ガラスの筒
静かな住宅地に建つ小さい家。 もともとこの敷地にはクライアントがそこで育った家が建っていた。 そして今回、クライアントは結婚され家庭を持ち、家を建替えることとなった。 敷地の大きさは13坪程度。両隣に家が同じような大きさの敷地に建っている状況である。 クライアントの要望は家庭をもつ上で基本的な要望で、それほど多くはなかった。 車が停められること。子供が生まれる想定で部屋を考えることなどである。 他は黒と白を基調とした色が好みだということであった。 弊社事務所では、外部吹き抜けのある家をいくつか建てているという経験もあり、その実績をクライアントも見られていて、自宅にも取り入れたいと考えていた。 そこで今回は、ガラスの筒状のような外部吹き抜けが建物の中を通り、自然光を入れる提案をさせて頂き、計画を進めることとなった。 「ガラスの筒」は畳1帖程度の小さい面積であるが、光を取り込むということに用途を限定することで、ガラスのみで作られたフレームの少ない筒形状をとなった。 光が「ガラスの筒」を通る。光がガラス面を反射し合い下階のガレージ床まで照らされる。 光の様子が移り変わることで時間の流れを感じる。 また、雨が落ちる様子を見るのもきれいで、家の中に雨が落ちているようで不思議である。 構成は1階にガレージ、浴室、トイレ。2階がキッチン、居間。3階が寝室と子供部屋である。 「ガラスの筒」を通して各階や各部屋が見渡せ、また「ガラスの筒」がそれら同士の視線をいくらか緩衝する役目にもなっている。 場所:兵庫県 敷地面積: 40.4㎡ (12.2.坪) 建築面積: 27.3㎡ ( 8.2坪) 延床面積: 67.7㎡ (20.4坪) 住人十色放送
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