診療所・訪問介護看護を複合した利用者に「選ばれる」サービス付き高齢者向け住宅
サービス付き高齢者向け住宅(ワンルーム20㎡4戸、1DK40㎡4戸)、24時間対応在宅療養支援診療所、24時間訪問介護・看護事業所を併設した複合建築物です。 ◯窓際キッチン(20㎡タイプ):この種のワンルームタイプではこれまで入り口側にトイレとキッチンを集約する事が一般的ですが、ここではキッチンを生活の中心として窓際の一番良い場所に設けました。これにより玄関の閉塞感が無くなり、開放的な居室空間を実現しています。 ◯光庭のある家:共用廊下に面して住戸専用の光庭を設けています。これにより方位や時間、季節による住宅ごとの日照の差が解消され、光庭がリビングの一部となり、居ながらにして自然を感じることができます。 ◯緑に視線を抜く:中央に森に視線が抜けたガラス張りの玄関(階段ホール)を設け、施設のそこかしこにある開口部から森が望めます。また、吹き抜けのある共用のリビング(キッチン)の大開口は森の緑に抱かれたリゾートラウンジのような憩いの空間となっています。 ◯森の診療所:クリニックの設計で重視した点は敷地の持つ自然環境資源(西側の保存樹林) を内部に取り込むことでした。積極的に患者 に自然「森」を見せることによる心理的な効果「緑が望める病室では患者の治りが早い」(Ulrichの調査)をテーマとし、住宅街でありながら森に抱かれた静かな待合室を実現しています。 この施設は国土交通省平成24年度高齢者・障碍者・子育て世帯居住安定化推進事業による国庫補助に関東で唯一選定され、グッドデザイン賞2015金賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。
作品名 | わかたけの杜 クリニック棟(診療所 訪問看護・介護事業所 サービス付き高齢者向け住宅) |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,医院・クリニック,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
設計から完成迄の期間 | 3年 |
間取り | ワンルーム20㎡、1DK40㎡ |
基礎 | 杭基礎 |
外壁 | ALC、ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 陸屋根 |
壁 | クロス |
床 | 塩ビシート |
構造 | 鉄骨造 |
敷地面積 | 15,617.16㎡ |
延床面積 | 3,788.48㎡ |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
ロケーション | 住宅街 |
構造設計 | 株式会社MID研究所 |
施工者 | 大洋建設株式会社 |
写真の撮影者 | 北嶋俊治 |
シンプル・シック
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光・風・緑
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