昨日、年内な最後のなる、現場の打合せがありました。



現場監督とじっくり話をして、

来年早々からの動きをしっかり共有してきました。



とても順調に進んできている現場なので、

この流れをそのままに進めてく予定です。





写真は、玄関ホールの天井。

2階の床に置いてある何かに反射して、

天井がキラキラしています。



偶然の産物なんですけど、

何だか、とっても美しくて、

とっても癒されました。



これだけの反射光があるので、

養生が取れたら、明るい床に反射して、

玄関ホールの天井を、優しく照らしてくれそうです。





こちらは、LDK。



写真だとわかりにくいかもしれませんが、

壁の色にクリームが入っているんですよ。



天井が真っ白なので、それと比較すると

わかりやすいかもしれません。



いやいや。

建具が白いので、それでわかりますよね。



この壁の色。

もう少し濃い目にするのか、白にするのか、

奥さまがいろいろと検討されて、最終決定してます。



真っ白でないので、建具やモールディングの

白が引き立っていますし、

淡目なので、部屋の明るさも阻害しない。



とっても、ほどよい色合いになっていました。



この辺りの色のセレクトは、

実は、とっても難しいんです。



でも、それをしっかりとセレクトできている

奥さまの感性に感服します。



お客様らしい、優しく、上品な家に

仕上がってきています.







外部では、テラスの下地を創り込んでいました。



家自体は、ずいぶんと仕上がってきているので、

これからは、外構周りの工事が主となります。



天候にも影響される工程なので、

これから、いい天気が続きことを祈るのみ!





年末年始は、現場がお休みなので、

さみしい気もしますが、落ち着いた時間を

取れそうな気もしています。





ほんと。

いろんな家創りに関わらせていただいて、感謝! (続きを読む)



とある家のアプローチです。

シンボルツリーがいいアクセントになっていますね。



ピュアな白の外壁が印象的で、

とってもスタイリッシュですよね。



こちら。

私が若いころに設計させていただいた家なんです。



しかも、この写真は、昨日の姿。

10年弱になりますかね。



ミニマルでモダンなデザインは、

時代を超えて、新鮮さを失わないですね。



数年前までは、ナイトウタカシっていうと

こんな感じのデザイン「しか」しませんでした。



もちろん。

大好きで、大得意なんですけどね。



それが今では、いろんなデザインを

させていただいているんですから、

面白いもんです。





話は戻って。

こちらの家の外壁は、真っ白なのですが、

想像以上に、汚れが少ないです。

防汚の塗料を採用したおかげ。



ただ、全く汚れてないということでもないので、

気になるようでしたら、塗り替えも考えていきたいですね。

(ただ、塗装は全然劣化していないのでもったいない)





実は、キッチンに採用したグローエの水栓の

水の切れがよくないとのこと。



メーカーへ電話しても対応してくれない!

ということで、私に連絡いただきました。



早速、オーダーキッチン屋へ連絡して

至急対応するように指示。

私は、その状況確認に伺ってきました。



年内に対応してもらえるように段取りしてくれて

一安心です。



住まわれてからの、こういった関係って

とても大事にしています。



家創りに関わらせていただいた方々に

お会いすると、いつも優しく迎えていただけるので、

ほんと、感謝です。 (続きを読む)




家創りっていうと、ついつい、

床や壁といった固定されたモノを考えてしまいますが、

家具はインテリアの中でも、とっても重要です。



家具は、出来あがってから用意する。

それも一つですが。。



せっかく、内装の仕上げにこだわったとしても、

その空間が持つ雰囲気にフィットした家具でないと

チグハグになったりします。



もちろん。

買い替えを前提としていて、

まずは、今使ってるモノを持ちこむ

という場合は別ですよね。



昨日、お客様がご検討されてる家具を

見に行ってきました。



とてもエレガントで上品なデザイン。

ヘッドの曲線が、何とも良い感じでした。



布地も、少し表情があって、

プレーンすぎず、これまたよい。



全体的に、ベージュをベースとした上品な

インテリアなので、とてもフィットするソファだと感じました。

奥さまのセンスを感じますね。





そうそう。



インテリアを左右するという意味で、

カーテンも家具同様、とっても重要です。



写真の写りが悪くて、

色がハッキリしていませんが。。



先ほどご紹介した、ソファの家。

お客様と一緒にカーテン類のセレクトへ

行ってきたんです。



シルクを思わせる、きれいなツヤのあるドレープに、

無地なのに表情のあるレース、それに、スカラップを取り付けます。



スカラップ。

実は私は、初めての採用です。

ドキドキします。



そして。タッセル!!!



プレーンなカーテンなので、その分、

タッセルをアクセントで採用して、

ゴージャスな感じを演出しています。



カーテンといっても奥が深い。







家創りでは、家そのものだけでなくて、

家具やカーテンにも、しっかりこだわって、

決めていくとよいと思います。 (続きを読む)

ミニマル=美しさ

2017年12月26日



静かに光る壁。

スリット状の窓。

建具に写り込む壁。



腰高に設けた間接照明をしっかりと生かすため、

空間を構成する要素をしっかり検討して決めています。



壁を照らす間接照明は、

器具の取り付け位置によって、

光の広がりが違ってきます。



現場で、しっかりと検証して、

最適な光の広がりを実現しています。



また、濃い目でツヤのある建具に

間接照明が写り込んでいるのは、

想定外ですが、とても美しくなりました。



ミニマルな表現だからこそ、

こういった静かな雰囲気を実現できました。





強化ガラスで仕切られた階段。



そのガラスと壁や床との取り合いは

とても重要です。



何も考えなければ、アルミやステンレスの枠が

ぐるっと回ってしまいます。



そういった余計なラインを消し去る

ミニマルなデザインを貫いています。



ただし。

枠をなくてしまってるわけではありません。



きれいに見せるためだからといって

機能性を損ねては、本末転倒です。



同等以上の機能性は持たせつつ、

ミニマルにしていくことは、難しくもあり、

美しく見せる醍醐味でもあります。





モノとモノの取り合いだけではありません。



ドアのハンドルや引手から、

窓の高さやドアの高さまで、

いろんな要素にも、そういった考え方を貫けます。



和室は着座することから、

その視線からの風景を意識して、

植栽を計画したり、窓のバランスを決定しています。







ミニマルな表現は、シンプルとは違います。



単純にするのではなく、美しくするために

様々な工夫をして、そぎ落としていくことです。



なので、ミニマルなデザインには、美しさが宿るんだと思います。



ミニマルなデザイン。オススメです。 (続きを読む)



とある家創りのワンショット。



昨日は、お客様に立ち会っていただいて、

残工事の確認。



その後、玄関ドアに、本キーを差し込んでいただいて、

引き渡しが完了しました。



こちらの家。たくさんのこだわりの詰まった、

とっても思い入れの深い家となりました。





写真は、リビングからつながる、タタミコーナーです。



こういったタタミコーナーは、一体感を優先して

フルオープンにすることが多いのですが、

こちらでは、一部壁を創って、少し閉じた感じ。



建具を開いていても、しっかりと分離したように見えます。



意図して、枠をしっかり廻して、明確に分けたデザインとしたことが

結構効きました。





こちらは、1階のLDKから玄関を見ています。



抜け感があるのと、建具が天井まであるので、

開放感があります。



そして。

床に使った、チェリーの無垢フローリング。

その赤さが、とってもいい風合い。



自然塗料で仕上げていますが、

そのツヤの感じが、何ともよいですね。



建具のチェリー色ともフィットしています。



チェリーは、とても高級な樹種なんですけど、

それを贅沢に使わせていただいています。



こちらの家。

体に優しい、空気のきれいな家に仕上がりました。

しかも。お客様らしいデザインです。



その辺は、また改めてご紹介していきます。





話がいきなり飛ぶのですが。。



こちら。

とある家創りの模型です。



昨日、新しく家創りを考えてらっしゃるご家族へ

プレゼンをしてきたのですが、その際に提示しました。



図面やパースも提示しているのですが、

空間の広がりや、光の入り方、

そして、抜け感を共有していただくため、

今回は模型を製作したんです。



やはり、模型になると、伝わりやすいですね。



上からだけでなくて、

視点を下げて、横から眺めてみたり、

光をかざしてみたり。



いろんな角度から、愉しんでいただきました。





年末年始に、プレゼン資料と模型をご覧いただきながら、

しっかり検討していただく予定です。



とてもモダンでかっこいい、こちらの家。

来年から家創りスタートできるといいですね。



今年も、たくさんの家をプレゼンしてきましたが、

昨日が、プレゼン納めとなりました。



たくさんの機会をいただけて、

ほんとありがたいですね。



出逢いに感謝!! (続きを読む)



とある家創りの現場の写真です。

つい最近も紹介していますね。



内部の建具をよくご覧ください。



ドアの上に壁がなくて、天井までドアなんです。



建具の高さを天井までにすると、

開放感が実現できるんです。



これ。

ちょっとしたことなんですけど、

結構効いてきますので、家創りされてる方は、

ぜひぜひ取り入れてみて下さい。





こちらは、玄関脇の土間収納。



床から天井まで使えて、しかも、両側!



棚板は、可動棚で、追加すれば、

何段にも増やしていけるんです。



ビックリするほど大容量なんですよね。



しかも。

スリットですが窓があるので、相当明るい!



収納だからって、窓なし!ということでもなくて、

ちょっとした窓があってもよいかもしれませんね。





駐車場の床は、土間コンクリート。



土間コンクリートは、有る程度の間隔で、目地が必要です。

理由は、目地がないと、割れが発生しやすいから。



その目地を、目地材で仕上げるのもいいんですけど、

あえて目地を広くとって、砕石を敷きこむと、ちょっとしたアクセントになって

よいですよ。



こちらの家では、それを格子状にしてデザインしています。



もちろん。

ご予算があれば、タマリュウといった植栽でもよいですよ。



ただ、芝生は難しい。。

メンテナンスがしにくいためです。



芝にしたければ、思い切って巾を広くしてくださいね。





家創りには、たくさんのこだわりが盛り込めます。



もちろん、お任せでもいいんですけど、

一生住まう家なので、自分らしさをしっかり

取り入れるといいと思います。



そうすると。。



素晴らしい家創りになりますよ。 (続きを読む)



いろんなガラスが並んでいますね。



実は、昨日、工事が進んでいるお客様と

ステンドグラスのガラスをセレクトしに行ってきました。



こちらの家では、玄関ホールからリビングへ入る、親子ドアに

大きなステンドグラスを取り付ける計画なんです。



すでにステンドグラスが嵌めこまれている

輸入建材等もあるのですが、ピンときません。



そこで、完全フルオーダーでの製作となりました。



インターネットでも販売はしているのですが、

デザインはもちろん、ガラスの質感や透け感は、

実物を見ないとわかりません。



なので、オーダーでの製作をしてくれる

「ハイライツグラス」さんにお願しています。

(名古屋市+ハイライツグラス」で検索してみてください)







ステンドグラスというと、最初にイメージされるのは、

色鮮やかな感じですよね。





外部に面した窓であれば、色鮮やかな感じでよいのですが、

内部の建具となると、そうもいきません。



色鮮やかということにもなりにくい状況です。





それと。

家全体の雰囲気が、装飾があるのに、

スッキリとしていて、上品な感じなんです。





そこで。

奥さまのコンセプトとして、

色を使わない、半透明なガラスで構成することになりました。



最初の写真のガラスも、その一部です。





デザインに合わせて、いろいろセレクトしていきます。





半透明といっても、ガラス表面の凹凸具合で、全く違った表情に。



中には、ポイントで、斜めにカットされた

カットガラスを取りれたりします。



写真に写ってるガラスの中には、

普段は色がないのに、光が当たると

虹色に光るガラスがあったりするんです。



それも、上手に取り入れながら、

しっかりセレクトしていただきました。





もちろん。

ステンドグラスを創りつづけて数十年の

プロのアドバイスをしっかり受けながらですよ。



正直なところ、私には、同じに見えるガラスでも、

ちょっとした違いをしっかり見極めていらして、

しかも、どこにどう組み合わせるといいのかを

提案していただけるので、とてもいいですよ。





ステンドグラスって、奥が深いなと思いました。



とっても魅力的な仕上がりになりそうで、

今から愉しみです。



ほんと。家創りって、いろいろ愉しいです。 (続きを読む)



とある家創りの現場のワンショット。



真っ白で、鏡面塗装仕上げです。



塗装の仕上がりもそうですが、

框の掘り込みも含め、とっても繊細できれいです。





そして、ハンドル。



こういったデザインの場合、

ゴールドにしたり、陶器を使ったツマミに

なったりすることも多いのですが、

今回は、シルバー色でシャープなデザイン。



女性っぽい装飾的な印象なのに、

カッコいいイメージに仕上がっています。



天板は、クオールストーン。

少しキラキラした素材で、高級感があります。



食器洗浄機には、ミーレという海外製を

採用しています。洗浄力と収納力が違ったりします。





しっかりとこだわった、こちらのキッチンは

CUCINAというメーカーのもの。



ある程度の規格はありますが、

しっかりとオーダーできるのでオススメです。



興味のある方は、ぜひショールームをご体感ください。





昨日、こちらのテレビボードが設置されていました!!



天板や、面材には、本物のウォルナットを採用。

自然なムラ感が、とってもいい風合いになりました。



床のウォルナットと同じ樹種なので、

統一感もばっちりです。



色合いからして、とてもシックな感じ。



こちらを白にしたりしてもよいのですが、

ウォルナットにすることで、リビング正面が、

締まった感じに仕上がりました。





こちらの家。

ベージュや白といった優しい色合いを主としながらも、

ところどころに、ウォルナットを採用することで、

ぼやけた感じは全くなくて、きゅっと締まった、

メリハリのあるインテリアを実現しています。



全体のバランスは、ほんと素敵になりました。





こちらをセレクトされた、奥さまの感性に、

とてもいい刺激をいただきました。





感性は感性で磨かれます。



ほんと。感謝。 (続きを読む)



もうすぐ完成する家です。



昨日、最終の設計検査と、残工事の確認をしてきました。





外壁のタイルが、とってもいい表情です。

タイルって、重厚感ありますよね。



でも。



単にタイルを張るだけでは、重厚感につながりません。



実は、重厚感を感じていただくよう、

しっかりと工夫をしているんですよ。



わかりやすいところでは、濃い目のタイルを

組み合わせていること。



白一色でしたら、なかなかうまくいきませんので。



もっといくつかあるのですが、その辺は内緒です(笑)

また時期を見てご紹介します。






外構もしっかり仕上がってきていました。

こちらでは、アプローチの階段を、かなりゆったりさせました。



もともとスロープだったので、そういったご提案にしたのですが、

出来上がってみると、この階段って、とても大らかで

ゆとりを感じます。



なので。

今後ぜひ採用してみようと思います。





機能門柱と家との位置やデザインのバランスも

とてもよくまとまりました。





家だけでなく、外構も、大事なんですよ。





そうそう。

この家の南側には、横ルーバーの手摺を採用しています。



デザイン??



実は違います。



布団を干した時に、風通しのよい手摺で、

かつ、視線をしっかり遮れるもの。



ということで、こちらのルーバーとなりました。



でも。

結果的には、外観に表情を与えてくれることに

つながっていますね。



機能からデザインが生まれる。



モダンなデザインが好きな私としては、

とてもいい響き。



デザインのためのデザインではなくて、

機能があって、そのためのデザインであってほしいです。



でも。



カッコいいことも大事ですけどね。(笑) (続きを読む)



とある家創りの基本設計図書です。



昨日、資料を整理整頓して、とりまとめしました。

とっても重要な書類なので、気合い入ります。



家創りって、いくつかプロセスがあるんですよね。

その中でも、設計でいうと、基本設計と実施設計。



基本設計は、家の概ねの方向性を決定します。

実施設計は、工事に向けた詳細な設計です。



なので、お客様との家創りのプロセスとしては、

基本設計が重要となります。



この基本設計の段階で、いかに精度高く、家創りを

検討しておくかで、あとあと変わってきてしまいます。



写真の中にもあるのですが、とっても重要なのが。。

「見積書」です。



しっかりと打合せして内容が決まっていても、

予算とのバランスがしっかりしていないといけません。



私の場合は、ざっくりとした、いわゆる「概算」ではなく、

しっかりと見積もりしてもらっています。



逆にいえば、見積もりできてしまうくらいまで

基本設計で、しっかりと決め事を決めてしまいます。



ざっくりと。。。

そんな家創りですと、とっても危険。

最後に見積もりしてみたら、予算オーバー!

なんてことになったり。。



建築家によって、基本設計のとらえ方が違うと思うので、

その辺は、しっかり確認してください。






そうそう。

現在、計画中の家創りの外観パースです。



とってもユニークなカタチしていて、

カッコいい感じです。



このパースを見ながら、いろいろ考えて、

外観の見え方や色合い、バランス感覚等を

しっかり確認していきます。



その辺を検討したら、再度修正をかけて、

仕上げていきます。



じっくり進めていく感じなので、

まとまった時間が必要なんですよね。






一昨日から引き続きのこと。

ミースファンデルローエという巨匠のデザインを研究です。



単に勉強ということでもなくて、

実際に、この巨匠の事例をベースにしたデザインにするため、

まずは、そのデザインのことをしっかり把握します。



これまた愉しい。



当たり前ですが、学生時代とは違って、

実務的な視点から見るからです。



しかも、論文のようなアカデミックな研究でなくて、

実際の物件への検討をするという目的なので、

モチベーションも違います。



とってもいい機会になりました。

そういった機会をいただけた、お客様との出逢いに感謝ですね。



しっかり素晴らしいご提案をして

恩返ししたいと思います。





ほんと。

一日、充実したデスクワークデーでした。 (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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  • 三角形の敷地に建つエレガントな家

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