西側に配置して採光と眺望を獲得しました。
敷地は道路と2.5Mほどの高低差があり、その道を挟んだ西向かいには大きな溜池があります。そこで、高低差を利用して堀車庫を設け、その上に住宅を乗せることで車通りの多い道からの騒音や視線を避け、リビングを南西側に配置して採光と眺望を獲得しました。玄関を入って正面には池の見える大きな窓を設け、その外側にはリビングへつながる坪庭があり、西日を遮るための植物を植えています。木々の隙間からは、キラキラと太陽の光を受けて光る水面が見えます。大きな吹き抜け空間の1階はダイニングとし、その周囲にリビング、キッチン、和室、家事室、水廻り、階段を配し、2階の吹き抜け廻りには主寝室、子供室、スタディースペースを配して、この吹き抜け空間が家族のコミュニケーションの中心となるようにしました。また屋上は緑化を行い、バーベキューなどのできる見晴らし台となっています。
猫住まうマンション
本計画は、琵琶湖が望めるマンションの一室のリノベーションです。家具が好きなご主人・植物が好きな奥様と猫2匹が一緒に暮らすご家族。お子さんの誕生を機に新しい住まいへという思いから始まったプロジェクトです。今回プランを考えるに当たり“猫と家具と植栽”をコンセプトとしました。 私たちは猫と人が共に豊かに暮らす空間を家具を使いゆるやかに繋げる空間を考えました。 “猫の目線”からの空間を考え壁面に家具を配置し、その家具を縫うように猫の動線 を設けます。そこに人が使用する収納空間や植栽を配置することにより猫と人との目線 を繋げたり、人、猫のそれぞれの居場所を作り、人と猫の気配を感じあったりできる空間となるデザインとしました。 フロア上では人が生活し、人の手が届きにくい上部や床面付近の余白空間で猫が生活します。収納家具のデザインは、置き家具や家電がぴったり納まるような配置として計画しています。余白空間をうまく利用し設計を行い。収納家具とキャットウォークの2つの要素が合わさることで、人にとっても猫にとっても素敵な空間へと変化させました。
作品名 | におの浜のマンションリノベーション |
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ジャンル | マンション・アパート,都市型住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 滋賀県大津市におの浜 |
猫住まうマンション
本計画は、琵琶湖が望めるマンションの一室のリノベーションです。家具が好きなご主人・植物が好きな奥様と猫2匹が一緒に暮らすご家族。お子さんの誕生を機に新しい住まいへという思いから始まったプロジェクトです。今回プランを考えるに当たり“猫と家具と植栽”をコンセプトとしました。 私たちは猫と人が共に豊かに暮らす空間を家具を使いゆるやかに繋げる空間を考えました。 “猫の目線”からの空間を考え壁面に家具を配置し、その家具を縫うように猫の動線 を設けます。そこに人が使用する収納空間や植栽を配置することにより猫と人との目線 を繋げたり、人、猫のそれぞれの居場所を作り、人と猫の気配を感じあったりできる空間となるデザインとしました。 フロア上では人が生活し、人の手が届きにくい上部や床面付近の余白空間で猫が生活します。収納家具のデザインは、置き家具や家電がぴったり納まるような配置として計画しています。余白空間をうまく利用し設計を行い。収納家具とキャットウォークの2つの要素が合わさることで、人にとっても猫にとっても素敵な空間へと変化させました。
作品名 | におの浜のマンションリノベーション |
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ジャンル | マンション・アパート,都市型住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 滋賀県大津市におの浜 |
東京の木でつくる都市型二世帯住宅
敷地は郊外の住宅街にあり幹線道路に面する。道路は南側と西側の2面だが騒音や埃の影響を受けやすくプライバシーの確保も難しい為、全体を壁で囲い中心に10畳の広さに相当するライトコートを設け中に開く平面形状にした。ライトコートの中心にはシンボルツリーとしてカツラを植え、両世帯の2階リビングから緑を楽しめるよう演出した。 西側の道路から正面奥に見えるシンボルツリーであるカツラを目指し桧の5寸角が8本並ぶアプローチを通り各世帯の玄関へ導く。 共有部分のアトリエ、スタジオは各世帯の廊下からの出入りとアプローチ左右の駐車場から直接出入りが出来るよう配置。 その他1階は寝室等のプライベートな部屋を設けた。 階段を上るとリビングが広がる。高断熱・高気密であるこの家は玄関からリビングまでの間に扉は無い。 リビングは子供部屋、水廻り、外部のデッキ(アウターリビング)の中心に配置。各世帯のリビングはライトコートを中心にデッキ、子供部屋で繋がる。 子供部屋は広い空間を本棚で仕切り図書館の様な空間を演出、将来の家族形態の変化に対応できるよう計画した。 構造材は多摩産材の杉、桧を使用、天井材は多摩産材の杉板張り、ダイニングテーブル、リビングテーブル、子供部屋の家具、棚等は多摩産材の杉の集成材を使い製作した。
作品名 | 萩山W邸(都市型二世帯住宅) |
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ジャンル | 二世帯住宅,都市型住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 東京都東村山市 |
設計から完成迄の期間 | 約1年 |
間取り | 3LDK+2LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 左官仕上げ |
屋根の形 | 陸屋根+勾配屋根 |
壁 | クロス |
床 | フローリング |
構造 | 木造軸組 |
敷地面積 | 288.23平方メートル |
延床面積 | 297.71平方メートル |
所在地 | 東京都東村山市 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 自社 |
東京の木でつくる都市型二世帯住宅
敷地は郊外の住宅街にあり幹線道路に面する。道路は南側と西側の2面だが騒音や埃の影響を受けやすくプライバシーの確保も難しい為、全体を壁で囲い中心に10畳の広さに相当するライトコートを設け中に開く平面形状にした。ライトコートの中心にはシンボルツリーとしてカツラを植え、両世帯の2階リビングから緑を楽しめるよう演出した。 西側の道路から正面奥に見えるシンボルツリーであるカツラを目指し桧の5寸角が8本並ぶアプローチを通り各世帯の玄関へ導く。 共有部分のアトリエ、スタジオは各世帯の廊下からの出入りとアプローチ左右の駐車場から直接出入りが出来るよう配置。 その他1階は寝室等のプライベートな部屋を設けた。 階段を上るとリビングが広がる。高断熱・高気密であるこの家は玄関からリビングまでの間に扉は無い。 リビングは子供部屋、水廻り、外部のデッキ(アウターリビング)の中心に配置。各世帯のリビングはライトコートを中心にデッキ、子供部屋で繋がる。 子供部屋は広い空間を本棚で仕切り図書館の様な空間を演出、将来の家族形態の変化に対応できるよう計画した。 構造材は多摩産材の杉、桧を使用、天井材は多摩産材の杉板張り、ダイニングテーブル、リビングテーブル、子供部屋の家具、棚等は多摩産材の杉の集成材を使い製作した。
作品名 | 萩山W邸(都市型二世帯住宅) |
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ジャンル | 二世帯住宅,都市型住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 東京都東村山市 |
設計から完成迄の期間 | 約1年 |
間取り | 3LDK+2LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 左官仕上げ |
屋根の形 | 陸屋根+勾配屋根 |
壁 | クロス |
床 | フローリング |
構造 | 木造軸組 |
敷地面積 | 288.23平方メートル |
延床面積 | 297.71平方メートル |
所在地 | 東京都東村山市 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 自社 |
市街地に立つ小さな平屋。リビングを中心に多様で居心地の良い居場所を持つ豊かな平屋。
伝統工法で焼かれた焼杉による深みの黒 外壁に焼杉を使用。伝統工法で焼かれた本物の焼杉。焼の深さが風雨に耐え多様な表情を見せる。 凛とした平屋 低く構えた軒の深い方形屋根。夏の陽射しは遮り、冬の陽射しは奥深く受け入れる。 居場所は自在、リビングを中心に多様で居心地の良い居場所。 リビングを中心に、食事をしたり、本を読んだり、音楽を聴いたり、時には微睡んだり。家族の気配を感じながら居心地の良い居場所をつくる。
郊外住宅に建つ2世帯住宅です。
白を基調としたシンプルな仕上がりの住宅です。家族みんなでひとつ屋根の下で住めるよう、1階が親世帯、2階に小世帯で計画しました。
軽井沢の森に佇む山荘です。
軽井沢の森に佇む山荘です。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! http://ameblo.jp/atelier137/theme-10085018782.html
作品名 | 041軽井沢Mさんの家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,平屋,別荘 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
構造 | 木造 |
延床面積 | 236m2 |
変型敷地を利用し、細いスリットで光を内部に取り込んだ住宅。
端正な外観とは対照的に、3階から地下まで建物の内部を貫く“光のクレバス”が特徴的な住宅です。クレバスというのは、氷河や雪渓の“裂け目”のこと。上は細く下に向かって末広がりになっていて、屋根から地下の床まで11.5mもの深さがあります。3階のガラス越しに見下ろすと、住宅のスケールを超えた圧倒的なボリューム感。地下から見上げると、細長い空がいっそう高く感じられます。 クライアントは写真家。職業柄、光、造形、テクスチャーにはものすごくこだわりがあります。南向きの明るい光より柔らかく制御された光を希望され、ナナメの線を生かした変形の空間を望まれ、北向きの変形敷地をわざわざ探して来られるという徹底ぶりでした。テクスチャーに関しては木とコンクリートを上手に組み合わせて欲しいというのがご要望でした。 “光のクレバス”は決して奇をてらったものではなく、施主の好みと敷地の特性を反映したものです。スリットに注ぐ光は、上に行けば、細くて強いシャープな光になり、下に行けば、柔らかで広がりのあるマットな光に変化します。しかも、時間、天候、季節に応じて刻々と変化します。特に、南中時には光が深く射し込み、夏は地底深くまで直射日光が届きます。 “光のクレバス”がこの建物の骨であるとすれば、周囲の生活空間はいわば肉付きであり臓器。緩やかに連続する空間は、階や用途によって雰囲気を変えてゆきます。“光のクレバス”は、多層住居でも変化に富んだ豊かな暮らしが営めるような装置でもあるのです。
作品名 | 世田谷HN邸<建物を貫く光のクレバスの家> |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,都市型住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 東京都世田谷区 |
設計から完成迄の期間 | 1年半 |
間取り | 4LDK |
基礎 | 直接基礎 |
外壁 | 焼杉板貼り |
壁 | コンクリート打放し、塗装 |
床 | フローリング |
構造 | 鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建 |
敷地面積 | 約81m2 ( 25坪) |
延床面積 | 約203m2 (62坪) |
ロケーション | 住宅街 |
構造設計 | 平岡建築構造研究所 |
施工者 | 山菱工務店 |
写真の撮影者 | 傍島利浩、設計者 |
変型敷地を利用し、細いスリットで光を内部に取り込んだ住宅。
端正な外観とは対照的に、3階から地下まで建物の内部を貫く“光のクレバス”が特徴的な住宅です。クレバスというのは、氷河や雪渓の“裂け目”のこと。上は細く下に向かって末広がりになっていて、屋根から地下の床まで11.5mもの深さがあります。3階のガラス越しに見下ろすと、住宅のスケールを超えた圧倒的なボリューム感。地下から見上げると、細長い空がいっそう高く感じられます。 クライアントは写真家。職業柄、光、造形、テクスチャーにはものすごくこだわりがあります。南向きの明るい光より柔らかく制御された光を希望され、ナナメの線を生かした変形の空間を望まれ、北向きの変形敷地をわざわざ探して来られるという徹底ぶりでした。テクスチャーに関しては木とコンクリートを上手に組み合わせて欲しいというのがご要望でした。 “光のクレバス”は決して奇をてらったものではなく、施主の好みと敷地の特性を反映したものです。スリットに注ぐ光は、上に行けば、細くて強いシャープな光になり、下に行けば、柔らかで広がりのあるマットな光に変化します。しかも、時間、天候、季節に応じて刻々と変化します。特に、南中時には光が深く射し込み、夏は地底深くまで直射日光が届きます。 “光のクレバス”がこの建物の骨であるとすれば、周囲の生活空間はいわば肉付きであり臓器。緩やかに連続する空間は、階や用途によって雰囲気を変えてゆきます。“光のクレバス”は、多層住居でも変化に富んだ豊かな暮らしが営めるような装置でもあるのです。
作品名 | 世田谷HN邸<建物を貫く光のクレバスの家> |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,都市型住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 東京都世田谷区 |
設計から完成迄の期間 | 1年半 |
間取り | 4LDK |
基礎 | 直接基礎 |
外壁 | 焼杉板貼り |
壁 | コンクリート打放し、塗装 |
床 | フローリング |
構造 | 鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建 |
敷地面積 | 約81m2 ( 25坪) |
延床面積 | 約203m2 (62坪) |
ロケーション | 住宅街 |
構造設計 | 平岡建築構造研究所 |
施工者 | 山菱工務店 |
写真の撮影者 | 傍島利浩、設計者 |
片側採光のテナントリノベーション
本計画は、片側採光のオフィステンナントビルの3階 の改修です。 オフィステナントビルでは、よくある道路面に対して のみ開口部がある片側採光のテナントです。 このテナントの中で、打ち合わせ室や、事務室などの 区画割すると、どうしても、奥の部屋は採光が得られず 暗くなってしまいます。 そこで、頻繁には使用されない打ち合わせ室をトンネルの ようなデザインとして光のトンネルを作くりました。 このことにより、奥の部屋まで自然光ととりいれるとともに 打ち合わせ室そのものが、印象的なモニュメントとなります。 採光ととりつつ、オフィスでありながらオフィスの概念を 取りはらう内装デザインは働くスタッフも来店されるお客様の 心を豊かにするでしょう。
作品名 | 草津のオフィス |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,オフィス,医院・クリニック |
所在地 | 滋賀県草津市 |
やわらかな曲線をつかった家
~やわらかな家~ 本計画は、新しく開発された分譲地の計画で、周囲は新しく 建てられた住宅が立ち並ぶ区画です。 計画段階からクライアントとの打ち合わせを繰り返していく中 で感じたキーワードは『やわらかな光につつまれた空間』でした。 そこで、光を柔らかく取り入れ、曲線を多用し光に包まれるよう な空間ができないかと考えました。 空間を単調に区画割し、薄壁で間仕切られた開口部はアーチ型に することで視線の抜けや軽快でリズムカルになるような空間とし ています。入隅や出隅などに曲線を用い縦に伸びた大開口窓から 差し込む光は空間をやわらかく包み込んでくれます。 新しく建ち並んだ分譲地にひっそりとたたずむ建物は、時間と共 に変化する光とアクセントの曲線がふれあうことで独特な陰影を つくりだし、アーチ型の開口をくぐり抜けると、非日常空間へと 導いてくれるでしょう。
松原のガレージハウス
松原のガレージハウス 大阪の南にある松原市。住宅と工場が混ざり合っている地域に建つ。 建物が立ち並ぶ地域なので、敷地外に景色を望むという環境ではない。 道路接道状況は、角地敷地である。 クライアントの主な要望は、車が建物内に入る、楽器の練習ができる。また、どこか面白みのある空間といった内容であった。 こちらの提案は、音楽室を中心としてそれを囲んで居住部分があるという構成とした。 音楽室を囲むことで防音の役目にもなる。 音楽室という趣味の場所をコンクリートで作ることとした。 コンクリートにすることで、上に乗ったり、重いものを載せたりしても大丈夫になる。 音楽室であるコンクリートの箱のまわりをデッキスノコ材とし、外のような雰囲気にした。 デッキスノコの床に立ち、上を見上げれば全面がトップライトである。 コンクリートの箱のまわりの居住部分は「内部中庭」という外部的な部分に大開口で面している。 「内部中庭」という外ではないけど外みたいな場所をつくるという家づくりは、現実の外よりも考えかたによっては使い勝手が良く、限られた個人住宅の面積を有効に活用する一つの方法でもある。 家という固定的な住まい方の考えや、ついつい当たり前と思ってしまう部屋の考えかたをひとまずどこかに置いておいて、こんな考えかたもありえるということを提案していく、単純な注文住宅とは違う家になったと思っている。 場所:大阪府松原市 敷地面積: 116.57㎡ (35.26坪) 建築面積: 68.50㎡ (20.72坪) 延床面積: 122.40㎡ (37.03坪)
作品名 | 松原のガレージハウス |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,シンプル・ミニマル |
所在地 | 大阪府 |
フルサイズSUVやバイクが入るガレージハウス
40年程前に開発された住宅地に建つ住宅である。 住宅地全体がほぼ南に傾斜しており、どの住宅も日当りの良い環境になっている。 住宅地の開発当時に新築された住宅がまだ多く残っており、今回の敷地にもその当時の既存家屋が建ったままとなっていた。 既存家屋は解体したが、既存の門柱はそのまま残した。 また、開発当時の土留めは、ガレージ前は撤去し、それ以外はそのまま残すことでほぼ平坦な敷地として計画を行った。 オーナーからの要望の中で一番大きなものは、趣味のフルサイズSUVやバイクが入るガレージを屋内に設けることであったが、本敷地には下記3つの要件があったため、「ガレージをどこにどのような形で計画するか」が大きな主題となった。 ・崖条例のため、傾斜上側に位置する外壁は所定の高さまで開口の無いRC壁とする必要があり、同時に北側でもあるので高度地区の斜線制限がかかっていた。 ・西側と南側の2つの前面道路が傾斜しているため、どちらの道路も傾斜下側は道路斜線が厳しいものであった。 ・用途地域により、建蔽率・容積率共に余裕が無かった。 そこで以下の方針を立て、スタディを進めていった。 ・フルサイズSUVを入れるためには、間口もさることながら、高さも必要になるため、敷地の中で一番低い場所に当たる二面道路の角に寄せてガレージを計画する。 ・ガレージを屋内に設けることで屋内空間として確保できる空間が制限されるため、その対策として屋上レベルにテラスを設ける。 これは、建蔽率や容積率の対象とならない部分(屋上)に、さまざまな用途での利用が可能なフリースペースを設けることで、屋内空間を建蔽率・容積率の最大限度まで広げながらも、1・2階で納まるように計画しつつ、斜線制限にかからないように、高さ方向はコンパクトに階を重ねる。 以上により、ガレージ位置を基準に、前面道路の高低差に合わせて、5層の階で建築全体を構成した。 最下層のガレージレベルから、最上層の屋上テラスまで、階段を中心にぐるぐると上がって行くイメージである。 どのレベルの階段も、通常の住宅の1階分の高さに満たないので、動線としてのレベル差はそれほど感じない。 屋上テラスレベルと主室レベルとの間に、主寝室のあるレベルが一つ入ることで、屋上テラスと主室とを意識的に遠く感じさせない工夫をしている。 ガレージ前は出入口のため、既存の土留め壁を一部撤去することにした。 また、アプローチとエントランスは北側に設け、敷地の高低差をそのまま利用する計画としたため、ガレージレベルからは1m程上がっており、ガレージから屋内でエントランスに入ることができる。 1階には他に個室・洗面室・バスルーム・シューズクローク等がある。 2階に上がると、南側には光を取り込む大きな木製の開口と壁一面の本棚をもつ主室がある。 床は落ち着いた濃い茶色で、天井・壁は白を基調としている。 壁は主にクロスを使い、キッチン側の屋内壁は左官、天井は構造表しで塗装というように、同じ白でもいくつかの仕上を使い分けている。 オーナーからキッチンは開きすぎず閉じすぎずとの要望があったため、天井まで達しない壁を作り、その壁に配膳等の作業カウンターの開口を一部にあけ、 人が行き来するところは壁をアールにして演出をした。 またキッチンや主寝室は朝日が入る東側に面して配置した。 屋上テラスはこの建築の最上部にあり、一部開けた開口からは隣家の屋根越しに遠くの山や空が見渡せる。 隣地や道路側は板張りの壁で囲い、プライベート性の高いテラスになっている。 与条件の中で、ガレージと住居部分のバランスと配置を十分検討することで、趣味空間を確保しつつも居住性に配慮した住宅が出来上がった。
作品名 | 青梅のガレージハウス |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,西洋風,郊外住宅 |
所在地 | 東京都 |
ロケーション | 郊外住宅地、雛壇 |
写真の撮影者 | アダボス |
築百数十年の古民家の改修
築100年以上の茅葺き民家の改修である。 増築等はなく、既存空間の改修工事である。 昔の民家は現在のような基礎ではなく、いわゆる玉石基礎となっており、自然石を地面に据え、その上に柱を立てている。 このような構造のため、長い年月を経て部分的に基礎が下がると、当然その上に載っている柱梁も下がってしまう。 そして、その都度補修改修をしていないため、ズレの上に増改築を繰り返している状態となっていた。 限られた予算の中で、どこまでを補正して改修を行うかが難しい計画であった。 長年風雨の影響を受けているため、構造部分の腐食も散見し、部分的には構造材の取り替えや現代工法での基礎のやり直し等、大掛かりな工事となった。 新たに手を加えた部分は、建物全体に対して、主に北側の部分である。 この茅葺き民家はこの地域の民家のほとんどがそうであるように、南側に玄関があり、玄関から北側の台所まで続く土間の片側に厩(うまや/多くの民家で 既に部屋として改修されている)と呼ばれる部屋がある。 そして、その反対側には、田の字型に建具で仕切られた4室があり、南側2室を仏間・次の間、北側2室を居間・寝室という構成になっている。 これは、昔から様々な儀式祭礼が家で行われてきたことにより、玄関のある南側にハレの間として和室が配置されたためであり、現在でも法事などの法要は 家で行うことが多いため、南側2室の和室は改修されないまま残されていることが多い。 こういったことから、プライベートな空間は北側に追いやられ、日常の大半を過ごす空間があまり陽の入らない暗い空間になりやすい。 今回は昔からの柱梁を尊重しつつ、壁・天井は白を基調とした配色とし、床は落ち着いた空間となるように茶とした。 古民家の良さの1つは、間仕切りで空間を仕切っているため、場合に応じて大きな空間にもできることである。 今回は和室には障子戸、その他の部屋にはレースカーテンを用いて空間を仕切り、古民家の良さを損なわないような構成とした。 また、予算が限られていたため、今回工事で手を加える天井・壁等は最小限とし、30年程前の改修の際に余っていたサッシを利用する等工夫をした。 そのような限られた予算の中でも、少しでも暮らしやすくするため、可能なところには断熱材を入れ、空間の質を損なわないように、要所では漆喰塗りを 施すなどの配慮をし、とりわけ屋外部分は、腰壁を無垢板張り、その上を漆喰塗りにするなど、周辺の景観に対する配慮も行った。
作品名 | 美山のK邸改修 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,平屋,無垢・自然素材 |
所在地 | 京都府美山町 |
ロケーション | 山村集落 |
写真の撮影者 | Masato Mitsuya |
築百数十年の古民家の改修
築100年以上の茅葺き民家の改修である。 増築等はなく、既存空間の改修工事である。 昔の民家は現在のような基礎ではなく、いわゆる玉石基礎となっており、自然石を地面に据え、その上に柱を立てている。 このような構造のため、長い年月を経て部分的に基礎が下がると、当然その上に載っている柱梁も下がってしまう。 そして、その都度補修改修をしていないため、ズレの上に増改築を繰り返している状態となっていた。 限られた予算の中で、どこまでを補正して改修を行うかが難しい計画であった。 長年風雨の影響を受けているため、構造部分の腐食も散見し、部分的には構造材の取り替えや現代工法での基礎のやり直し等、大掛かりな工事となった。 新たに手を加えた部分は、建物全体に対して、主に北側の部分である。 この茅葺き民家はこの地域の民家のほとんどがそうであるように、南側に玄関があり、玄関から北側の台所まで続く土間の片側に厩(うまや/多くの民家で 既に部屋として改修されている)と呼ばれる部屋がある。 そして、その反対側には、田の字型に建具で仕切られた4室があり、南側2室を仏間・次の間、北側2室を居間・寝室という構成になっている。 これは、昔から様々な儀式祭礼が家で行われてきたことにより、玄関のある南側にハレの間として和室が配置されたためであり、現在でも法事などの法要は 家で行うことが多いため、南側2室の和室は改修されないまま残されていることが多い。 こういったことから、プライベートな空間は北側に追いやられ、日常の大半を過ごす空間があまり陽の入らない暗い空間になりやすい。 今回は昔からの柱梁を尊重しつつ、壁・天井は白を基調とした配色とし、床は落ち着いた空間となるように茶とした。 古民家の良さの1つは、間仕切りで空間を仕切っているため、場合に応じて大きな空間にもできることである。 今回は和室には障子戸、その他の部屋にはレースカーテンを用いて空間を仕切り、古民家の良さを損なわないような構成とした。 また、予算が限られていたため、今回工事で手を加える天井・壁等は最小限とし、30年程前の改修の際に余っていたサッシを利用する等工夫をした。 そのような限られた予算の中でも、少しでも暮らしやすくするため、可能なところには断熱材を入れ、空間の質を損なわないように、要所では漆喰塗りを 施すなどの配慮をし、とりわけ屋外部分は、腰壁を無垢板張り、その上を漆喰塗りにするなど、周辺の景観に対する配慮も行った。
作品名 | 美山のK邸改修 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,平屋,無垢・自然素材 |
所在地 | 京都府美山町 |
ロケーション | 山村集落 |
写真の撮影者 | Masato Mitsuya |
築百数十年の古民家の改修
築100年以上の茅葺き民家の改修である。 増築等はなく、既存空間の改修工事である。 昔の民家は現在のような基礎ではなく、いわゆる玉石基礎となっており、自然石を地面に据え、その上に柱を立てている。 このような構造のため、長い年月を経て部分的に基礎が下がると、当然その上に載っている柱梁も下がってしまう。 そして、その都度補修改修をしていないため、ズレの上に増改築を繰り返している状態となっていた。 限られた予算の中で、どこまでを補正して改修を行うかが難しい計画であった。 長年風雨の影響を受けているため、構造部分の腐食も散見し、部分的には構造材の取り替えや現代工法での基礎のやり直し等、大掛かりな工事となった。 新たに手を加えた部分は、建物全体に対して、主に北側の部分である。 この茅葺き民家はこの地域の民家のほとんどがそうであるように、南側に玄関があり、玄関から北側の台所まで続く土間の片側に厩(うまや/多くの民家で 既に部屋として改修されている)と呼ばれる部屋がある。 そして、その反対側には、田の字型に建具で仕切られた4室があり、南側2室を仏間・次の間、北側2室を居間・寝室という構成になっている。 これは、昔から様々な儀式祭礼が家で行われてきたことにより、玄関のある南側にハレの間として和室が配置されたためであり、現在でも法事などの法要は 家で行うことが多いため、南側2室の和室は改修されないまま残されていることが多い。 こういったことから、プライベートな空間は北側に追いやられ、日常の大半を過ごす空間があまり陽の入らない暗い空間になりやすい。 今回は昔からの柱梁を尊重しつつ、壁・天井は白を基調とした配色とし、床は落ち着いた空間となるように茶とした。 古民家の良さの1つは、間仕切りで空間を仕切っているため、場合に応じて大きな空間にもできることである。 今回は和室には障子戸、その他の部屋にはレースカーテンを用いて空間を仕切り、古民家の良さを損なわないような構成とした。 また、予算が限られていたため、今回工事で手を加える天井・壁等は最小限とし、30年程前の改修の際に余っていたサッシを利用する等工夫をした。 そのような限られた予算の中でも、少しでも暮らしやすくするため、可能なところには断熱材を入れ、空間の質を損なわないように、要所では漆喰塗りを 施すなどの配慮をし、とりわけ屋外部分は、腰壁を無垢板張り、その上を漆喰塗りにするなど、周辺の景観に対する配慮も行った。
作品名 | 美山のK邸改修 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,平屋,無垢・自然素材 |
所在地 | 京都府美山町 |
ロケーション | 山村集落 |
写真の撮影者 | Masato Mitsuya |
「つながり」を感じる住まい
人と自然、人と人が寄り添って暮らせる住まいを目指しました。 緑をどの窓からでも眺められるような建物の形態とし、内部はひとつの大きな空間の中で、お互いの存在を感じながら家族それぞれが好きなことのできる住まいです。
作品名 | 寄り添って暮らす家 |
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ジャンル | 郊外住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,無垢・自然素材 |
所在地 | 愛知県 |
クライアントは、マウンテンバイクの競技にも参加し、他に山歩きやスノーボードなど自然と親しむ時間を大切にしているご夫婦である。彼らの家づくりを土地探しからご一緒することになり、出会いから約2年の時間を経て「アジトのある家」は完成した。
クライアントからの最初の要望は、12台のマウンテンバイクを収納・メンテするスペースと、そこへ搬入する動線の確保であった。そうした、暮らしを楽しむ時間を最優先に考える彼らの志向を受けて、そのスペースを「アジト」と名付け、同じように隠れ家的に楽しむ小さな居場所が点在する家をつくりたいと考えた。 細長い敷地の傾斜を活かし、ガレージから半階上がった玄関ホールを起点に、「アジト」「寝室・浴室」「リビング・ダイニング」「ロフト(客間)」と半階ずつスキップした断面構成となっている。そして各階には、自然と触れ合うさまざまな設えの開口部がつくられた。窓を全開し露天風呂気分を味わえる浴室、窓に腰掛け読書もできるアルコーブ状のフレーム窓、大きなリビング窓の先に設えられた緑に浮かぶテラスなど、それらは日々の暮らしで常に自然を感じられる小さなアジトであり、そうした居場所がいくつか存在する「アジトのある家」が実現できたと思う。
都市の外部的空間
***** コンセプト -都市の外部的空間- ***** 本計画は、京都市中京区にある築31年の都市型マンションの一室の リノベーションを行うプロジェクトです。 都市部で密閉されたマンションの居住スペースは、外部との接続を 断ち切ったような空間となっています。 そこで、密閉されたマンションの中でリビング空間を外部的要素に デザインすることにより、テラスのような、坪庭のような、室内のよう な、室外のような空間をつくり、開放的で半屋外空間にいるような 場とすることで、外部と内部を緩やかに繋いでいます。 プライベート空間は、最小限のスペースとし、建具にアンティーク ガラスを使用することで、プライバシーを確保しつつ、半屋外空間 から光を取り込み、内部空間にあたかも、庭から光が入り込んでい るような状況をつくりだしています。 家の中に外が生まれ、そこに室内にあるべき要素が加わることで、 中と外が日々の生活を通じ、混ざり合い、この家だけの、ここに 住む人だけの中と外の豊かな関係性が出来上がるのではないかと 考えています。
作品名 | 京都市中京区マンションリノベーション |
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ジャンル | マンション・アパート |
所在地 | 京都府中京区 |
片瀬海岸の家
まだ少し昔の湘南の雰囲気が残っている閑静な住宅地の角地に建つ、夫婦二人の住宅。 40年ほど前から建っている住宅の建て替えであり、昔からの記憶の風景を壊さぬよう配慮して設計した。 元からある木々を生かし、ローコストの中で、周辺の環境から外壁の色にも気を配った。 日本文化の繋がりを意識し、この場にあるべき姿を模索した。 植栽の成長により2階から緑が望めるようになり、周辺からの記憶の風景となることを願う。
片瀬海岸の家
まだ少し昔の湘南の雰囲気が残っている閑静な住宅地の角地に建つ、夫婦二人の住宅。 40年ほど前から建っている住宅の建て替えであり、昔からの記憶の風景を壊さぬよう配慮して設計した。 元からある木々を生かし、ローコストの中で、周辺の環境から外壁の色にも気を配った。 日本文化の繋がりを意識し、この場にあるべき姿を模索した。 植栽の成長により2階から緑が望めるようになり、周辺からの記憶の風景となることを願う。
家族の時間を大切に過ごせる様に、平面的・立体的に繋がった空間
敷地は高低差1mで造成されており、南側一面道路で、道路を挟んだ向かいには私立の小学校が、両隣と後ろには住宅が並んでいます。 クライアントは子供を持つ共働き夫婦。 仕事や家事で日々忙しく、家族が一緒に過ごす団らんの時間は限られています。 そこで、家族の時間を大切に過ごせる様に、平面的・立体的に繋がった空間を共有できる計画にしました。 ・キッチンを中心にリビングとダイニングを配置する事でキッチンに立っている時間も団らんの時間へ ・スタディスペースでは家族と繋がりながらも独立してデスクワークが可能 ・吹抜けの小さな開口から顔を出せば、2階からキッチンやリビングにいる家族と会話が出来る そして、家事も効率よくできるように計画 ・家事動線(キッチン/洗濯機/物干し場)が短くなるように考慮 ・隠す収納、見せる収納を効率よく配置 道路からの視線を外した吹抜けに面する大きな開口から家の中心へ、柔らかな陽だまりの中、家族一緒の時間を大切に過ごす住まいです。
層を移動する度にシーンが展開するワクワクする住まい
敷地は南側と東側に高低差(約80cm)のある道路角地で、北側と西側には住宅のある住宅密集地です。 クライアントの要望: ・近隣への音を配慮したピアノ教室 ・膨大な数の蔵書・CD等の保管スペースの確保 ・老後のことを考えたバリアフリー空間 そこで、ピアノ教室(防音仕様)は1階の道路角面に配置し、和室、生活空間(LDK、浴室、洗面等)、書斎、寝室を順に層を重ねる様にし、上の層になるにつれて、プライベート性を強くする計画にしました。 蔵書やCD等はそれぞれが必要とされる場所にスペースを設け、 “見せる収納” “隠す収納”のメリハリをつけ、収納し易く、利用し易いものにしました。 近隣からの視線の緩衝として計画をした中庭は、各層をつなぐ光と風を取り込む光庭です。 将来的にバリアフリー生活となる時には、この中庭にホームエレベーターを増設でき、主要な層へアクセスできる計画をしています。 全部で7層ある内部空間は、初めて訪れる人は迷路のように感じられます。 層を移動する度にシーンが展開するワクワクする住まい(wonder land)となっています。
新築で「倉庫をリノベーションしたような住まい。」を造り出し多様で豊かな空間を試みた
本計画はクライアントの「倉庫をリノベーションしたような住まいを。」という言葉からスタートしたプロジェクトです。近年住まい方の多様化もあり、金額面を考え既存倉庫をリノベーションしたような住まいが流行っている。しかしながら実際は、しっかりと住居として考えるには断熱性能や構造面を配慮する必要があり、結局のところ新築並みの金額がかかってしまうことが多々である。そこで本計画では新築で「倉庫をリノベーションしたような住まい。」を造り出し多様で豊かな空間を試みた。 敷地は古くからある住宅地と新しい分譲地の間に位置し、三方を細い生活道路に囲まれた敷地です。 そこで私たちはまず、昔からこの場所に元々存在するような倉庫を生み出し、その倉庫を施主の手でひとつひとつリノベーションしていったかのように丁寧に設計を行っていった。 外部と内部の繋がりを大切にしながら、内部空間ではホワイトキューブを1つ設け、その中にプライバシーの必要な機能を閉じ込めた。全体としては緩やかに繋がるスキップの空間とし、あえて空間の機能を限定しない平面計画を行い、施主の手で長い時間をかけて愛着のもてる空間をつくっていける余白を設けた。 新築とすることで耐久性や環境負荷を考慮しながら時間軸までもデザインし、まるでそこに今まであったかのような深みを作り出すことができたのではないか。そして、今後将来にわたってそれがより濃く生活の豊かさへと変化することを私たちは期待する。
混構造のバランスによる開放感
1階RC造、2階木造の混構造を選択することにより コストバランスと空間の開放感を手に入れ 素敵な家具とあいまって居心地の良い家になりました。
作品名 | OPEN AIR HOUSE |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,コンクリート打放し |
所在地 | 鹿児島県出水市 |
勾配屋根が特徴のシンプルモダンな住まいです。
市街化調整区域である周辺は山や畑の多い、ゆったりとした時間がながれています。お客さまのご希望である「南側のおおきな庭」に面してテラスと繋がるリビング・ダイニング・キッチン・和室を配置したシンプルな計画としています。リビングとダイニングの段差や吹抜により、より見晴らしのよい、LDKとなりました。おおきな屋根の下で、おおらかな生活を楽しめる住まいとなりました。
作品名 | おおきな屋根を楽しむ住まい |
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ジャンル | 無垢・自然素材,郊外住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 三重県 |
その日の気分で服を着替えるように模様替えできるフレキシブルなマンションリノベーション。
3LDKのマンションでは、廊下側に洋室2つ、ベランダ側にLDK、その中間にもう1部屋という構成が一般的です。中間の1部屋は予備的な和室・洋室として設計されることが多いですが、居室として使うには採光・通風・空調の条件が悪いため、実際には季節物や捨てられない家具などを押し込んだ納戸となり、住み手の生活スタイルの変化に柔軟に対応できる間取りとならないケースが多くみられます。今回はこのような中間の1部屋をフルオープン可能な引戸でつくることで、独立した部屋として、広いLDKの一部として、また適度な位置で固定してゆるやかに空間を仕切るなど、その日の気分によって服を着替えるような感覚で簡単に模様替えできるフレキシブルな住宅としました。
設計:山本嘉寛建蓄設計事務所
http://yyaa.jp/
作品名 | 着替える家 |
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ジャンル | コンクリート打放し,マンション・アパート,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府堺市 |
設計から完成迄の期間 | 約1年 |
間取り | 2LDK <-> 3LDK |
壁 | コンクリート打ち放し / ビニルクロス貼 |
床 | パイン無垢フローリングOF / 長尺シート / Pタイル貼 |
構造 | SRC造 |
延床面積 | 80m2 |
施工者 | 株式会社 三苫工務店 |
写真の撮影者 | YFT, / 山田 圭司郎 |
外はシンプルに、中は無垢材で落ち着きのある家
中は、外断熱によることで、柱の空間を部屋にしました。ここに、飾り棚を付ければ、無駄な家具は置かなくていいです。 玄関から2階の部屋、3階の空間まで仕切りをなくして、一体になっています。 玄関から3階までの部屋の温度変化も少なくでき、精米ながらも広々とした家になっています。
作品名 | 外断熱のエコ住宅 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | 愛知県 |
外壁 | EPS断熱材による外断熱にガルバ鋼板 |
屋根の形 | 屋上として利用できる外断熱によるコンクリート防水仕上げ |
壁 | 健康塗料塗り |
床 | 杉無垢床 |
構造 | 木造3階 |
ダイナミックな開放感とくつろぎが両立する家
藤沢で計画しましたシンプルモダンな専用住宅です。 2階には、ワンルームのLDKと5枚引戸でリビングと一体となる客間を計画し天井は全体を勾配天井とし、広がりのある空間としました。 南側に間口いっぱいのバルコニーを設け、LDKと外部との連続性を高めています。
狭小な敷地の中、階段をリビングに取り込み目いっぱいで建てています。
敷地いっぱいに建てるため、不整形な敷地形状に合わせた不整形プランとしています。 内装デザインは、金属や木やコンクリート等の素材感のあるものを多用しつつ、ラフさの中にやわらかさを合わせ持たせています。
奈良町の町家を改装したブックカフェ
ならまちにある町屋を改装したブックカフェです。静かな外観ですが、一歩足を踏み入れればオーナーが世界中で集めた古今東西のアンティークや書籍、音楽が詰まった濃密な時間が流れています。そんなトランクの中みたいなインテリアが、かつてシルクロードの終着駅だった奈良には似つかわしいのではないかと考えています。
設計:山本嘉寛建蓄設計事務所
http://yyaa.jp/
作品名 | Cafe Franz Kafka |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,旗竿・狭小住宅,和風建築 |
所在地 | 奈良県奈良市毘沙門町3-1 |
基礎 | 玉石基礎 |
外壁 | 漆喰 |
屋根の形 | 切妻屋根 |
壁 | 針葉樹合板OF |
床 | 杉足場板無塗装 |
構造 | 木 |
ロケーション | 世界遺産・元興寺の南約80m。赤いウサギの看板が目印です。 |
施工者 | ハマダ工務店 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
2つの箱
大きく区画された敷地に新しい家が立ち並ぶ分譲地に建つ。計画地は3方向を道路に囲まれ、道路面より少し高台となった敷地形状となっている。まわりを通る人は、建物外周全てを見ることが出来ることとなる。 そこで箱が並べられて組みあがった様子とし、建物四周が眺める場所によって表情を変えるように考えていった。外観形状から作られる南側の大きな窓と、四周をめぐるハイサイド窓やスリット窓により、いろいろな方角から光が入り込む。 大きな窓は外部デッキスペースに面し、箱状の外壁に合わせるようにデッキまわりに対して壁を立ち上げており、外の視線を気にすることなく開放的に過ごすことができる。
宝塚の家/Coo Planning
ご相談から、おおよそ2年が経過し、完成引き渡しを迎えました。 夫婦+女の子2人の4人家族のための住宅の新築です。 阪急 売布神社駅より、徒歩10分ほどの閑静な住宅地に建てられています。 土地探しからのご相談をいただき、完成にまで至りました。 古家付きの土地を購入後、解体工事を行ない、具体的な計画に入りました。 敷地は、角地に位置していますが、長手方向の道路には、ゆるやかな勾配があり、 その勾配を、平面及び断面計画に活かせるよう、プランを重ねています。 建築費用は、地下1階地上3階建てで、消費税込みで2500万円です。 3社見積りの末にたどり着いた金額です。 施工は、株式会社 創建です。
作品名 | 地下1階地上3階建て スキップフロア |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅 |
所在地 | 兵庫県宝塚市中山寺 |
設計から完成迄の期間 | 2013.1〜2014.3 |
間取り | 地下1階地上3階建て |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 たて葺き |
屋根の形 | 傾斜屋根 |
壁 | 珪藻土、ルナファーザー |
床 | パイン無垢フローリング |
構造 | 木造 |
予算帯 | 2500万円(税込) |
敷地面積 | 91.23㎡ |
延床面積 | 128.69㎡ |
所在地 | 兵庫県宝塚市中山寺 |
ロケーション | 住宅街 |
構造設計 | ルート構造設計事務所 |
施工者 | 株式会社 創建 |
外装 | ガルバリウム鋼板 たて葺き |
内装 | 珪藻土、ルナファーザー |
主要メーカー | LIXIL |
写真の撮影者 | 多田ユウコ |
テッくんのガレージハウス ローコストで 住宅はついていればいいよ
クライアントの中にある覚悟やアイディアを僕は見つける。
そして僕らはコラボレーションするんだ。
だから住宅設計はやめられない。
カーリフト付ガレージ、木造住宅です。
吹抜け+スキップフロアの家
中心にホールという吹抜けをもつスキップフロア型住宅です。 多目的ルーム~寝室~リビング~DKと交互に上って行き、最後は浴室~ルーフガーデンへと導かれる構成です。 リビングから上は空が見え、様々な視点から家の表情を楽しめる住宅です。 浴室とルーフガーデンのつながりはあたかも露天風呂気分を味わえる場所になっています。
3つの中庭と2棟を連結した周囲の自然に調和する建築
フロイデ彦島はグループホーム(18室2ユニット)とケア付き老人ホーム(個室48室6ユニット、内2室が夫婦対応)の居住施設に、地域施設(デイサービスセンター、地域交流スペース)を複合させた施設です。施設は起伏に富んだ傾斜地に建ち、高層化を避けるために2棟に分棟化して渡り廊下で結んだ構成になっています。私たちの工夫は、外出が少ない高齢者が都市のような穏やかな刺激を居ながらにして感じられるようにるすため、「見る、見られる関係」や「気配が伝わる構成」を重視し、平面構成において、3箇所の中庭からリビングを通して個室に至る二重の入れ子構造にしました。外観は、建物を周囲の住宅地に対して圧迫感のない低層とし、通風と採光に配慮した4つの特色ある中庭を設け、その中庭と共用室を赤い壁で取り囲み、その外壁に白い個室空間が取り巻く構成とした。中庭を透かして他の赤い壁の中にいる人の様子や話し声が伝わり、穿たれた開口を通して海の気配を感じ、どこにいても入居者が視覚的、心理的に人と自然の両方の気配が感じられる場が現出している。バルコニーの一部には白い布が張られ、外部に対して白い帆のように見え、人の住まいの在処を示しています。 2007年BCS賞(建築業協会賞) 2007年 医療福祉建築賞2007
作品名 | フロイデ彦島(ケアハウス、グループホーム、デイサービスステーション) |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,医院・クリニック,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 山口県下関市 |
敷地面積 | 5,587.97m2 |
延床面積 | 4,895.05m2 |
構造設計 | 構造設計集団 |
施工者 | 大成建設広島支店 |
写真の撮影者 | 北嶋俊治 |
シンプルで印象的な住宅
四角い箱から三角状に切り落とした部分を玄関ポーチと兼ねることでシンプルで印象的な外観としている。内部は1Fを共用スペース、2Fをプライベートスペースとした。西側以外は建物に囲まれており、室内に自然光が入りずらいが、中庭(光庭)を設け、そこから入る自然光と壁面反射光により、外観とは対照的な明るく解放的な室内になっている。また各スペースを階段で徐々に上がっていく「登り窯」のような空間構成とし、横に伸びる空間(LDK)と縦に伸びる空間(吹抜け・テラス・中庭)を繋ぐことで空間に広がりを持たせ、段差によって変化する天井高が空間全体にメリハリを付けている。
自然素材を多用し内外の回遊性を考慮した住宅
建物の高さを抑え、南側から見る外観は平屋建てのように見せている。内部は回遊性と開放感を意識して計画している。家事・生活導線だけでなく、外部テラスを含めて建物内外を回遊できることで、各スペースを最短距離で移動できる平面計画となっている。またリビングに吹抜けを設けることで開放感を与え、2Fの居室と吹抜けを繋ぐことで内部空間に一体感を与えている。内外の仕上材は左官材や木板を使用することで素材感による温もりを与えている。
快適性と落着きのある住まい
熊本県天草市の住宅。福岡市内から車で約4時間という立地、毎週現場へ行くのが楽しみな現場でした。敷地は田畑を住宅用にPC擁壁と盛土を行った土地。 内部空間は引き込みの障子を多様下和モダンな雰囲気となってます。 床はブラックウォルナット-ワトコオイル塗装、LDKは柔らかな間接照明を施し、南面の開口部には引き込み出来る障子、サッシ、雨戸を設けてます。この障子を介して柔らかな光を取り込むことが出来ています。
田園地帯に木造平屋の自然素材を生かした住まいが完成しました
福岡県飯塚市内から少し離れた田園地帯に、木造平屋の住宅が完成しました。 廻りの環境に合わせ、高さを抑えたデザイン、外壁は焼杉の自然塗装としています。 内部空間は明るい自然素材仕様、床はダグラスファーの無垢材で厚さ20mm,幅300mm,長さ3000mmに自然塗料であるオスモ塗料の拭取り仕上げにしています。壁、天井部分はドイツ製のしっくい塗り仕上げ。(リビング天井:杉板張り) 内部建具は全てソフトモーション付の引き戸。洗面、浴室の壁にはヒバ材を張り、浴室の床、腰壁は十和田石を張っています。照明は柔らかな光を演出してくれる間接光とダウンライトで構成され調光で光の演出も可能としています。空間はなるべくシンプルなディテールと構成を心がけています。
住居併用医院です 素材の持つ風合いを生かしながら 光と風と緑空間演出とのコラボレーションを 楽しむデザインを創りました。
住居と医院の併用建物です お客さまのイメージとこだわりがかなり複雑化した中での設計スタートでした。お客様は医院長です。やはり考え方、思考が論理的であり カタチに導くのにプレゼンは何度も繰り返し検証しました。 お客さまは今回、入船設計に依頼するまえに他の設計事務所に計画を 1年間されていてどうしても自分たちの夢ある建物にならないと断念され、改めて再チャレンジされたのです。それだけに建物創りに賭ける想いが凄いパワーとなり我々に伝わりました 完成後、お客様からは自分たちの理想以上の物を創っていただき 感謝しているとお言葉をいただきました。 これからの住まわれ方でさらに生きた建物に成ることを願っています
作品名 | K's Camp |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,医院・クリニック,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 奈良県 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
間取り | 6+ロフト+LDK+他 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | タイル張り |
屋根の形 | 勾配+陸 |
壁 | 珪藻土+クロス |
床 | 木フローリング |
構造 | 木造 |
予算帯 | 13000万円 |
敷地面積 | 470㎡ |
延床面積 | 390㎡ |
所在地 | 奈良市中筋町15 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 株式会社 ティーエムアーク |
施工者 | (株)アーキテックシンワ |
写真の撮影者 | 宮本 淳 |
住居併用医院です 素材の持つ風合いを生かしながら 光と風と緑空間演出とのコラボレーションを 楽しむデザインを創りました。
住居と医院の併用建物です お客さまのイメージとこだわりがかなり複雑化した中での設計スタートでした。お客様は医院長です。やはり考え方、思考が論理的であり カタチに導くのにプレゼンは何度も繰り返し検証しました。 お客さまは今回、入船設計に依頼するまえに他の設計事務所に計画を 1年間されていてどうしても自分たちの夢ある建物にならないと断念され、改めて再チャレンジされたのです。それだけに建物創りに賭ける想いが凄いパワーとなり我々に伝わりました 完成後、お客様からは自分たちの理想以上の物を創っていただき 感謝しているとお言葉をいただきました。 これからの住まわれ方でさらに生きた建物に成ることを願っています
作品名 | K's Camp |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,医院・クリニック,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 奈良県 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
間取り | 6+ロフト+LDK+他 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | タイル張り |
屋根の形 | 勾配+陸 |
壁 | 珪藻土+クロス |
床 | 木フローリング |
構造 | 木造 |
予算帯 | 13000万円 |
敷地面積 | 470㎡ |
延床面積 | 390㎡ |
所在地 | 奈良市中筋町15 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 株式会社 ティーエムアーク |
施工者 | (株)アーキテックシンワ |
写真の撮影者 | 宮本 淳 |
昭和レトロな雰囲気を生かしたオフィス
昭和期に建てられた味のあるオフィスビルの執務室。レトロな雰囲気を大事にしながらパソコン中心の現代的な環境にアップデ-トしました。机や椅子でブースをつくり、本棚やラックなど什器でスペースを仕切るオフィス空間では、だんだん家具の役割が建築に近づいていきます。ここでは逆に建築を少し家具に近づけてデザインすることで、家具も什器も、仕切り壁も建具もキッチンも、どれが建築でどれが家具か分からない色々なものがレトロなスケルトン空間に漂っている様相にならないだろうかと試みました。
設計:アートアンドクラフト+山本嘉寛建蓄設計事務所
http://yyaa.jp/
作品名 | 錢屋本舗オフィス |
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ジャンル | 無垢・自然素材,オフィス,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府大阪市天王寺区 |
施工者 | アートアンドクラフト |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
共働き夫婦と妻の両親が協力して子育てを充実させる2世帯住宅
細い袋小路の奥にある、周囲を隣家で囲まれた不整形な敷地に建つ建物は、1階はバリアフリーとして親世帯に、2階はスキップフロアの娘世帯として設計されました。 2階の床が南側に向かって段々畑のようにスキップしながら高くなっているのは、ギリギリに迫る隣家の屋根を“乗り越えて”南からの豊かな採光と通風を1階へ導くためです。またスキップする床と床のすきまに設けた小窓は、上下の世帯間のコミュニケーションを豊かにし、空調・換気のルートとしても活用しています。暖房設備は土壌蓄熱式輻射床暖房システムを採用し、ランニングコストを抑えると共に室内のヒートショックを解消しています。 建物最上部に設けたフリークライミングでしかたどり着けない超ミニ展望塔は、登山家の夢の隠れ家です。密集する隣家を超えて360°の景観を、そして富士山の姿を望めます。 建物の配置を工夫して、里山の小径のような前庭と、小さな雑木林のような中庭、お風呂に面した小さなフロ庭をつくることができました。密集住宅地でも外部空間を利用して気持ちの良いくらしができるよう心がけました。
作品名 | ふたつの家族と中庭の家 |
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ジャンル | 二世帯住宅,エコ住宅・省エネ住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 神奈川県横浜市港北区 |
共働き夫婦と妻の両親が協力して子育てを充実させる2世帯住宅
細い袋小路の奥にある、周囲を隣家で囲まれた不整形な敷地に建つ建物は、1階はバリアフリーとして親世帯に、2階はスキップフロアの娘世帯として設計されました。 2階の床が南側に向かって段々畑のようにスキップしながら高くなっているのは、ギリギリに迫る隣家の屋根を“乗り越えて”南からの豊かな採光と通風を1階へ導くためです。またスキップする床と床のすきまに設けた小窓は、上下の世帯間のコミュニケーションを豊かにし、空調・換気のルートとしても活用しています。暖房設備は土壌蓄熱式輻射床暖房システムを採用し、ランニングコストを抑えると共に室内のヒートショックを解消しています。 建物最上部に設けたフリークライミングでしかたどり着けない超ミニ展望塔は、登山家の夢の隠れ家です。密集する隣家を超えて360°の景観を、そして富士山の姿を望めます。 建物の配置を工夫して、里山の小径のような前庭と、小さな雑木林のような中庭、お風呂に面した小さなフロ庭をつくることができました。密集住宅地でも外部空間を利用して気持ちの良いくらしができるよう心がけました。
作品名 | ふたつの家族と中庭の家 |
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ジャンル | 二世帯住宅,エコ住宅・省エネ住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 神奈川県横浜市港北区 |
共働き夫婦と妻の両親が協力して子育てを充実させる2世帯住宅
細い袋小路の奥にある、周囲を隣家で囲まれた不整形な敷地に建つ建物は、1階はバリアフリーとして親世帯に、2階はスキップフロアの娘世帯として設計されました。 2階の床が南側に向かって段々畑のようにスキップしながら高くなっているのは、ギリギリに迫る隣家の屋根を“乗り越えて”南からの豊かな採光と通風を1階へ導くためです。またスキップする床と床のすきまに設けた小窓は、上下の世帯間のコミュニケーションを豊かにし、空調・換気のルートとしても活用しています。暖房設備は土壌蓄熱式輻射床暖房システムを採用し、ランニングコストを抑えると共に室内のヒートショックを解消しています。 建物最上部に設けたフリークライミングでしかたどり着けない超ミニ展望塔は、登山家の夢の隠れ家です。密集する隣家を超えて360°の景観を、そして富士山の姿を望めます。 建物の配置を工夫して、里山の小径のような前庭と、小さな雑木林のような中庭、お風呂に面した小さなフロ庭をつくることができました。密集住宅地でも外部空間を利用して気持ちの良いくらしができるよう心がけました。
作品名 | ふたつの家族と中庭の家 |
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ジャンル | 二世帯住宅,エコ住宅・省エネ住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 神奈川県横浜市港北区 |
あるいは空がきれいに見える場所
板塀と植栽に守られた庭と、巨木の林立する公園。 二つの緑豊かな外部空間を視覚的につなぎ、インテリアに取り込むことを意図しました。 緑の風景が取り込まれたインテリアは、大きな吹き抜けを介して、家族の気配が分かるようになっています。 吹き抜けを横断する空中廊下は、LEDを内蔵した『面発光アクリル』に覆われており、子供たちのアクティビティを映し出すスクリーンとして、おおらかな空間全体を照らす間接照明としても機能します。 日中は豊かな自然光の下、公園の緑と空の青が透過する空中廊下は、夜は神秘的な輝きを放つ光の架け橋となります。
住宅地の街角。小さくともキリリと光る
住宅街の角地。 小さな敷地ながら角地を生かし小庭のある夢のある、鉄骨3階建て住宅。 スクッと立つシンプル・スマートを目指す。角地を生かし一方の側面の腹の部分は1階から3階までガラスブロックを通しで出窓(出床)状に積み上げた。夜間は行燈のように輝いている。 内部はシンプル・スマートのひとつの表現である純和室をしつらえた。 茶道を道場である。無垢材を使用した正統派のお茶室で炉を切り自在鉤を下げ、床の間は数十のパターン出しをし、バランスをまとめた。隣室に水屋と、もう一方の隣室として控えの間を備えている。 書斎とガラスブロック。
作品名 | Kat-H Saitama |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,都市型住宅 |
所在地 | 埼玉県 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
間取り | 5・LD・K |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ALC下地タイル貼 |
屋根の形 | フラット屋上 |
床 | フローリング。 たたみ |
構造 | 鉄骨造 |
延床面積 | 165.9㎡ |
所在地 | 埼玉県 |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | 埼玉県内 建設会社 |
外装 | タイル貼 |
内装 | 塗り壁 他 |
モダンで とにかく明るい内部空間
この物件は、診療所付き住宅です。 モダンな外観だけでなく 内部は、中庭を中心に開放的な間取りで 明るい空間になっています。
作品名 | 住宅&診療所 - 1 |
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ジャンル | 都市型住宅,医院・クリニック,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 広島県 |
眺望のスカイリビングハウス
大阪府寝屋川市で計画した新築住宅です。クライアントからは「とにかく、明るく開放感のある、おおきなリビング・ダイニング・キッチンのあるモダンな住まいがいい」という要望がありました。そこで、2階にリビング・ダイニング・キッチンを設け、おおきなワンルーム空間とすることで明るさと眺望を確保しました。リビング・ダイニング・キッチンに面してL型にテラスを設けることで、さらに広がりのある空間としました。リビング・ダイニング・キッチンは特殊な勾配屋根をしていて、キッチンからリビングにかけて天井が高くなっていて、とても面白い空間になっています。
作品名 | 眺望のスカイリビングハウス |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 大阪府寝屋川市 |
水面を愛でる暮らし
大阪府南部には、狭山池に代表されるように、多くのため池がある。この敷地もそんな池を見下ろす高台にあった。 敷地の特徴を活かすため、建物の2階を北側に張り出す事を考えた。池を望む為であるが、北側につき光の入り過ぎを考える必要がない。開口高さは天井一杯の2.7mとし、広がりを無限にする為、3方のコーナーフィックスとした。池を望むリビング・ダインングを中心に、キッチン、子供部屋、寝室と、水廻り以外の全てを2階に集めた。 玄関を入ると、両脇に居室が並ぶ。東側にはキッチンもあり、3家族が暮らせるようになっている。将来、両親との同居も考えたものである。廊下、階段の壁は、可能な限り本棚とした。夫妻は共に医師で大変な読書家だ。廊下の北端にスタディーコーナーも設けたのも、その為である。 水面を愛でる暮らしは、想像以上に素晴らしい。水鳥、カメなど水辺に暮らす生物を、かわるがわる見つけることが出来る。また、それらが見えずとも時々の表情を見ることが出来る。 風の無い日は、空と雲を映し、風の強い日は、まるで何かが駆け抜けたように、一部が波立ったり。水というものは非常に繊細で、ひと時として同じ様はない。それらが心にもたらす影響を考えた時、暮らしの中に自然を取り込む必要性を改めて強く感じた。 敷地の北側はもとの形状を生かしたままの庭とした。斜面は視界を下にも広げ、更に人の視線を揃える。家族であっても、デッキで足をブラブラさせながら、並んで座るほうが話し易いこともあると思うのだ。 「家に良いも悪いもない。全部良いに決まっている」と写真家は言った。同じようにどの敷地にもその良さが有る。手を加える前に、在る姿を最大限に尊重し、活かしたいと思う。それが、敷地、環境、地球への畏敬、感謝へとつながると思うからである。 ■2011年8月 大阪府建築士会発行『建築人8月号』に掲載されました。 ■2011年1月 大阪ガス情報誌『住まう』に掲載されました。
水面を愛でる暮らし
大阪府南部には、狭山池に代表されるように、多くのため池がある。この敷地もそんな池を見下ろす高台にあった。 敷地の特徴を活かすため、建物の2階を北側に張り出す事を考えた。池を望む為であるが、北側につき光の入り過ぎを考える必要がない。開口高さは天井一杯の2.7mとし、広がりを無限にする為、3方のコーナーフィックスとした。池を望むリビング・ダインングを中心に、キッチン、子供部屋、寝室と、水廻り以外の全てを2階に集めた。 玄関を入ると、両脇に居室が並ぶ。東側にはキッチンもあり、3家族が暮らせるようになっている。将来、両親との同居も考えたものである。廊下、階段の壁は、可能な限り本棚とした。夫妻は共に医師で大変な読書家だ。廊下の北端にスタディーコーナーも設けたのも、その為である。 水面を愛でる暮らしは、想像以上に素晴らしい。水鳥、カメなど水辺に暮らす生物を、かわるがわる見つけることが出来る。また、それらが見えずとも時々の表情を見ることが出来る。 風の無い日は、空と雲を映し、風の強い日は、まるで何かが駆け抜けたように、一部が波立ったり。水というものは非常に繊細で、ひと時として同じ様はない。それらが心にもたらす影響を考えた時、暮らしの中に自然を取り込む必要性を改めて強く感じた。 敷地の北側はもとの形状を生かしたままの庭とした。斜面は視界を下にも広げ、更に人の視線を揃える。家族であっても、デッキで足をブラブラさせながら、並んで座るほうが話し易いこともあると思うのだ。 「家に良いも悪いもない。全部良いに決まっている」と写真家は言った。同じようにどの敷地にもその良さが有る。手を加える前に、在る姿を最大限に尊重し、活かしたいと思う。それが、敷地、環境、地球への畏敬、感謝へとつながると思うからである。 ■2011年8月 大阪府建築士会発行『建築人8月号』に掲載されました。 ■2011年1月 大阪ガス情報誌『住まう』に掲載されました。
水面を愛でる暮らし
大阪府南部には、狭山池に代表されるように、多くのため池がある。この敷地もそんな池を見下ろす高台にあった。 敷地の特徴を活かすため、建物の2階を北側に張り出す事を考えた。池を望む為であるが、北側につき光の入り過ぎを考える必要がない。開口高さは天井一杯の2.7mとし、広がりを無限にする為、3方のコーナーフィックスとした。池を望むリビング・ダインングを中心に、キッチン、子供部屋、寝室と、水廻り以外の全てを2階に集めた。 玄関を入ると、両脇に居室が並ぶ。東側にはキッチンもあり、3家族が暮らせるようになっている。将来、両親との同居も考えたものである。廊下、階段の壁は、可能な限り本棚とした。夫妻は共に医師で大変な読書家だ。廊下の北端にスタディーコーナーも設けたのも、その為である。 水面を愛でる暮らしは、想像以上に素晴らしい。水鳥、カメなど水辺に暮らす生物を、かわるがわる見つけることが出来る。また、それらが見えずとも時々の表情を見ることが出来る。 風の無い日は、空と雲を映し、風の強い日は、まるで何かが駆け抜けたように、一部が波立ったり。水というものは非常に繊細で、ひと時として同じ様はない。それらが心にもたらす影響を考えた時、暮らしの中に自然を取り込む必要性を改めて強く感じた。 敷地の北側はもとの形状を生かしたままの庭とした。斜面は視界を下にも広げ、更に人の視線を揃える。家族であっても、デッキで足をブラブラさせながら、並んで座るほうが話し易いこともあると思うのだ。 「家に良いも悪いもない。全部良いに決まっている」と写真家は言った。同じようにどの敷地にもその良さが有る。手を加える前に、在る姿を最大限に尊重し、活かしたいと思う。それが、敷地、環境、地球への畏敬、感謝へとつながると思うからである。 ■2011年8月 大阪府建築士会発行『建築人8月号』に掲載されました。 ■2011年1月 大阪ガス情報誌『住まう』に掲載されました。
水面を愛でる暮らし
大阪府南部には、狭山池に代表されるように、多くのため池がある。この敷地もそんな池を見下ろす高台にあった。 敷地の特徴を活かすため、建物の2階を北側に張り出す事を考えた。池を望む為であるが、北側につき光の入り過ぎを考える必要がない。開口高さは天井一杯の2.7mとし、広がりを無限にする為、3方のコーナーフィックスとした。池を望むリビング・ダインングを中心に、キッチン、子供部屋、寝室と、水廻り以外の全てを2階に集めた。 玄関を入ると、両脇に居室が並ぶ。東側にはキッチンもあり、3家族が暮らせるようになっている。将来、両親との同居も考えたものである。廊下、階段の壁は、可能な限り本棚とした。夫妻は共に医師で大変な読書家だ。廊下の北端にスタディーコーナーも設けたのも、その為である。 水面を愛でる暮らしは、想像以上に素晴らしい。水鳥、カメなど水辺に暮らす生物を、かわるがわる見つけることが出来る。また、それらが見えずとも時々の表情を見ることが出来る。 風の無い日は、空と雲を映し、風の強い日は、まるで何かが駆け抜けたように、一部が波立ったり。水というものは非常に繊細で、ひと時として同じ様はない。それらが心にもたらす影響を考えた時、暮らしの中に自然を取り込む必要性を改めて強く感じた。 敷地の北側はもとの形状を生かしたままの庭とした。斜面は視界を下にも広げ、更に人の視線を揃える。家族であっても、デッキで足をブラブラさせながら、並んで座るほうが話し易いこともあると思うのだ。 「家に良いも悪いもない。全部良いに決まっている」と写真家は言った。同じようにどの敷地にもその良さが有る。手を加える前に、在る姿を最大限に尊重し、活かしたいと思う。それが、敷地、環境、地球への畏敬、感謝へとつながると思うからである。 ■2011年8月 大阪府建築士会発行『建築人8月号』に掲載されました。 ■2011年1月 大阪ガス情報誌『住まう』に掲載されました。
レイソルサポーターが建てた家
「リヴァプールは夢、レイソルは生活」とはクライアントの言葉。 リヴァプールとは、イングランド・プレミアムリーグの名門チームを指し、レイソルは柏レイソルを指す。家族をあげての熱烈なサッカーファンであり、プレイヤーでもある。 スティーブン・ジェラートらが所属するそのチームのホームスタジアムが Anfield。レンガ、ガラス、スチールで構成された外観をもつ。クライアントはこの地を訪れるうち、家を建てるならあんな外観にしたい、と考えるようになった。 予算はおよそ1800万円。要望は、中庭があり浴室から直接でられるよう。壁と天井の取り合い部はRをつけたい。隠れ家がほしい、長期優良住宅、サッカーの練習ができる庭が欲しい…… 中庭は、高い腰壁に囲まれたバルコニーとなり、浴室から出られるようになっている。2階は約4mの天井高を持つ20畳の一室空間。付随するロフトはご主人の書斎であり、サッカーミュージアムと呼ばれている。 玄関すぐ脇には作業室。これは奥さんがミシンや、電動のこぎりを使って、趣味の工芸をする部屋だ。壁は奥さんの手による漆喰塗りで、アンティーク雑貨が並ぶ。数ヶ月に一度、ここで気の合う仲間と、ワンデイショップを開くのである。 家を建てる動機は様々だ。自分達の愛するチームと共に、この街で暮らしたいという強い意思が、この家をこの予算で完成させた。 元の家もすぐ近くのマンションで、大阪から伺っての打合せだった。しかし当日はレイソルの試合日。500メートル先のスタジアムから歓声が風にのって聞こえてくる。 打合せはしているが、夫妻の心はここにあらず。早めに打合せを切り上げたのも楽しい思い出だ。 ■2014年10月 『月刊ハウジング12月号 』 に掲載されました。
レイソルサポーターが建てた家
「リヴァプールは夢、レイソルは生活」とはクライアントの言葉。 リヴァプールとは、イングランド・プレミアムリーグの名門チームを指し、レイソルは柏レイソルを指す。家族をあげての熱烈なサッカーファンであり、プレイヤーでもある。 スティーブン・ジェラートらが所属するそのチームのホームスタジアムが Anfield。レンガ、ガラス、スチールで構成された外観をもつ。クライアントはこの地を訪れるうち、家を建てるならあんな外観にしたい、と考えるようになった。 予算はおよそ1800万円。要望は、中庭があり浴室から直接でられるよう。壁と天井の取り合い部はRをつけたい。隠れ家がほしい、長期優良住宅、サッカーの練習ができる庭が欲しい…… 中庭は、高い腰壁に囲まれたバルコニーとなり、浴室から出られるようになっている。2階は約4mの天井高を持つ20畳の一室空間。付随するロフトはご主人の書斎であり、サッカーミュージアムと呼ばれている。 玄関すぐ脇には作業室。これは奥さんがミシンや、電動のこぎりを使って、趣味の工芸をする部屋だ。壁は奥さんの手による漆喰塗りで、アンティーク雑貨が並ぶ。数ヶ月に一度、ここで気の合う仲間と、ワンデイショップを開くのである。 家を建てる動機は様々だ。自分達の愛するチームと共に、この街で暮らしたいという強い意思が、この家をこの予算で完成させた。 元の家もすぐ近くのマンションで、大阪から伺っての打合せだった。しかし当日はレイソルの試合日。500メートル先のスタジアムから歓声が風にのって聞こえてくる。 打合せはしているが、夫妻の心はここにあらず。早めに打合せを切り上げたのも楽しい思い出だ。 ■2014年10月 『月刊ハウジング12月号 』 に掲載されました。
家族みんながつながりを持てる家
千葉県船橋市の住宅地に計画した木造2階建ての専用住宅です。 この住宅では隣地の林の美しい緑を室内にどう取り込むか、又、部屋同士の繋がりをどのように扱うかに重視して計画しました。 1階は、最も眺望の良い西側先端にリビングを配置し、その後にダイニング、母の部屋を配置しています。 ダイニングと母の部屋の間の引戸を引込めば、西側の林から、庭、テラス、リビング、ダイニング、母の部屋、東側の庭まで空間が連続します。 リビングの西側の開口は4枚引込み窓になっており、北側の壁の中に全てサッシを収納して全開口にすることが出来ます。 玄関、便所、食品庫、キッチン、脱衣洗面室、浴室は南側にまとめて一列に配置し、玄関からの裏動線も確保しています。 リビングの上は吹抜けとし、林に面して2層分の開口を設けることで、林の緑をより多く室内に取り込めるようにしています。 吹抜けの中に階段を設置し空間にアクセントを与え、吹抜けに面して奥様の書斎を配置しています。 書斎からは林の緑を望みながら、リビングで遊ぶ子供の姿も確認出来ます。 家全体として廊下は無く、各部屋が緩やかに繋がりながら空間を構成し、同時に各部屋のプライバシーも確保出来るようにしています。 家全体で林の美しい緑を取り込みながら、家族みんながリビングを中心につながりをもてるような素敵な家になったと思います。
家族みんながつながりを持てる家
千葉県船橋市の住宅地に計画した木造2階建ての専用住宅です。 この住宅では隣地の林の美しい緑を室内にどう取り込むか、又、部屋同士の繋がりをどのように扱うかに重視して計画しました。 1階は、最も眺望の良い西側先端にリビングを配置し、その後にダイニング、母の部屋を配置しています。 ダイニングと母の部屋の間の引戸を引込めば、西側の林から、庭、テラス、リビング、ダイニング、母の部屋、東側の庭まで空間が連続します。 リビングの西側の開口は4枚引込み窓になっており、北側の壁の中に全てサッシを収納して全開口にすることが出来ます。 玄関、便所、食品庫、キッチン、脱衣洗面室、浴室は南側にまとめて一列に配置し、玄関からの裏動線も確保しています。 リビングの上は吹抜けとし、林に面して2層分の開口を設けることで、林の緑をより多く室内に取り込めるようにしています。 吹抜けの中に階段を設置し空間にアクセントを与え、吹抜けに面して奥様の書斎を配置しています。 書斎からは林の緑を望みながら、リビングで遊ぶ子供の姿も確認出来ます。 家全体として廊下は無く、各部屋が緩やかに繋がりながら空間を構成し、同時に各部屋のプライバシーも確保出来るようにしています。 家全体で林の美しい緑を取り込みながら、家族みんながリビングを中心につながりをもてるような素敵な家になったと思います。
漆喰とアンティーク部材でつくられた小さな洋館
ちいさな敷地に建つ、建坪約13坪の住宅。 敷地を最大限活用し ちいさいながらも 家庭菜園や果樹園もあり 土と接した健康的な生活を送ることができます。 この家に求められたのは、洋風の趣。 外国から取り寄せたアンティーク部品と 日本の建材を組み合わせ 新築した時からアンティークな趣のある仕上がりとなっています。 素材は、漆喰と無垢フローリングに大谷石や天然スレート等 経年美化を楽しむことができるものに限られています。 ステンドグラスは、この家の為にデザインされたオリジナルと 外国から輸入したものを加工したものです。 クライアントが愛用するアンティーク家具と調和する 永く愛用できる住まいとなりました。
black toy
広めの土地にこだわった小さな家を建てることを希望していたクライアント。この土地に出会い、周囲の環境を気に入られて土地を購入されたところから今回のプロジェクトはスタートしました。 1.5mほどの高低差がある土地の場合、擁壁を設けた上に建築することがセオリーだと思いますが、それでは擁壁に費用がかかり、建物にかける費用が減ってしまうので、法面(斜面)をつくってブロックにて土留めをすることでコストダウンを図りました。 そして、その高低差部分に建物を跳ね出すことで、車庫に利用できる空間やアプローチ屋根としての空間と、独特のファサードを形成しました。内部ではスキップフロアによる床レベルの変化に加え、天井高も極端に変化させることで、空間にメリハリを作り、体感的に区切ることや、体感的なつながりが持てるような平面計画としています。また、リビングから玄関と2階のトップライトを視覚的にも一体感が持てるようにしたり、バルコニーが付属するような南側の寝室とするのではなく、北側に配置し山の景色を楽しめるようにしたりと、視覚的にも落ち着けるようにしているのも大きな特徴です。 独特の構造を外壁で隠したことで、外からは中が想像しづらい不思議な形状のオウチであることや、クライアント(奥様)自らが床や壁、天井を塗装し、照明器具も部品から取り寄せ自作(ご主人)したり、はたまたタイルも自ら今後貼るつもりだったりと、ご夫婦にとっていつまでも遊べるおもちゃ箱のようなオウチということで「black toy」 と名付けました。独特のスイッチの配置もクライアントのおもちゃの一部です。今後、どのように変化するのかを楽しみにしながらお付き合いできればと思います。
作品名 | 東谷の家 |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,エコ住宅・省エネ住宅,シンプル・ミニマル |
所在地 | 愛知県 |
セカンドハウスのある暮らし~いわゆる別荘って感じでない・・山荘にしたい!
設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! http://ameblo.jp/atelier137/theme-10056771195.html
作品名 | 031軽井沢Tさんの家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,別荘 |
所在地 | 長野県軽井沢町 |
シンプルモダン
設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! http://ameblo.jp/atelier137/theme-10044620608.html
作品名 | 026高崎Mさんの家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,シンプル・ミニマル,無垢・自然素材 |
所在地 | 群馬県高崎市 |
家族のコミュニケーションを支える吹抜空間
ご夫妻とお子さん2人のための住まいです。■テーマ1:家族のコミュニケーションを支える吹抜空間/高天井でダイナミックな空間のリビングダイニング。ここに美しい階段を据えました。朝、お母さんが食事の支度をしていると、目の前の階段をお子さんがおりてきて「おはよう!」。午後、子供が帰ってくると、キッチンで家事をしているお母さんと「おかえり!」「ただいま!」と言葉を交わしてから階段を上がって子供室へ。家の中心であるこの吹抜空間が動線の基点となっていることで、家族が顔を合わせる機会が増えます。家族のコミュニケーションを支える吹抜空間です。■テーマ2:プライバシーと開放性の両立/敷地は東側・南側は敷地境界まで隣家の壁がせまり、日照や眺望の点で課題がありましたが、西側は道路ごしに幼稚園の園庭が広がり、空へも開かれていました。そこで、建物をコの字型平面として中庭を設け、西側に開かれた構成としました。近隣の住宅が密集する環境において、この中庭は道路や隣家からの視線を気にすることなくくつろげる、家族のオアシスとなっています。そして各室はこの中庭に対して開放的な構成となっています。■テーマ3:適度な距離感をもった様々な居場所/家族は一緒にワイワイとにぎやかに過ごすときもあれば、適度な距離感でお互いを感じながらも個々人の世界に浸りたいときもあります。この住まいは中庭を囲むコの字型平面の構成により、各室は適度な距離感をもつと共に中庭ごしに「見る」「見られる」関係となっています。リビングダイニングとタタミルーム、主寝室と子供室、それらが適度な距離感で配されていることで、家族が様々なシーンを過ごす居場所が生まれています。
作品名 | 朝霞の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル |
所在地 | 埼玉県朝霞市 |
設計から完成迄の期間 | 1年2カ月 |
間取り | 4LDK+ロフト |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ソフトリシン吹き付け |
屋根の形 | ガルバリウム鋼板平葺き |
壁 | 砂漆喰塗り |
床 | ナラ無垢フローリング |
構造 | 在来木造工法 |
予算帯 | 3000万円台前半 |
敷地面積 | 191.53㎡ |
延床面積 | 113.20㎡ |
所在地 | 埼玉県朝霞市 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | H&A構造研究所 |
施工者 | 宮嶋工務店 |
写真の撮影者 | 新井崇文 |
プライバシーと開放性を両立させる中庭プラン
新井アトリエの自宅兼事務所です。 ■テーマ1:プライバシーと開放性の両立/「プライバシーの確保された、安心できる空間」と「庭の緑・風・光を存分に楽しめる開放性のある空間」・・・一見相反する2つの要望を両立させようと考えた結果、中庭のあるプランが出来上がりました。壁・ルーバー・植栽・レベル差といった手法により道路や隣地からの視線をカットした中庭をつくり、その中庭に対して開放的な構成としました。中庭に面する開口部はカーテンやブラインドといった目隠しなしでオープンにして暮らしていても道路や隣地から見られることはないため、開放的な空間を楽しみながらも安心して暮らすことができます。 ■テーマ2:常に家族の気配が感じられる家/家族構成は共働き夫婦と息子1人。共に過ごす時間は限られます。料理をしたり、デスクワークをしたり、ソファでくつろいだり、遊んだり・・・家族が思い思いのことをしながらも互いの気配を感じられるよう、生活空間は1階にまとめ、ワンルームの中に様々なコーナーがある構成としました。 ■テーマ3:将来の家族生活に対応できる工夫/時と共に家族の生活は変化していきます。竣工時は幼児で親と一緒に寝ていた子供も、次第に大きくなるにつれて自分の領域が必要となり、やがて家を巣立っていけば夫婦二人の生活になります。2階はこういった変化する家族の生活に対応できるようロフトをもつワンルーム構成とた上で、将来必要に応じて間仕切りを設けたり、取り外したりができる空間としました。
作品名 | 荏田町の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル |
所在地 | 神奈川県横浜市青葉区 |
設計から完成迄の期間 | 1年3カ月 |
間取り | 3LDK+ロフト |
基礎 | 杭基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | ガルバリウム鋼板 瓦棒葺き |
壁 | 砂漆喰塗り |
床 | カラマツ無垢フローリング |
構造 | 木造在来工法 |
予算帯 | 2000万円台後半 |
敷地面積 | 126.93㎡ |
延床面積 | 99.28㎡ |
所在地 | 神奈川県横浜市青葉区 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | H&A構造研究所 |
施工者 | 富士ソーラーハウス |
写真の撮影者 | 渡辺慎一、新井崇文 |
傾斜地に建つスキップフロア住宅
緩やかな坂道を下りきった角地にこの家はある。断面はコストを考慮し敷地内にあった高低差1.3mの地形をそのまま利用したスキップフロアになっている。坂道を回り込んだところにカーポート、さらにその奥に家族用玄関がある。時計回りに続く螺旋上の動線にそって寝室、リビング、ダイニング、多目的室と導かれ、それぞれの窓は、場所ごとに目線の高さに合わせ違った風景を切り取る。
作品名 | Spiral House |
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ジャンル | ローコスト住宅,旗竿・狭小住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 北海道札幌市 |
間取り | 3LDK |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 165.23㎡ |
延床面積 | 103.77㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
写真の撮影者 | 酒井広司 |
ルーバーで日差しを和らげた光庭のある3階建和モダン狭小都市住宅
都内世田谷区に計画した木造3階建の住宅です。 周囲を建物に囲まれ東側で接道する狭小敷地においても、充分な光と風を確保するため、南東角に光庭を配置し、上部2階レベルにFRP製グレーチングのバルコニーを設け、 道路面には日差しを和らげ目隠しにもなる、出入口と一体的に見える木製ルーバーと、可動スライド式のルーバーゲートで囲み、安らぎを感じる落ち着いた居住環境を創造しました。 また北東コーナーのバルコニーや、アクセント的に設けた特徴的な丸窓を設け、室内のどこにいても広がりや緑を感じられる空間を計画しました。 更に各所に設けたトップライトにより、吹抜けの階段室、寝室等に明るい光が届く断面構成としました。 建物の外観は道路面の外部から独立した結界を表わす1枚の白い壁と、セットバックした黒の勾配屋根で構成されたシンプルモダンかつ和を感じる清々な凛とした佇まいの意匠としました。
作品名 | 清凜の家 |
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ジャンル | 都市型住宅,旗竿・狭小住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都世田谷区 |
設計から完成迄の期間 | 2010年 1月~2010年12月 |
間取り | 3階建2LDK+書斎 |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | 割肌タイル調サイディング貼 |
屋根の形 | 陸屋根+切妻屋根 |
壁 | クロス貼 |
床 | パナソニックオーマイティフロア |
構造 | 木造軸組工法 |
予算帯 | 2350万円 |
敷地面積 | 60.94㎡ |
延床面積 | 90.84㎡ |
所在地 | 東京都世田谷区 |
ロケーション | 周囲を建物に囲まれ東側で接道する狭小敷地 |
構造設計 | 元気建設株式会社 |
施工者 | 本間建設株式会社 |
外装 | 割肌タイル調サイディング貼 |
内装 | クロス貼 |
主要メーカー | (株)LIXIL(ルーバー門扉引戸コートラインⅡ ) |
写真の撮影者 | 設計者本人 |
ルーバーで日差しを和らげた光庭のある3階建和モダン狭小都市住宅
都内世田谷区に計画した木造3階建の住宅です。 周囲を建物に囲まれ東側で接道する狭小敷地においても、充分な光と風を確保するため、南東角に光庭を配置し、上部2階レベルにFRP製グレーチングのバルコニーを設け、 道路面には日差しを和らげ目隠しにもなる、出入口と一体的に見える木製ルーバーと、可動スライド式のルーバーゲートで囲み、安らぎを感じる落ち着いた居住環境を創造しました。 また北東コーナーのバルコニーや、アクセント的に設けた特徴的な丸窓を設け、室内のどこにいても広がりや緑を感じられる空間を計画しました。 更に各所に設けたトップライトにより、吹抜けの階段室、寝室等に明るい光が届く断面構成としました。 建物の外観は道路面の外部から独立した結界を表わす1枚の白い壁と、セットバックした黒の勾配屋根で構成されたシンプルモダンかつ和を感じる清々な凛とした佇まいの意匠としました。
作品名 | 清凜の家 |
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ジャンル | 都市型住宅,旗竿・狭小住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都世田谷区 |
設計から完成迄の期間 | 2010年 1月~2010年12月 |
間取り | 3階建2LDK+書斎 |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | 割肌タイル調サイディング貼 |
屋根の形 | 陸屋根+切妻屋根 |
壁 | クロス貼 |
床 | パナソニックオーマイティフロア |
構造 | 木造軸組工法 |
予算帯 | 2350万円 |
敷地面積 | 60.94㎡ |
延床面積 | 90.84㎡ |
所在地 | 東京都世田谷区 |
ロケーション | 周囲を建物に囲まれ東側で接道する狭小敷地 |
構造設計 | 元気建設株式会社 |
施工者 | 本間建設株式会社 |
外装 | 割肌タイル調サイディング貼 |
内装 | クロス貼 |
主要メーカー | (株)LIXIL(ルーバー門扉引戸コートラインⅡ ) |
写真の撮影者 | 設計者本人 |
高密度な都市の中でゆったりと暮らす
高密度な都市においてある程度スペース上の余裕があれば、外に開く家ではなく、プライバシーが守られる内に開く家、即ち、パティオ等の外部空間を内包する様なプランニングが海外においては普遍的な解答と言えるのですが、ここでは外に向けて開放的な、そしてプライバシーが守られる家を求められました。そのため、周辺の家々の配置や高さ、窓の位置等に配慮しながら、外部からの視線を遮り、かつ、開放的な雰囲気作りに苦心した家です。 準防火地域に建つ3階建てのため、防火についての制約の中、その外観は真っ白なスイス漆喰とエステック・ウッドという無垢の杉板を使ってモダンに仕上げています。
内と外とを有機的につなげる反屋外のテラス
木の軸組、縁側空間など、日本の住文化が培ってきた開放的な空間構成を、 立体的に展開することで、広がりのある空間を形づくる。 プライムHPで詳しくご覧になれます→【杉並の家】
作品名 | 杉並の家 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,エコ住宅・省エネ住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 東京都杉並区 |
構造 | 木造+RC造 |
敷地面積 | 103.79㎡(31.40坪) |
延床面積 | 120.20㎡(36.37坪) |
構造設計 | 梅沢建築構造研究所 |
施工者 | 三合建設 |
洞窟の中の居場所
シンプルな空間をずらすコトで生まれるスキマや重なりにより、部屋ごとを完全に仕切るのではなく家全体が緩やかにつなぎ居場所をつくる。 それは、まるで真っ白な洞窟の中に居場所をつくるコトに似ている。体感しないとわからない居心地の良さがここにあります。
洞窟の中の居場所
シンプルな空間をずらすコトで生まれるスキマや重なりにより、部屋ごとを完全に仕切るのではなく家全体が緩やかにつなぎ居場所をつくる。 それは、まるで真っ白な洞窟の中に居場所をつくるコトに似ている。体感しないとわからない居心地の良さがここにあります。
洞窟の中の居場所
シンプルな空間をずらすコトで生まれるスキマや重なりにより、部屋ごとを完全に仕切るのではなく家全体が緩やかにつなぎ居場所をつくる。 それは、まるで真っ白な洞窟の中に居場所をつくるコトに似ている。体感しないとわからない居心地の良さがここにあります。
洞窟の中の居場所
シンプルな空間をずらすコトで生まれるスキマや重なりにより、部屋ごとを完全に仕切るのではなく家全体が緩やかにつなぎ居場所をつくる。 それは、まるで真っ白な洞窟の中に居場所をつくるコトに似ている。体感しないとわからない居心地の良さがここにあります。
家のどこからでも顔を出したくなるような魅力ある空間
本計画は京都ならではの「うなぎの寝床」の敷地条件の中で、いかに豊かな光を取り入れるかという ことを考えたプロジェクトです。そこで私たちは家の中心に家族の集まるダイニング空間を設け、 そこを吹き抜け空間とすることを考えました。 この吹き抜け空間は家族の絆を繋ぐ空間でもありながら、階段室やディスプレーなどの動的機能も 果たします。また建主の要望でもある多種多様の素材を最大限生かしながら、豊かな開口部を 開けることで多様な光や風を取り込み、家のどこからでも顔を出したくなるような魅力ある空間へと つくり上げました。
家のどこからでも顔を出したくなるような魅力ある空間
本計画は京都ならではの「うなぎの寝床」の敷地条件の中で、いかに豊かな光を取り入れるかという ことを考えたプロジェクトです。そこで私たちは家の中心に家族の集まるダイニング空間を設け、 そこを吹き抜け空間とすることを考えました。 この吹き抜け空間は家族の絆を繋ぐ空間でもありながら、階段室やディスプレーなどの動的機能も 果たします。また建主の要望でもある多種多様の素材を最大限生かしながら、豊かな開口部を 開けることで多様な光や風を取り込み、家のどこからでも顔を出したくなるような魅力ある空間へと つくり上げました。
厳しい条件を見方にかえて,より豊かな空間への足がかりに
3方隣家に囲まれた高台に建つ住宅.全面道路との高低差を利用して1階(一部半地下)にRCのビルトイン車庫を設け,その上に木造の2階建をのせています.2階にLDKを設けることによりプライバシーと自然採光を確保し,開放的で心地よい空間を計画しました.厳しい高さ制限を味方にかえて,3階は高さを抑え半地下部を利用したスキップフロアと吹抜により各空間を緩やかに繋いだ住まいです.
厳しい条件を見方にかえて,より豊かな空間への足がかりに
3方隣家に囲まれた高台に建つ住宅.全面道路との高低差を利用して1階(一部半地下)にRCのビルトイン車庫を設け,その上に木造の2階建をのせています.2階にLDKを設けることによりプライバシーと自然採光を確保し,開放的で心地よい空間を計画しました.厳しい高さ制限を味方にかえて,3階は高さを抑え半地下部を利用したスキップフロアと吹抜により各空間を緩やかに繋いだ住まいです.
変形敷地を活かす暮らしのかたち
世田谷の閑静な住宅街にある北東角地に建つ住宅です。三角形の土地を最大限活かすため、プランも三角形で計画し、北と南の角にあたるそれぞれの頂点に、大きな窓による抜けをつくる事で南北方向への広がりを生んでいます。また、南に向かって上っている2つの道路にあわせるように、1,2階の床はらせん状にステップアップしています。4mほどの道路を挟んで三方とも建物に囲われているため、天窓やインナーデッキを利用して、プライバシーに配慮しながら採光通風を計画しています。 1階リビング南の角には窓下に暖炉を設け、自然光を取り込むと共に、外部のシンボルツリーと火による安らぎを家族に与えてくれる場所としました。
森の中に建つ山荘
森の中に建つ山荘。 自然を目や空間で楽しむだけでなく、暖炉やOMソーラーを設置したことで、より自然の気持ちよさを感じられる空間となった。
急斜面に建つグラスハウス
この敷地に初めて立ったとき、全面に広がる絶景を生かすために、最上階の3階をエントランスにして2階に住まいの昨日を集約し、1階は夫人のアトリエと主人の書斎を兼ねた和室など遊びのスペースにするというプランがすぐに浮かび上がった。ガラス箱を載せたようなエントランスからは、ほぼ全方位からの借景が得られます。そして、階下にあるリビングやバスルームの窓の外にある自然林の様子は、日々姿を変える”生きたアート”として室内を彩るようにイメージした。
「プライバシー」と「開放感」の両立
定年を数年後に控えたご夫婦のための建て替えの計画である。 リビングは環境のいい2階に配置された。2階リビングにおける、近隣からの「プライバシー」と、室内からの「開放感」の両立がテーマとなった。 リビングの周囲を大きなテラスで取り囲み、「屋内」空間であるリビングと、「屋外」空間であるテラスの融合を図っている。そのテラスは、3角に切り取られた斜めの壁で囲われている。 この3角形のテラスは、室内から空への視線を確保すると同時に、周辺家屋の窓や道路からの視線を緻密にコントロールするための装置でもある。 ちなみに、2階にリビングを設けたため、老後に対する配慮として、ホームエレベーターを装備した。 このお住まいのもう一つの特徴は、1階に設けられた映写室である。 映写室は170インチの大型ワイドスクリーンで映画が楽しめるよう、幅4.5m×長さ9mの広さを確保し、3D対応の高性能プロジェクターの他、サラウンドスピーカーを完備している。 遮光や遮音性にも配慮したその空間では、映像と音の世界を如何なく楽しめることとなる。 なお、光熱費のランニングコストがかからないよう、発砲ウレタンによる高断熱仕様とした上で、断熱性能(Q値)を計算によって確認した。 また、大きな窓にはそのすべてに庇を設け、夏季日射取得係数(μ値)の計算を行い、四季を通してなるべく冷暖房に頼らない生活スタイルの提供を目指した。 冷暖房による光熱費は、建て替え前のそれとくらべると、1/2~2/3程度になったそうである。
「プライバシー」と「開放感」の両立
定年を数年後に控えたご夫婦のための建て替えの計画である。 リビングは環境のいい2階に配置された。2階リビングにおける、近隣からの「プライバシー」と、室内からの「開放感」の両立がテーマとなった。 リビングの周囲を大きなテラスで取り囲み、「屋内」空間であるリビングと、「屋外」空間であるテラスの融合を図っている。そのテラスは、3角に切り取られた斜めの壁で囲われている。 この3角形のテラスは、室内から空への視線を確保すると同時に、周辺家屋の窓や道路からの視線を緻密にコントロールするための装置でもある。 ちなみに、2階にリビングを設けたため、老後に対する配慮として、ホームエレベーターを装備した。 このお住まいのもう一つの特徴は、1階に設けられた映写室である。 映写室は170インチの大型ワイドスクリーンで映画が楽しめるよう、幅4.5m×長さ9mの広さを確保し、3D対応の高性能プロジェクターの他、サラウンドスピーカーを完備している。 遮光や遮音性にも配慮したその空間では、映像と音の世界を如何なく楽しめることとなる。 なお、光熱費のランニングコストがかからないよう、発砲ウレタンによる高断熱仕様とした上で、断熱性能(Q値)を計算によって確認した。 また、大きな窓にはそのすべてに庇を設け、夏季日射取得係数(μ値)の計算を行い、四季を通してなるべく冷暖房に頼らない生活スタイルの提供を目指した。 冷暖房による光熱費は、建て替え前のそれとくらべると、1/2~2/3程度になったそうである。
リゾートのようなライフスタイル
南西角地に建つ、都市型住宅である。 近隣からのプライバシーを守りつつ、光と風を通すこと。その基礎的要素を大切にしつつ、リゾートのようなライフスタイルの実現を目指したすまいである。 2階のリビングには5.1chのフルスペック音響設備を備えた他、リビング横には、PC設備や本棚の整った書斎コーナーを設けて、使い勝手抜群のリビング空間を作った。 キッチンにはカウンター席も設け、来客時に皆でキッチンを囲んでワイワイ話ができる空間となっている。 また、キッチン横にはプライベートテラスが備わり、風呂上がりにはビアテラスとして、来客時にはバーベキュースペースとしてご活用いただける。 都心において、リゾートのような日常生活を最大限感じていただくために、インテリアの材料には、南国に生える高級木材の一つである「チーク材」を統一して使用している。 また、その「チーク材」は、床や壁の仕上げ材の他、棚やカウンターとしてすまいのあちこちで使用されているが、それらを「カギカッコ」であることを造形のルールとしてデザインし、すまい全体の統一感が失われないように配慮している。 ちなみに、リビングの壁は一部を斜めにし、天井には勾配天井を採用しているが、これは場の音響性能を上げる措置であると同時に、空間に「遠近法」を導入し、リビングを広く見せるための技法として採用したものでもある。
作品名 | 「」の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,シンプル・ミニマル,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 東京都杉並区 |
設計から完成迄の期間 | 2011年12月竣工 |
敷地面積 | 97.56㎡ |
延床面積 | 76.46㎡ |
写真の撮影者 | 佐藤敏治 |
宗教施設
宗教施設である寺院には本殿・客殿に加えて、庫裡と呼ばれねる住職とその家族が住まう住宅部分があります。この庫裡には広間の茶室、水屋、待合と呼ばれる茶道の為の諸部屋も計画されています。法規的には設計そのものにも、そして建築許可を得る為にも難しい手続きが存在します。茶室の計画に於いては、設備的に法律が安全性に追いついていない現状もあります。その点では建築家の姿勢が問われる建築だと考えられます。家具は勿論、仏壇を含めて宗派・住職のご意見を参考に私がデザインしています。また庭園設計でも、植栽や石の置き方まで計画させて頂きました。屋根は2階部分で約7kwの太陽光発電パネルが設置されています。 ローコストばかりでなく、庭の施工にも樹木を熟知した協力者、そしてこうした和の工事についても熟練の大工との強力なチームで当たることが出来るのも、当事務所の特徴です。
作品名 | 庫裡 |
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ジャンル | エコ住宅・省エネ住宅,和風建築,現代建築・現代住宅 |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 3年 |
外壁 | 漆喰 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | 漆喰 |
床 | パーチ |
構造 | 在来工法 |
予算帯 | 9000 |
敷地面積 | 6,157㎡ |
延床面積 | 334.11㎡ |
所在地 | 埼玉県さいたま市 |
ロケーション | 境内 |
施工者 | (有)エヌズファクトリー |
写真の撮影者 | 太田まさお |
光庭(中庭)を設けた木造3世帯住宅
世田谷区内の住宅地に、築後70年の住まいを取り壊し、ご両親世帯とお子様世帯が2世帯、計3世帯が暮らすための住まいに建て替えたものです。 それぞれの世帯の異なる立場や意見をとりまとめ、予算と要求事項とのバランスをとった設計をすると共に、しっかりと工事の監理をしてくれる設計者を探しておられた方から依頼を受けたものです。 巾2.8mに満たない袋小路の突き当たりの約115坪の旗竿状の敷地に、90坪(30坪×3世帯)の家を造る計画としてスタートしました。 ご両親世帯のご要望として、これまで50年以上にわたって住みなれた生活スタイルや間取りをあまり変えたくないということがあり、庭から茶の間、キッチン廻りは既設の位置をできるだけ継承することを前提として計画を進めました。 また、各世帯はそれぞれ独立した住まいとしながらも、玄関部分では全ての世帯がつながるようにするため、3世帯の玄関は敷地の中心付近に集中させることも前提となりました。 これらの前提条件から、敷地内における各世帯の基本的な配置を決め、それをベースとして各世帯それぞれのご要望をプランに反映させるようにして設計を進めたものです。 各世帯のご要望事項はさまざまですが、共通するのは 「3世帯が程良い距離感を持ちながら、お互いが安心して暮らせるように」 ということです。 これらを早い段階で具体化し、方向づけることが多世帯が共に住まう家の設計におけるポイントと考えています。
作品名 | 羽根木の家(3世帯住宅) |
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ジャンル | 二世帯住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都世田谷区羽根木 |
RC外断熱工法による2世帯住宅(庫裏)
この住宅は、世田谷にあるお寺の庫裡。若い住職とご家族の住まいです。 法的に木造とすることができないことからRC造とし、安定した温熱環境と建物の耐久性の向上といった観点からRC外断熱工法を採用した建物です。 敷地は、お寺の境内という条件にあって、「外観と檀家さんが使用するスペースは本堂や周辺とのバランスをとったデザイン」、「家族のスペースはカントリー調」といったことが求められたものです。 住まいの他に、応接室、法衣室といった部屋の他、奥様が華道を教えるための部屋もある家です。 内装や建具に使用する木はバーチ材を主として、レッドシダー、たも、桧、栗の 無垢材、漆喰や珪藻土(ライムコート)といった壁材、テラコッタやレンガ等を フローリング以外の床に使用した自然素材の家です。 既製品や石油化学製品の使用を極力少なくすることで「これからの長い月日を共に過ごすことができる味わいと暖かみのある建築」となることを期待した住まいです。
作品名 | 北烏山の家(2世帯住宅) |
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ジャンル | 二世帯住宅,シンプル・ミニマル,無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都世田谷区北烏山 |
ヨーロピアンテイストの家
駒沢公園にほど近い、目黒区八雲の住宅地に建つご夫婦とふたりのお子様が住まわれる木造2階建ての戸建て住宅です。 パリに在住経験のあるご夫妻から、日ごろの作風というよりもむしろ家づくりに対する姿勢をご評価頂き依頼を受けた住宅で、当事務所としては初めてといっていい「ヨーロピアンテイスト」の住宅です。 洋風とはいっても、基本的な平面計画や構造、収納、設備等に対する考え方は、 あくまで当事務所の基本スタイルであるシンプルで合理的な考え方によるものです。 敷地面積は約24坪。 ビルトイン形式の駐車スペースとロフト以外の床面積は30坪弱。 敷地の制約やご主人の仕事上で欠かせない書斎を設ける必要がありましたので、 居住スペースはどうしても手狭になりがちな計画ではありましたが、 ・廊下を可能な限り少なくする ・天井の高さを利用して空間に変化を持たせる といったことにより、可能なかぎりゆったりとした場をつくるべく計画をしたものです。 「小さな敷地での家」 「2階リビング」 「自然素材による内外装」 「ヨーロピアンテイスト」 といったことがこの家で求められたことであり特徴です。 平面計画としては、 ・駐車スペースと玄関とは分離することで落ち着きのある玄関アプローチに ・各諸室は広くなくても、家族が集まるリビング廻りは可能な限りゆったりと ・子供室は将来平等に区切ることができるように ・ご主人の書斎は外が眺められる位置に ・キッチンは独立した機能重視の場に といったご要望に応えたものです。 仕上げは、白壁の内外壁ともスイス漆喰、床は全て無垢材に亜麻仁オイル、 その他木部はリボス塗といった自然素材を用いた家です。
作品名 | 八雲の家(ヨーロピアンテイストの家) |
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ジャンル | 西洋風,都市型住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都目黒区八雲 |
吹抜から光がふりそそぎ、風が抜ける明るい家
世田谷区内の閑静な住宅地に建つ木造住宅です。 敷地南側にアパートが建ち、東と西には隣家が接近し、 北側が道路に面する南北にやや細長い敷地です。 家づくりにあたって建て主の方が最も要望されたのは、 「陽当たりの良くない敷地ではあるが、明るく陽差しを感じる家」 「日常の生活の場は1階だけで過ごせる家」 「まだ小さなお子様の様子を家のどこにいても把握できる家」 というものでした。 そこで、南側に向いた家ではなく、空を意識した家を考えました。 家の中央部に2坪分程度の吹抜(トップライト)を設け、 ここから全ての部屋に光を採り入れると共に、 風が抜け、各室の自然な換気がとれる家としました。
作品名 | 宮坂の家(天空光の家) |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都世田谷区宮坂 |
吹抜から光がふりそそぎ、風が抜ける明るい家
世田谷区内の閑静な住宅地に建つ木造住宅です。 敷地南側にアパートが建ち、東と西には隣家が接近し、 北側が道路に面する南北にやや細長い敷地です。 家づくりにあたって建て主の方が最も要望されたのは、 「陽当たりの良くない敷地ではあるが、明るく陽差しを感じる家」 「日常の生活の場は1階だけで過ごせる家」 「まだ小さなお子様の様子を家のどこにいても把握できる家」 というものでした。 そこで、南側に向いた家ではなく、空を意識した家を考えました。 家の中央部に2坪分程度の吹抜(トップライト)を設け、 ここから全ての部屋に光を採り入れると共に、 風が抜け、各室の自然な換気がとれる家としました。
作品名 | 宮坂の家(天空光の家) |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都世田谷区宮坂 |
和テイストの家
こちらの事務所から歩いても行ける程近い武蔵野市吉祥寺の住宅地に建つ木造2階建ての戸建て住宅です。 建て主の方のご要望としては、シンプルで合理的な住まいの中に、 「和」のテイストを加えてほしいというものでした。 また、この敷地は道路を隔てた向かいと斜向かいに幼稚園があることから、 できるだけ外からの視線や音が気にならずに過ごせる住まいとしたいというご要望がありました。 これらの条件から、道路側に玄関や書斎、水回りを配し、道路から最も離れた敷地の奥にリビングダイニング、キッチンを配するものとしました。 また2階は、ご両親の寝室とお子様たちの部屋としたもので、平面計画としては非常にオーソドックスな住宅です。 仕上げは、白壁の内外壁、焼杉調の黒い木材、障子、和紙調ガラス等を用いた家としたものです。 また、室内の壁の大半を漆喰塗りで仕上げたのもこの家の特徴のひとつです。
作品名 | 吉祥寺の家(和テイストの家) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,郊外住宅,和風建築 |
所在地 | 東京都武蔵野市吉祥寺 |
狭さを感じさせない空間
敷地は狭小な上、西側が道路に面する他は3方すべて家に囲まれています。プライバシーを守りながら自然光を確保するため、 建物の中央に3階までの吹抜を設け、トップライトとハイサイド窓からの光を一階まで降り注ぐようにしました。 この吹抜は、平面的にはそれほど広くないスペースに感覚的な広がりを与えています。
桜並木を楽しむ住宅
河川敷沿いにある南北に長い敷地。外観は閉じた印象にしプライバシーを保ちつつ、中庭に向け開くことで光と風を効率的に取り込みます。中庭を中央に配置することでくつろぎの空間からのぞく少しの非日常を演出し、暮らしを豊かに。春の季節になると家中が目前に広がる桜並木を楽しむための特等席。
吹き抜けに面した書斎のある家
建て主は建築出身のジャーナリスト。私の高 校・大 学・大 学 院 の 先 輩で す。大きな 敷 地 を二つに割り、メゾネットの棟割り長屋と自 宅を建てました。 大きな庭は手入れが大変だからという贅沢 な理由でした。二つの建物の間に屋根付き のパーゴラをかけ、スロープのアプローチと しています。将来車椅子になった場合には役 に立つはずです。 2 階に大きな書斎を設け奥様と共に利用な されています。斜め天井の吹き抜けに面して いるので、家族の気配がどことなく伝わって くる要望通りの空間ができました。 気密、断熱性能はかなり高くし、床暖房も採 用していますが、その分仕上げは簡素にまと めさせて頂きました。冬暖かく、夏涼しく暮ら しているとのことです。
作品名 | 吹き抜けに面した書斎のある家 |
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ジャンル | 西洋風,都市型住宅,郊外住宅 |
所在地 | - |
アレルギー対策を考えた家
1 階が耳鼻咽喉科の医院。2・3 階が医師 家族の住宅という構成です。 お子さんにアレルギーがあることから、化 学物質の使用は極力避け、自然素材を最 大限活用しました。塗料などもサンプルを 取り寄せ、実験して反応を見てから決定し ました。 寝具などを毎日陽に当てて干したいとい うことでしたので、そのための屋根付きの サンルームを設けてあります。サンルーム は室外扱いです。ペアガラスで断熱してい ますので、サンルームの環境は室内には 影響しません。 ほこり対策として、子供室には本棚を設け ず、階段ホールに本棚を設けました。その 結果、3 階の階段ホールが 2 階のホール と連続してとても生き生きした空間になり ました。 居間食堂は、ほこりを避けるために、ブラ イド内蔵サッシを使用しています。騒音の 防止にも役立ち、非常に効果的でした。
作品名 | アレルギー対策を考えた家 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都 |
山を登るように景色が変化する家
緑豊かな住宅地として名高い目神山では、外壁後退や最低敷地面積、最高高さ、緑化率、外壁の色などたくさんの基準が設けられています。計画上の条件は多いものの、その分非常に良好な住環境が保たれています。 その中でも敷地は市街地を望む小さな丘の上に位置しており、素晴らしい眺望が得られる所です。敷地の一番の特徴である眺望をどのように楽しむかがこの住宅のテーマとなりました。 敷地へは15%を超える急坂を登ってアプローチします。週末にはトレッキングを楽しむ建主のために、家族の集まる空間を分割した上で高さを変えて配置し、坂の延長として、上るにつれて変化する景色を楽しめる空間を目指しました。 庭には建主自身により六甲山系の植生に合わせた植栽が計画されています。眺望を損なわない高さに調節された植栽により、将来的には緑の中に浮かぶような家になることが期待されます。
優しく力強く家族を守る地震に強いエコ住宅
幼い子供たちが元気にすごせるよう安心できる家づくりがしたいとのご要望のもと設計した、ムク材のヒノキの香りが芳しい自然素材住宅です。 省エネにも配慮し、太陽光パネルを導入すると共に、外張り断熱で夏すずしく冬暖かい、住む人にも環境にも優しいエコな住まいを実現しました。 木造ながら高強度を誇る金物止め構法で耐震性を高め、かつ高層ビルにも用いられる粘弾性の優れた制震テープで、耐震×制震のダブル工法で地震に耐え抜く力強さを確保しました。 空間構成はシンプルに、お互いの気配が感じあえる空間づくりをモットーに、日々の暮らしの中で親子のきずなが深まり、子供の知性や感性を育みながら、余裕をもって子育てを楽しめるアイデアと提案で、心とからだがのびのびと出来る住まいづくりができました。
作品名 | 高気密・高断熱の制震住宅 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | 大阪府東大阪市 |
設計から完成迄の期間 | 12か月 |
間取り | 4LDK+納戸 |
基礎 | ベタ基礎(地盤改良込) |
外壁 | ガリバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | クロス張り |
床 | ヒノキ |
構造 | 重量 |
予算帯 | 300 |
敷地面積 | 244.58㎡ |
延床面積 | 136.72㎡ |
所在地 | 大阪府東大阪市 |
ロケーション | 住宅地 |
阪神大震災の被災住宅の建替え
阪神大震災の被災住宅の建替え。 幅5m、奥行き10mの狭小住宅であるが、開放的な階段と、建具と一体化した木製パネルで、部屋の連続感を演出している。 また、震災時の暖房も考慮して、暖炉を設置。一台の暖炉で建物すべてを暖めることができる。
築44年の空気をまとった家。
ショセット建築設計室がある内井昭蔵設計で神奈川県建築賞をとった少し変わった作りのマンション「桜台ビレジ」。 写真家のご夫婦がこの部屋に決めたのは、当時の空気を感じることができるから。 その空気をなくなさないように、より暮らしに沿うように、リノベーションをしました。
作品名 | 桜台ビレジリノベーション(横浜市青葉区T邸) |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,リフォーム・リノベーション,ローコスト住宅 |
所在地 | 神奈川県横浜市青葉区 |
設計から完成迄の期間 | 4か月 |
間取り | 1LDK |
構造 | RC |
予算帯 | 300万円台 |
延床面積 | 54㎡ |
大きな図書室を持つ住宅
クライアントは若いお坊さん一家です。 1階はいろんな人が気軽に集まれるよう、玄関は土間になっていて、小さな和室もあります。 シアタールームでもある居間は大きく吹き抜けています。 吹き抜けの頂上は開閉式のトップライトになっていて、光が入るとともに換気をコントロールする機能も持っています。 2階に上がるとこの吹き抜けは反転して図書室の中で存在感を放ちます。
大きな図書室を持つ住宅
クライアントは若いお坊さん一家です。 1階はいろんな人が気軽に集まれるよう、玄関は土間になっていて、小さな和室もあります。 シアタールームでもある居間は大きく吹き抜けています。 吹き抜けの頂上は開閉式のトップライトになっていて、光が入るとともに換気をコントロールする機能も持っています。 2階に上がるとこの吹き抜けは反転して図書室の中で存在感を放ちます。
大きな図書室を持つ住宅
クライアントは若いお坊さん一家です。 1階はいろんな人が気軽に集まれるよう、玄関は土間になっていて、小さな和室もあります。 シアタールームでもある居間は大きく吹き抜けています。 吹き抜けの頂上は開閉式のトップライトになっていて、光が入るとともに換気をコントロールする機能も持っています。 2階に上がるとこの吹き抜けは反転して図書室の中で存在感を放ちます。
大きな図書室を持つ住宅
クライアントは若いお坊さん一家です。 1階はいろんな人が気軽に集まれるよう、玄関は土間になっていて、小さな和室もあります。 シアタールームでもある居間は大きく吹き抜けています。 吹き抜けの頂上は開閉式のトップライトになっていて、光が入るとともに換気をコントロールする機能も持っています。 2階に上がるとこの吹き抜けは反転して図書室の中で存在感を放ちます。
悪条件を好条件にかえる
一日のうち陽があたるのが、わずか一瞬しかない敷地に建てた、2階半の狭小住宅。 建物は、建蔽率いっぱいに建て、Z方向を活かして、ランマ部分や最上階から光を取り入れた。
中庭の様なバスルーム
RC2階建ての住宅の2階のみを、水回りを含めてプランの変更をしています。 2階部分をあえて、LOUNGE→バスルーム→寝室と回遊性のあるプランに変更しています。 また、改修前は、光が当たらず一番暗かった場所を光天井とし、一番明るくする事によって、部屋ごとの「明」と「暗」を反転しています。 バスルームは光溢れる「外部」の様な空間になっています。 これによって、 他の部屋から見ると外部空間が新しく挿入されたかのように感じ、 また、「内部」→「外部」→「外部」という生活の動線の中にシークエンス(連続したシーン)が生まれ生活に豊かさをもたらしてくれます。 寝室も既存の天井の高さを生かしながら、囲まれた柔らかい雰囲気のある空間になっています。 既存の良い部分を生かしたり、悪い部分を矯正しながら、劇的に空間を変える事が出来るのは リノベーションの醍醐味だと思います。
作品名 | RENOVATION U |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,リフォーム・リノベーション,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 岐阜県岐阜市 |
中庭の様なバスルーム
RC2階建ての住宅の2階のみを、水回りを含めてプランの変更をしています。 2階部分をあえて、LOUNGE→バスルーム→寝室と回遊性のあるプランに変更しています。 また、改修前は、光が当たらず一番暗かった場所を光天井とし、一番明るくする事によって、部屋ごとの「明」と「暗」を反転しています。 バスルームは光溢れる「外部」の様な空間になっています。 これによって、 他の部屋から見ると外部空間が新しく挿入されたかのように感じ、 また、「内部」→「外部」→「外部」という生活の動線の中にシークエンス(連続したシーン)が生まれ生活に豊かさをもたらしてくれます。 寝室も既存の天井の高さを生かしながら、囲まれた柔らかい雰囲気のある空間になっています。 既存の良い部分を生かしたり、悪い部分を矯正しながら、劇的に空間を変える事が出来るのは リノベーションの醍醐味だと思います。
作品名 | RENOVATION U |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,リフォーム・リノベーション,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 岐阜県岐阜市 |
家族の会話がはずむファミリーベース
この住宅は、浴室を含めプライベートスペースを全て2階に集約し、1階の開放された空間とは明確に分離した、とてもシンプルな階構成になっています。そしてこの1階と2階の接点にファミリーベースを設けたことが、一番の特徴となっています。 ファミリーベースは中2階になっており、ここに座ったときにキッチンに立つ人と目線が同じになるように意図しています。また壁面は本棚、床下は収納になっていて、家族の将来がここに記録されていくことを願って計画しました。
家族の会話がはずむファミリーベース
この住宅は、浴室を含めプライベートスペースを全て2階に集約し、1階の開放された空間とは明確に分離した、とてもシンプルな階構成になっています。そしてこの1階と2階の接点にファミリーベースを設けたことが、一番の特徴となっています。 ファミリーベースは中2階になっており、ここに座ったときにキッチンに立つ人と目線が同じになるように意図しています。また壁面は本棚、床下は収納になっていて、家族の将来がここに記録されていくことを願って計画しました。
家族の会話がはずむファミリーベース
この住宅は、浴室を含めプライベートスペースを全て2階に集約し、1階の開放された空間とは明確に分離した、とてもシンプルな階構成になっています。そしてこの1階と2階の接点にファミリーベースを設けたことが、一番の特徴となっています。 ファミリーベースは中2階になっており、ここに座ったときにキッチンに立つ人と目線が同じになるように意図しています。また壁面は本棚、床下は収納になっていて、家族の将来がここに記録されていくことを願って計画しました。
2世帯住宅にリノベーション
狭小住宅を2世帯にリノベーションしました。 詳細はHPをご覧ください
作品名 | 4LAYER |
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ジャンル | 二世帯住宅,リフォーム・リノベーション,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
ロケーション | 都市 |
都市の中のシンプルな開放空間
独立して間もない頃 デザイナーの友人からの紹介でN様ご夫婦と会った。歳はお二人とも30代前半でご主人は服飾デザイナーとしてD社へ勤めていた。土地購入後に海外出張が決まったそうで建築計画はかなりの強硬スケジュール…さらに主だったご要望を考慮すると相当コストに苦しみそうだった。 何度かお打合せするうちに結論づけたのは「海外出張から帰ってきてから完成させる」ということだった。出張中は知人に貸すことで家に稼いでもらう。例えば一期工事が1500万円だとすれば、三年で出張から戻ってきたときに500万円の資金が出来ている、これを二期工事の費用に充てれば、2000万円の家となる。 そう割り切って、或る程度大胆な減額案を選択しながら、ご要望をほぼクリアしつつ、予算内に納めることができた。 敷地は、目黒区中町の閑静な住宅街、4棟分譲地の奥。 建築計画で最も大事にしたのは陽の光。ただでさえ奥地なので窓を開けても隣の壁が見える。そんな窓をつくってもちっとも明るくないし、気持ちよくもない。そこで、隣地状況を考えて、光が一番入ってくる箇所に窓を開けていく。その光をもれなく人の集まる部屋へ導くために今度は床にも穴をあけていく。日時計の様に陽が駆け回っっていくような、一日中気持ちのよい活発な空間となる様心がけた。 また、狭小の部類に入るので縦のつながりも大事に出来る様心がけた。一つの空間の周囲を渦巻く様な動線と、その中央のたまり。住まい手が生活していく中で、色々な場所で動いたり留まったりしてみて、気持ちのよい場所を見つけてもらえると嬉しい。リビングにソファを用意しなければ落ち着かない、そんな家ではつまらない。廊下という概念は出来るだけなくし、どんなところにだって留まれる、逆にそれが気持ちがいい….そういう空間を目指した。 最後に、三年後、施主が戻られたときの構想は実はもうすでに頭の中にはある。ただ、それがいい意味で寝かされて、さらなる良いものを、また一緒に喧々諤々と創り上げられれば、設計冥利につきる。
木と塗装の壁による静かで柔らかな空間
この住宅は、夫婦の為に設計された、市街地の狭小地に建つ木造3階建ての住宅である。 敷地周辺は、小住宅や、町工場や、小さな事務所ビルが調和なく共存している地域である。 建て主は敷地の南側に庭を要望し、所要室を確保するため建物を3階建てにすることにした。 木と塗装の壁による静かで柔らかな空間を目指した。 明るく開放性のある空間を確保したうえで、密度のある空間とめりはりをつけた。 風圧を受けている吹抜けの梁とキッチンのカウンターを同じ材で制作し、要素を統一して、梁やカウンターの持つ「意味」を曖昧にした。 時の経過によって光が移ろい行く様子や、色の濃淡が感じられる「余白」を作る様にした。
タイルが大好きな仲良し二世帯の家。
どちらが本当の親子か判らないくらい、仲のよい二世帯の家です。 平和台の静かな住宅地に長く暮らしていたオーナー一家。打合せは今まで長く住んできた家で毎回行い、光の入り方や風の抜け方、二世帯の距離感などを何度も何度も話しながら、プランをつくってゆきました。 そして何より奥様とお母様が楽しみにしていたのが、タイル選び。代々木の名古屋モザイクのショールームで厳選したモザイクタイルを、現場で並べ、考えたパターンで工事をしてもらいました。 他にも、IKEAの収納をみんなで作って、大工さんに固定してもらったりと、積極的に家づくりに参加して出来た家です。 また、玄関を共有にすることで二世帯の距離感を適度に保つようにしました。完全に分離でも密着でもない、適度な距離感です。 設計のときはまだハイハイだった子が、竣工のときには家の中を走り回り、、、子供の成長とともに家が出来ることもまた、楽しい時間でした。
回廊の家
「回廊の家」は福岡都心部の住宅やマンション等の立ち並ぶ建築密集地の中に計画された住宅です。三方を住宅に囲まれ、余裕のない敷地面積の中で、プライバシーを維持しつつ、外部を取り入れるかが、今回のポイントになりました。 住宅の中心にライトコートを設け、ライトコートを通じて縦の繋がりを持たせながら、狭小とは思えないほどゆったりとした明るいリビングを実現しました。 建物のファサードは周辺の環境に配慮し、シャープな庇とセットバックされた外壁によりコンパクトな外観となっています。アプローチや植栽により前面道路と緩やかに干渉し、密集した住宅地において内部の住環境と保ちながら、住宅と周辺の環境との関係のあり方を見つめなおした建築です。
角地に建つナチュラルな家
土地区画整理事業による移転、建替。子供さんがすでに独立されたご夫婦のための住宅。敷地は街区の角に位置する変形地、三方が道路に面しています。敷地中央に総2階、変形部分に下屋を配置することで敷地を有効利用しています。内部は真壁で構造材がすべて表しとなっており、無垢の厚板を使用した屋根野地板もそのまま勾配天井となっています。LDKとつながる和室の欄間は以前の家にあったものを移設しています。
砂浜から連続する白のリゾート空間。
この住宅は、友人であるアメリカ人建築家と一緒につくった、彼らの別荘です。 都心での高密度でスピードのある生活から、週末はゆっくりとした時間を過ごしたいと考えていたオーナーが見つけ出したのが、葉山のこの場所でした。 海岸からは徒歩数十秒。耳を澄ませば波の音も聞こえてくるような最高の環境。 ここに、外のような開放感を感じられる「住まい」を創りだしました。 敷地にあった2本の木、桜と松は切らずに残し、この木の位置から建物の配置が決まりました。 南側の大きく空いた庭はデッキと砂とプールで構成され、子供達は思う存分走り回れます。家の中は床をモルタルにしているので、ここもまた、砂のついた足で走り回っても気になりません。 すべてがおおらかで、ゆったりとした時間。 日本人に、今一番大切なことを気づかせてくれた家づくりでした。
作品名 | Beach retreat HAYAMA. |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル,別荘 |
所在地 | 神奈川県三浦郡葉山町 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
間取り | 4LD+K |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 吹き付け |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 塗装 |
床 | モルタル |
構造 | 木造 |
予算帯 | 4000万円代後半 |
敷地面積 | 349.13 |
延床面積 | 143.31 |
ロケーション | 海岸 |
施工者 | 大同工務店 |
写真の撮影者 | 45g 小島純司 |
ペットたちと暮らす家
HIーHouseは夫婦とその母親そして愛犬、愛猫たちと共に暮らす 完全分離の2世帯住宅です。 1階は母親のエリアとキャットルーム、2階は夫婦のパブリックエリア LDK,和室、書斎、ドックハウス)3階は夫婦のプライベートエリア(寝室 ウォークインクロゼット、浴室を含む水廻り)にゾーニングしています。 夫婦の将来も考慮してオール電化です。 ボールト屋根はガルバリウム鋼板葺、外壁はモルタル下地に吹付材で 仕上げています。 内壁と天井は消臭効果のあるチャフウォール塗り、LDKの天井は角材を 長手方向に流して奥行感を出しています。 床は愛犬のために大型のタイル貼で仕上げています。
スキップフロアの家
KYーHouseは夫婦と子供2人の単世帯住宅です。 土地探しからの家づくりとなりました。 道路と宅地の高低差1.2mを利用してパブリックエリア(車庫、LDK 水廻り)とプライベートエリア(主寝室、子供室)にゾーニングして 透過性のある鉄骨階段を中心にスキップフロアにしています。 外壁はRC打放し仕上げ、内壁は漆喰塗り、天井はピーラー(米松)の 縁甲板貼、床はコルクタイル貼で仕上げてします。 窓に障子を入れることにより西日も淡い光に変えています。 RC造にはめずらしく長期優良住宅の認定を受けていますので より快適な住空間を確保しています。
商店街にある都市型2世帯住宅
「ここの土地に2世帯住宅ができるかな?」 そんな想いから始まった家づくり。こちらの計画は、商店街の一角にある旗竿敷地に建て替えを行った建築面積14坪の2世帯住宅です。こちらでは、限られた敷地のなかで親世帯子世帯ご家族の関係性をつくりあげていくかをテーマに家づくりを行いました。 1階の親世帯と2、3階の子世帯のスペースは、共用玄関でつながった近すぎず遠すぎずの距離感がとれた2世帯住宅となっています。家の中心となる2階のLDKには、長いカウンタースペースが広がっています。こちらでは読書をしたり勉強をしたりなど家族それぞれが団欒する憩いの場所になっています。そして3階の寝室には、ご主人こだわりの書斎をもうけています。この部屋からは大学キャンパスの緑が一望できるぜいたくな場所となっています。住み続けてきた場所が更新されたこちらのご住宅は、親世帯から子世帯へと引き継がれていく暖かな場所となっています。
郊外旗竿敷地に建つシンプルな家
「夫婦それぞれの趣味の空間がほしい!!」 そんなお施主さんご夫婦の想いが実現したこちらの計画は、郊外の旗竿敷地に建つご住宅です。こちらは、LDKにパソコンが趣味のご主人とお料理が趣味の奥様それぞれのスペースをつくりあげることがテーマとなって、家づくりをすすめてまいりました。 1階のLDKは、敷地の長さを最大限活用した開放的な空間としました。梁は現しとすることで天井高さを確保するとともに、木のぬくもりを感じる空間を演出しています。ご主人の趣味スペースである書斎は、天井高さを低めにおさえたこもれる空間としています。こうすることで上部のロフトがLDK空間に奥行きをつくり、視覚的な広さを与えています。また奥様のスペースにはセミオープン型のキッチン、そしてそのうしろには大きなパントリーをもうけています。こちらは十分な収納量が確保できる奥様のご希望がかなった空間となっています。ご家族それぞれの好きなことが、ひとつにつながる空間となってライフスタイルをつくりあげています。
郊外旗竿敷地に建つシンプルな家
「夫婦それぞれの趣味の空間がほしい!!」 そんなお施主さんご夫婦の想いが実現したこちらの計画は、郊外の旗竿敷地に建つご住宅です。こちらは、LDKにパソコンが趣味のご主人とお料理が趣味の奥様それぞれのスペースをつくりあげることがテーマとなって、家づくりをすすめてまいりました。 1階のLDKは、敷地の長さを最大限活用した開放的な空間としました。梁は現しとすることで天井高さを確保するとともに、木のぬくもりを感じる空間を演出しています。ご主人の趣味スペースである書斎は、天井高さを低めにおさえたこもれる空間としています。こうすることで上部のロフトがLDK空間に奥行きをつくり、視覚的な広さを与えています。また奥様のスペースにはセミオープン型のキッチン、そしてそのうしろには大きなパントリーをもうけています。こちらは十分な収納量が確保できる奥様のご希望がかなった空間となっています。ご家族それぞれの好きなことが、ひとつにつながる空間となってライフスタイルをつくりあげています。
国産材を使いながらIKEAの家具を組み込んだ充実の家。
この住宅は、2人の可愛いお子さんがいる、30代夫妻の家です。場所は目白台の路地の奥で、土地を安く入手できたことから家づくりが始まりました。付近よりも土地を安く入手できたのは、車が入れない路地の奥に敷地があることが理由で、そのため工事も木材を手で運び、上棟も手で起こすような作業が必要となりました。 周囲が囲まれた環境だったため、採光は上の方からとることにした結果、「抜け」のある圧迫感のない室内を実現することが出来ました。 プランは、2階のLDKを中心に家事動線を集約し、キッチン〜洗濯〜浴室〜テラスが集約されていることで、お仕事をされている奥様の家事作業を機能的にできるようにしています。 1階は主寝室と和室、そして2室をつなげるウォークスルークローゼットで、効率よく収納できるように考えています。 3階は吹き抜けに面したワークスペースと、丸窓がアクセントになっている屋根裏部屋があります。 ワークスペースや玄関の収納はIKEAの家具を使いました。オーナー家族と友人家族、そして私たち家族が組み立て、大工さんに固定してもらいました。家具工事の予算節約だけでなく、愛着のわく家になりました。 設計から工事現場まで、楽しく進めることが出来、施主と設計者と施工者の理想的な協力関係でできた家です。また、構造材には工務店の推めで栃木県那須で生産されている「八溝杉」を使用することが出来ました。産地のわかる国産材を実際に生産者の説明を聞き、製材過程も見たうえでの家づくりは、貴重な体験になりました。
作品名 | 八溝杉の家 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,都市型住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都文京区目白台 |
設計から完成迄の期間 | 1年8ヶ月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎+地盤改良 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | クロス |
床 | 無垢フローリング |
構造 | 木造 |
予算帯 | 2000万円台 |
敷地面積 | 99.13 |
延床面積 | 116.85 |
所在地 | 東京都文京区目白台 |
ロケーション | 路地の奥 |
施工者 | 角伊 |
写真の撮影者 | 45g 小島純司 |
老後にそなえ1階だけを大改修・・
以前出演したTVチャンピオンリフォーム王選手権を ご覧になったからのご依頼です。 木造住宅の外観の一部と1階部を改修しました。 少しだけ和風テイストのお住まいが完成です。
作品名 | 小平市F邸 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,エコ住宅・省エネ住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都小平市 |
設計から完成迄の期間 | 6ヶ月 |
間取り | 1階部の改修 |
外壁 | 炻器質ボーダータイル張り(玄関回りのみ) |
壁 | 和紙風クロス |
床 | 松無垢材 |
構造 | 木造在来 |
所在地 | 東京都小平市 |
施工者 | 増田コーポレーション |
堅固な外観をまとった優しい内部空間
地下室を持つ都市型住宅です。 プライバシーを重視した要塞の様なコンクリート 打ち放し建物の内部には、柔らかい自然光が差し 込む空間が広がります。 屋上はルーフテラスとして使っています。
オープンカーのような生活が始まります
オープンカーはとても気持ちが良いです。それでは住宅でもできるのでは? 敷地は空地に隣接していることから、方向さえうまく決めれば開放的な構成をとることが可能でした。 建物をすっと切り取ることで、室内がそのまま外になったような気持ちのよい空間が生まれます。そしてそれは建物全体へと広がるでしょう。オープンカーのような生活が始まります。 屋根を切り取られたスペースは、階段によって立体的につながります。テラスが上下につながることで使い勝手が格段に良くなり、生活が自然と外へ外へと引き出されます。 そうしたテラス一体となるように、2階にはリビングルーム、3階にはサンルームを設けます。室内と屋外の2つの階段によって、中と外とがぐるぐるとつながり、住宅地の中でも自然と一体となった毎日です。 屋外のスペースは、周りからは壁や階段、手摺、植栽などがクッションとなり、適度なプライバシーが保たれます。落ち着いたオープンな空間は、食事や読書、昼寝にぴったりです。
オープンカーのような生活が始まります
オープンカーはとても気持ちが良いです。それでは住宅でもできるのでは? 敷地は空地に隣接していることから、方向さえうまく決めれば開放的な構成をとることが可能でした。 建物をすっと切り取ることで、室内がそのまま外になったような気持ちのよい空間が生まれます。そしてそれは建物全体へと広がるでしょう。オープンカーのような生活が始まります。 屋根を切り取られたスペースは、階段によって立体的につながります。テラスが上下につながることで使い勝手が格段に良くなり、生活が自然と外へ外へと引き出されます。 そうしたテラス一体となるように、2階にはリビングルーム、3階にはサンルームを設けます。室内と屋外の2つの階段によって、中と外とがぐるぐるとつながり、住宅地の中でも自然と一体となった毎日です。 屋外のスペースは、周りからは壁や階段、手摺、植栽などがクッションとなり、適度なプライバシーが保たれます。落ち着いたオープンな空間は、食事や読書、昼寝にぴったりです。
ちゃぶ台リビングの家
子育てを機に、大阪市内から郊外への転居を考えた施主とは、土地探しからのご縁となった。東へ西へ車を走らせ、いろんな場所を見て歩いた結果、たまたまなづな工房のある兵庫県川西市の物件に落ち着くことになった。(実際いい買い物であった!!) 平屋建てのイメージを持っておられたが、予算との関係から、1階面積の比率を高くし建築面積を抑えた、2階建の計画となっている。南面は隣家に塞がれていたので、西側隣家の前庭先から南西に広がる抜けに期待し、西付の庭を取った。LDKと主寝室を隣接させ、畳空間として双方が西側に面する庭や吹抜と共に連続することで、延床面積が30坪を切りながらもそれ以上の広がりを見せている。 円形の座卓がダイニングテーブルであり、家族はここを中心に座して集う。オープンキッチンの対面は朝食コーナーとして機能させる予定である。キッチンに近接して浴室・洗面を配置して、主婦動線も最短にまとめている。 これから本格的な子育てのシーズンを迎える。これから子供を含め、新しいコミュニケーションがたくさん始まるだろう。外観正面は開口を少なく納めてはいるが、穴あきブロックや生垣で、境界をあいまいに仕立てながら、あたたかいファサードづくり目指した。
思い出の祖父の家を、印象を変えずに編集。
祖父が建てた平屋住宅を孫にあたる施主が、その佇まいを生かして改修、移住することとなった。立派な門構えを持つ玄関であったが、駐車場がないことから勝手口のあったエリアに駐車場と新玄関を設け、旧玄関を副玄関として残した。間取は個室傾向が強く、また広い庭との関連が弱いことから、ほとんど変更した。その際できる限り現在の基準に近づくよう構造を見直し補強している。L.D.Kはワンルーム化し、南の前庭に最大限に開放した。祖父が力を注いだ庭も、既存の門構えや建物内部とのつながりを考慮し、石や樹木を再構成しながらリフォームを施している。 230坪の広い敷地に悠々と建つこの平屋住宅。外部からの様子は、リフォーム前と大きくは変わらない。しかし実はハードもソフトもまったく一新されている。その小さくて大きい変化を施主ご家族にも気に入っていただけたようだ。
作品名 | 継承の平屋 |
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ジャンル | 平屋,リフォーム・リノベーション,和風建築 |
所在地 | 大阪府茨木市 |
写真の撮影者 | studio REM 平 桂弥 |
シンボルツリーのあるコートハウス
ご夫婦お二人のための住宅である。 四方がすでに密集した新興住宅街で、南側を含め借景は望めない。そこで建蔽率40%という厳しい条件下から生まれる残地を、内側に大きく取り込むことで、陽の移ろいや四季の変化を日々の暮しに感じる事ができ、近隣からの視線や喧騒から遁れた“静”なる空間を作ろうとした。 北と南の二つの庭を延長された外壁で取り囲み、内部に暮らしの中心となるL.D.Kと主寝室(2階)を一体的に配置している。 取り込まれた庭に対しては、内外の境界をあいまいにするために、ペアガラス製作最大寸法の大板を使用するなど大開口を設けているが、気密・断熱性能はフラット35Sの基準をクリアしている。 主暖房として深夜電力を利用した電気蓄熱床下暖房を採用。
作品名 | 方庵 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,シンプル・ミニマル,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 兵庫県神戸市北区 |
写真の撮影者 | studio REM 平 桂弥 |
『正方形の真中にあいた中庭』
アプローチはアルミパンチングの門扉を引き、車庫兼中庭を通り玄関に入っていきます、各部屋は光.風.緑の自然が感じられる中庭を囲むように配置され、内部の建具は引込戸とすることで、連続したワンルームの大空間をつくり出しています。軒下のハイサイドから柔らかな自然光を取り込み、夜には間接照明よって天井を浮かび上がらせています。
素材を引き継ぎ、緑に囲まれるお気に入りのカフェ
中野の住宅地の中の少し奥まったところに建つ、夫婦2人の時間がゆったりと流れる住まいです。 「緑」をテーマに、夫妻が背伸びすることなく、普段どおりの姿でのんびりと暮らし、いつも一緒の大空間LDKではなく、それぞれの場所をきちんと作りたい、とのことから、中庭を囲んで、ダイニングキッチンと、少し高くなったリビングをL字に配置しています。 また、その奥にはご主人のこだわりであった本格的なオーディオルームを配置し、庭とオーディオルームを挟んで互いが見え隠れすることで、いろんなシーンができるようになっています。 ダイニングキッチンは土間を採用し、コンクリートブロックで作ったキッチンとお祖父様の家の壁材を作り替えた収納を合わせることで、新しいものでありつつも、古き良き日本の佇まいを持つ場所となっています。 リビングにも、お互いが気持ちよいと思うモノや素材、そして同じく引き継いだピアノを合わせて自分達仕様の空間をつくり、屋根には自然の力による断熱を兼ねた野芝を載せ、2階の洗面から自然の移ろいを眺められるようになっています。 その他にも、玄関と中庭に趣味の自転車を置ける土間、自分たちのためのスタディコーナーにロフトなど様々な行為のための場所と、お気に入りのアンティークテーブルを洗面に作り替えたり、施主施工で黒板壁塗装をしたり、中庭に祖父の代から育っていたアジサイを引き継いだりと、それぞれの部分をご夫妻の感覚に合わせてしっかりと作っていくことで、新しいモノなのに、ずっと前からそこで暮らしていたかのような柔らかな雰囲気を持つ住まいになっています。
作品名 | 中野M |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | 東京都中野区 |
設計から完成迄の期間 | 18か月 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 吹き付け |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | プラスターボード+AEP、構造用合板 素地 |
床 | 無垢板フローリング、土間 |
構造 | SE構法 |
敷地面積 | 134.52㎡ |
延床面積 | 117.81㎡ |
所在地 | 東京都中野区 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | エヌシーエヌ |
施工者 | 海老沢工務店 |
外装 | 吹き付け |
内装 | プラスターボード+AEP、構造用合板 素地 |
写真の撮影者 | 平 剛 |
素材を引き継ぎ、緑に囲まれるお気に入りのカフェ
中野の住宅地の中の少し奥まったところに建つ、夫婦2人の時間がゆったりと流れる住まいです。 「緑」をテーマに、夫妻が背伸びすることなく、普段どおりの姿でのんびりと暮らし、いつも一緒の大空間LDKではなく、それぞれの場所をきちんと作りたい、とのことから、中庭を囲んで、ダイニングキッチンと、少し高くなったリビングをL字に配置しています。 また、その奥にはご主人のこだわりであった本格的なオーディオルームを配置し、庭とオーディオルームを挟んで互いが見え隠れすることで、いろんなシーンができるようになっています。 ダイニングキッチンは土間を採用し、コンクリートブロックで作ったキッチンとお祖父様の家の壁材を作り替えた収納を合わせることで、新しいものでありつつも、古き良き日本の佇まいを持つ場所となっています。 リビングにも、お互いが気持ちよいと思うモノや素材、そして同じく引き継いだピアノを合わせて自分達仕様の空間をつくり、屋根には自然の力による断熱を兼ねた野芝を載せ、2階の洗面から自然の移ろいを眺められるようになっています。 その他にも、玄関と中庭に趣味の自転車を置ける土間、自分たちのためのスタディコーナーにロフトなど様々な行為のための場所と、お気に入りのアンティークテーブルを洗面に作り替えたり、施主施工で黒板壁塗装をしたり、中庭に祖父の代から育っていたアジサイを引き継いだりと、それぞれの部分をご夫妻の感覚に合わせてしっかりと作っていくことで、新しいモノなのに、ずっと前からそこで暮らしていたかのような柔らかな雰囲気を持つ住まいになっています。
作品名 | 中野M |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | 東京都中野区 |
設計から完成迄の期間 | 18か月 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 吹き付け |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | プラスターボード+AEP、構造用合板 素地 |
床 | 無垢板フローリング、土間 |
構造 | SE構法 |
敷地面積 | 134.52㎡ |
延床面積 | 117.81㎡ |
所在地 | 東京都中野区 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | エヌシーエヌ |
施工者 | 海老沢工務店 |
外装 | 吹き付け |
内装 | プラスターボード+AEP、構造用合板 素地 |
写真の撮影者 | 平 剛 |
2mの段差をつなぐ家
南斜面の中腹を宅地造成したこの土地は、敷地内の北と南で最大2メートルの段差がありました。そこでこの家へのアプローチとなる山手の北側道路と、建物が建つ谷側造成地との分断を自然につなぐため、1階玄関・リビングの床レベルを高床とし、そこから各居室にゆるやかにつながっていくスキップフロアを構成しました。ダイニングの北側には、敷地中央の既存外階段を取り込んだ形で中庭を設け、リビング南の空を切り取る大窓と相まって内外の連続性と広がりを強めながら、光と風が通る気持ちの良い南北の抜けを生んでいます。好きな焼物や絵画を飾り、黒塗りの家具を並べたい、展望台で天体観測がしたい、そんな御夫婦のお住まいです。
作品名 | 平楽の家 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,郊外住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | リシン吹付+ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 変形切妻 |
壁 | 珪藻土 |
床 | ナラフローリング |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 219.39㎡ |
延床面積 | 107.44㎡ |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
ロケーション | 郊外 崖地 傾斜地 |
Zigzag Deck
木は八溝材、お風呂には芦野石、と地元の材を使った広葉樹林の中の2階建てです。 軽やかに浮いた感じの広々としたオープンデッキには炉が設えられ、季節を肌で感じながらバーベキューが楽しめます。 コンクリートの地階(基礎兼用)に建て主さんこだわりのオーディオ+ビジュアル関係の装置が設置されています。 暖房は地下に備えた灯油だきのFF暖房機からの暖気を天井、床、壁を通して2階に吹き出し、ダクトで回収して地下に戻す、当方オリジナルのシステムです。
美しい風景の中に創られた新たな物語
「箱の家が欲しい!」 招待された敷地は丘陵の上にあるとても素晴らしい風景の中にありました。 この風景と「箱の家」が新しい物語を紡ぐような風景を創りたい!という想いで設計を始めました。 玄関から奥に向かう長い動線の中で2つの箱がずれて重なり、家の中に街並みがあるような楽しさが出来ました。 Play & Study Spaceを中2階に配置することにより、リビングの延長空間としての広がりと同時に、親子双方のアクティビティを身近に感じることが出来ます。 夕陽のテラス、屋上デッキ、薪ストーブ等もあり、土地の季節をたっぷり味わえます。
作品名 | 2つの箱の家 |
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ジャンル | 郊外住宅,エコ住宅・省エネ住宅,デザイナーズ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 岡山県津山市 |
設計から完成迄の期間 | 約1年 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 左官仕上げ |
屋根の形 | 陸屋根+片流れ |
床 | 無垢フローリングアンティーク加工、一部足場板 |
構造 | 木造 |
延床面積 | 47坪 |
ロケーション | 丘陵の上 |
構造設計 | 鈴木啓 / ASA |
施工者 | 鷲田建設株式会社 |
写真の撮影者 | 坂下智広 |
犬と暮らすスキップフロアの家
敷地の高低差を活かしたスキップフロアのペット共生住宅です。 ペットの相応しい空間を人々の生活空間に融合させるように配置しました。
天空からの光がそそぐスキップフロアの空間
四方を建物で囲まれた旗竿敷地に建つスキップフロアの個人住宅です。 厳しい高度斜線制限の中で三階建ての空間を確保するためにスキップフロアを住空間を配置し、天空からの光を採り入れた明るい住空間を創出しました。
作品名 | 神楽坂の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 東京都 |
構造 | 木造3階建て |
天空からの光で空間を演出
プライバシーを最優先した個人住宅です。 3つの大きなスカイライトからそそぐ自然光が家全体を明るく包むように空間を構成しました。
風が吹けばここから海に
倉庫のような外観、ここは海への秘密のドック。 ウィンドサーフィンを愛する家族が選んだ土地に 明るく心地良い家。 廻る、駆ける、駆け回る、風・光・子ども。 光庭をと吹抜けを取り囲むU字型プラン。 季節で景色と空、空間の表情が変わります。
作品名 | 逗子山の根の家 |
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ジャンル | 郊外住宅,シンプル・ミニマル,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 神奈川県逗子市 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | 塗装 |
床 | 無垢フローリング |
構造 | 木造在来工法 |
予算帯 | 2100万円 |
敷地面積 | 136.06㎡ |
延床面積 | 107.84㎡ |
ロケーション | 海に近い住宅地 |
施工者 | 目黒建設 |
写真の撮影者 | susumu koshimizu |
田園の家のつくり方
「ケーススタディハウスのような感じが好きなんです」 建て主のかたのこのひと言からスタートしています。 設計のプロセスや現場の進捗など、ブログでご紹介しています。 ぜひご覧ください! http://ameblo.jp/atelier137/theme-10015921094.html
作品名 | 016小諸 I さんの家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,郊外住宅,平屋 |
所在地 | 長野県小諸市 |
イベントや季節で、間取りが変化する空間
新宿から西に5kmほどの閑静な住宅街に建つ30代夫婦のための計画。築38年鉄骨マンション最上階8階10坪1LDKのリノベーションです。10坪という限られた空間の可能性を最大限に引き出し、多様性のある空間を生み出すことを目指しました。空間を状況に応じて有効に利用するために、可動本棚や可動間仕切りを組合せることによって、10坪の空間にワンルームから2LDKまで様々な関係性を生み出せる空間としました。
作品名 | 可動本棚の家 |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション,マンション・アパート |
所在地 | 東京都 |
旗竿敷地に建つ、空を見るリビングとインナーテラス
住宅地の中にある旗竿敷地に建つ住宅。 「周囲を気にせず窓を開けて過ごせる、開放的で風の抜ける住まいにしたい」との要望から。寝室や水廻りといったプライベートな空間を1階に、ホールを中心にコンパクトにまとめ、2階に広く天井の高いオープンなLDKを計画した住宅です。 敷地の四隅に空地を設けて周囲の変化に影響されない風の流れをつくり、LDKはハイサイドサッシを両側に設けることで、常に空を見ながら風の流れる環境を作っています。 リビングには竿敷地から前面の緑を見る大開口をつくり、室内にいながら外を感じるインナーテラスやゲストや子供のためのコーナーも併設し、家族の変化にあわせて変化も楽しむ住まいとなっています。
作品名 | 町田M |
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ジャンル | 都市型住宅,シンプル・ミニマル,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 東京都町田市 |
設計から完成迄の期間 | 14か月 |
間取り | LDK,プレイコーナー |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板、サイディング |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | 珪藻土クロス |
床 | 無垢板フローリング |
構造 | 木造軸組金物工法 |
敷地面積 | 147.20㎡ |
延床面積 | 110.69㎡ |
所在地 | 東京都町田市 |
ロケーション | 住宅地、旗竿敷地 |
構造設計 | 森部康司構造設計事務所 |
施工者 | 中野建設工業 |
写真の撮影者 | 平 剛 |
千歳船橋の家
南の島が大好きという建主さん。 家の守り神シーサー、格子からもれるあかり。沖縄の赤瓦の家をモチーフとした大きな方形屋根で生活空間をゆるやかに包み、その所々にテラスなど外部空間を入り込ませました。 珪藻土、亜麻仁油、柿渋、無垢材の床、ヒバ材の浴室など自然素材を用いた温かみのある住まいです。
作品名 | 光風舎1級建築士事務所 |
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ジャンル | 無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都世田谷区 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 左官 |
屋根の形 | 方形 |
壁 | 珪藻土 |
床 | 楢無垢材 |
構造 | 木造軸組み |
予算帯 | 2500万 |
敷地面積 | 98.00㎡(29.65t) |
延床面積 | 93.16㎡(28.18t) |
所在地 | 世田谷区 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 本岡構造設計 |
施工者 | 江中建設 |
空中のデッキテラスで守られた家
住宅地に建つ、30代の共働き夫婦の住まいです。 外部の視線からプライバシーを守るために、壁で囲ったデッキテラスに大きく窓をとり、LDKと外部空間が一体となった広がりを生み出しています。 天井高には差をつけ、それぞれの場所にふさわしい性格を与えるとともに、高窓からも光と風をとりいれて、変化のある快適な室内を実現。 水廻りはLDKと同一階とし、動線に沿った収納を随所に設けて、毎日の家事の効率化をはかりました。
『家+庭』=家庭
敷地 大阪市の南東端にある平野区は、町工場が混在する住宅地である。計画地は駅が近い事もあり、周りには小売店舗も多い。私の育った街からも近く、職住が入り混じる街並みは自らの原風景でもある。隣地の銭湯が僅かながら下町の風情を残す。 要望 クライアントからの要望は内外ともRC打放しの家。長所、短所をよく話し合った結果、北側は断熱材と仕上を施し、南側の主たる空間は内部も打放しとした。“設計を楽しんでほしい”というメッセージも頂き、意気に感じて設計に取りかかった。 設計 2階は、西側の箱に寝室、東側の筒に和室、それらを結ぶ北側に水周り、動線部を配した。寝室は光を取り込みすぎないよう配慮し、反対に和室は筒の奥深くまで光が届くよう、最高部まで開口を求めた。その上で身長程の独立壁を設け、視線を遮る役割を与える。その壁が精神的な安心感と、強い影、鮮烈な光をもたらす事を期待したのである。 テーマ 庭、中庭、アプローチ等の外部と、内部の空間は、躯体のずれが生む中間領域によって結びつけられている。RC壁式構造の躯体を、美しさへ高めるのは“贅肉の無い造形”。取り除けるものは徹底的に排除する。その姿勢において妥協しない事を課した。それが品のある建築に繋がると考えての事である。
中庭のある家
ご両親の家のあった場所に新しく計画した、若い夫婦のための中庭をもつ平屋建ての住宅です。
作品名 | RE HOME |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,郊外住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 熊本県熊本市 |
設計から完成迄の期間 | 1年半 |
間取り | 4LDK |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | ガルバリム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ビニルクロス、塗り壁(洗面、浴室はガラスタイル貼り) |
床 | サクラフローリング貼り(和室は畳) |
構造 | 木造 |
予算帯 | 4000万円台 |
敷地面積 | 1668.44㎡ |
延床面積 | 206.44㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | 山口工務店 |
写真の撮影者 | 大場 浩一郎 |
プライバシーを確保した、のびやかなRC造の家
前面に公園を望む敷地に建つご夫婦のための住宅です。敷地には高低差があり、建物はその上段に乗る形となっています。しかし、擁壁を建物と一体にデザインすることで敷地の高さを感じさせないようにしています。
作品名 | TAKE ONE |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,郊外住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 福岡県福岡市 |
設計から完成迄の期間 | 2年4ヶ月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | 杭基礎 |
外壁 | 化粧型枠コンクリート打ち放しの上、撥水材塗布 |
屋根の形 | 陸屋根 |
壁 | アクリル樹脂吹き付け塗装(寝室、クロゼット、納戸はAEP塗装、洗面、浴室はタイル貼り) |
床 | サクラフローリング貼り(1階廊下は大理石貼り、洗面、浴室はタイル貼り) |
構造 | RC造 |
予算帯 | 4000万円台 |
敷地面積 | 180.28㎡ |
延床面積 | 143.90㎡ |
ロケーション | 住宅地で、前面道路の反対側には公園を望む敷地である。 |
施工者 | 和久田建設 |
写真の撮影者 | 大場 浩一郎 |
趣味や好きなことを充実させる空間をつくる
充分仕事もやったので、これからは好きなことをして生きたいと言うご夫婦のための住宅です。生活スペースは最低限に抑え、その分アトリエや書斎をゆったりと設けています。
深い軒と素材感で表情のある外断熱高気密の住まい
ご夫婦の為の住まい。道路側にゆとりを持たせた配置計画は、街並みに明るさと落ち着きをもたらす。建物に深い軒を設け、外壁の保護と陰影のある表情を持たせた。室内は白を基調とし、吹抜・間接照明・階段等に用いられたロートアイアンによって様々な表情を造り出している。高気密・高断熱によって室内の温度差を無くし、省エネルギーで快適な住環境とする事が出来た。外構は建主と共に樹種を選定、四季折々の花が咲く樹を配置。年を追う毎に建物と共に根付いた姿を見せて行く事だろう。
作品名 | 世田谷区下馬の家 |
---|---|
ジャンル | シンプル・ミニマル,エコ住宅・省エネ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都世田谷区下馬 |
設計から完成迄の期間 | 13か月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ジョリパット |
屋根の形 | 寄棟 |
壁 | ビニールクロス |
床 | カーペット |
構造 | 木造軸組 |
敷地面積 | 252㎡ |
延床面積 | 167㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | ㈱光正工務店 |
写真の撮影者 | 新 良太 |
深い軒と素材感で表情のある外断熱高気密の住まい
ご夫婦の為の住まい。道路側にゆとりを持たせた配置計画は、街並みに明るさと落ち着きをもたらす。建物に深い軒を設け、外壁の保護と陰影のある表情を持たせた。室内は白を基調とし、吹抜・間接照明・階段等に用いられたロートアイアンによって様々な表情を造り出している。高気密・高断熱によって室内の温度差を無くし、省エネルギーで快適な住環境とする事が出来た。外構は建主と共に樹種を選定、四季折々の花が咲く樹を配置。年を追う毎に建物と共に根付いた姿を見せて行く事だろう。
作品名 | 世田谷区下馬の家 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,エコ住宅・省エネ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都世田谷区下馬 |
設計から完成迄の期間 | 13か月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ジョリパット |
屋根の形 | 寄棟 |
壁 | ビニールクロス |
床 | カーペット |
構造 | 木造軸組 |
敷地面積 | 252㎡ |
延床面積 | 167㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | ㈱光正工務店 |
写真の撮影者 | 新 良太 |
ノビ・ノビ・クラス(暮す)
ガレージ付きの二世帯住宅です。敷地は横浜の郊外に位置しています。 南側、西側共に畑です。南からの日当たりは良く、家の間口も大きくとれています。 一階は親世帯とTAYPEⅡのガレージ、二階は子世帯です。 特に二階は天井も高くとれ、ハイサイドから光りが降り注ぐ空間です。インテリアはミッドセンチュリーの色使いにヒントを得て、淡いベージュと木質の対比が美しい住宅です。
建築面積8.1坪の狭小住宅
建築面積が最大で8.1坪の狭小敷地ですが、広く、明るく、十分な収納と将来のお子様のスペースを考えた、シンプルでスタイリッシュな空間デザインが、ご要望でした。 敷地の長さを、室内空間に活かせるように、また、自然光が室内のどこにも入るように、という考えから、長方形プランの南側を、直角三角形の光井戸で切り取る平面計画となっています。 1階は個室と水廻り、2階にLDK、3階がフリースペースと個室+ロフトという階層です。光井戸で分けられた二つのボリュームに、各階のスペースを振り分け、それぞれが光井戸に面することで、南隣に3階建てがありながらも、明るさが確保されています。
作品名 | ろじのさき |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,旗竿・狭小住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 東京都 |
構造 | SE構法 |
長久手市の白いローコスト住宅です。
白い小さな2階建ての家です。東西に長い敷地でどの部屋も窓を南に取りました。長い庇は夏の日光を遮る一方、冬は部屋の奥まで光が入ります。部屋の扉はどれも引戸にして昔からある開放的な造りになっています。一見モダンな現代住宅に見えるかもしれません。日本の住宅が受け継いできた陰影や気配といったものを大切にしながら設計しました。