昨日、これから家創りをしようとされている
御夫婦とお話してきました。

まずは、予算を度外視する前提で、
この家創りで、何を実現したいのか?と
伺っていきます。

最初に出たのが。。

ご主人の趣味部屋なんです!




イメージ画像も見せていただいたんですけど、
こんな感じです。

ガンダムのプラモ、フィギュアを飾っておく場所として、
壁面いっぱいにショーケースのような棚がほしい!!

なるほど。
壁面いっぱいが、好きなもので埋まっていたら、
きっと、爽快ですよね。

しかも。窓はいりません!

理由は、大事なプラモが、日に焼けてしまうのがいやなんだそうです。
すごいこだわりですよね。

部屋には、主照明は必要なくて、
ショーケースの中を照らすダウンライトが主体で、
プラモを製作する机には、手元を明るくできればよいので
スタンドで対応するそうです。

その他、書籍やDVD,ブルーレイもたくさんあるようなので、
ショーケースとは別で、本棚も設置予定です。

すごいことになりそうです!

そうそう。もう一点。
部屋へのアクセスは、廊下からではなくて
主寝室からなんです。

パブリックなスペースからではなく、
プライベートはところからアクセスしたいそうです。
秘密めいています。
基地っぽい感じがなんともいいですよね。

面白かったのは、
よく伺うのは、「書斎がほしい」ということで、
スペースは用意しますが、そこで具体的な内容までは、
最初からイメージされている方が少ないんですけど、
こちらのお客様は、具体的で、ハッキリしていたことです。

そのおかげで、ワクワクをしっかり共有できました!

面白い家になりそうで、愉しみです!!
いろいろ考えてみます。 (続きを読む)



チェリーの集成材を使った階段です。

合板下地でシートや突板を張った材を使うことが多いのですが、
こちらの家では、積層材を使っています。

理由は、より無垢材に近いことにあります。

こちらの家創りは、私が代表をしている、
アレルギーに強い 「すくわくハウス」が手がける家なんです。

床はチェリーとカバの無垢材。
壁に、漆喰や紙クロス。
木部の塗装には天然由来のオイル。

使う素材をしっかりこだわっています。

ただ、ここまでですと、よく耳にする、
「自然素材の家」と同じです。

せっかく自然素材を使っていても。。。

例えば、無垢フローリングを留め付けるには、
ネダボンドと呼ばれる接着剤を採用することがほとんど。

表面だけ自然にしても、その裏にケミカルですと、
本質的な意味で、体に優しくなりません。

通常であれば、問題ないのですが、
シックハウス症候群等の方々にとっては、
大変なことなので。

どこまで突き詰めるのかにもよりますが、
本質的に体に優しい家には、それなりのノウハウが必要
なんですよ。




そうそう。
話は変わりますが、こちらの家の外観です。

これは、下地のサイディングなのですが、
外壁の仕上げは、タイルです。

和をベースにした、どっしりと重厚感のある
外観デザインにしています。

何を言いたいかというと。。

自然素材を使った家だからって、
木々した、自然風なデザインにする必要もないですよね。

もっと自由な発想で、自分らしい表現も可能ですよ。





昨日、午後からは、とある家創りで
お客様とショールームデート。

キッチン、お風呂、トイレや洗面等など。
ひと通りセレクトしていただきました。

実は、こちらのお客様は、二度目のセレクトで、
しかも、予習をしていただいたようで、
意思決定が早く、とってもスムーズに進めれました。


ショールームは、イメージを広げるには、
とてもいい機会なので、とっても愉しんでいただけます。

私もですが!

そんな機会に感謝!! (続きを読む)



気持ちよく光が差し込んでいます。

一日中、こんな感じで、光が差し込んでくる、
開放感満載の家なんです。

先日お客様の検査がありました。

その後、検査のチェックの是正工事も完了したので、
昨日、引き渡しでした。

このブログでも、何度かご紹介してきていますが、
ほんと、とっても爽快な家となりました。

天井面に反射した光が、あちこちの壁に行きわたって、
LDK全体をしっかり明るくしてくれてます。

トップライトもあるのですが、そこからも
しっかりと光が差し込んでいます。

ほんと。
街中で周囲が囲まれた敷地とは、到底思えません。

逆に、周囲が囲まれた土地でも、
これくらいの光を取り込むことは十分可能だと
証明できた気がします。

都市型住宅は、よく携わるので、
今後にもしっかり生かしていきたいと思います。




そうそう。

家は、チェリーのフローリングをメインにした、
プレーンな感じ。

ただ、そんな中でも、ところどころに、
お客様の好みの色や柄が採用されていて、
お客様らしい雰囲気に仕上がっています。

ご覧頂いた、お客様御家族に、
とっても満足いただけたようで、
その笑顔が嬉しかったです!!

これからが本番。
お客様らしい暮らしをしていただけるといいなと思います。





ちょっとわかりにくいのですが。。

現在計画中の家創りがあるのですが、
とっても難しい案件なんです。

もしかすると、今までで一番法規制が厳しくて、
しかも、敷地が傾斜地なので、より難しい。。。

でも、その傾斜ゆえに、すんごい眺望が愉しめます。

その眺望を生かした家を立てるべく、
いろいろ協議してきました。

そのメインは、法的な扱いです。

建築基準法そのままの考え方では
なかなか難しく、いろんな解釈ができます。

その基本的な考え方に間違いがないかを
しっかり押さえておかないと、大変なことになります。

そこで、その辺をひとつひとつ協議してきたんです。

応用問題を解いている感じ。
ですかね。。

概ねの方向性は問題ありませんでした。
ただ、少し改善しないといけないこともありました。

この最初の段階で、よかったです。


わかったふりをして流すのではなく、
しっかりと確信を持って前に進むことを心がけています。

大事な大事な家創りですからね。 (続きを読む)



とある家創りの現場のワンショットです。

ちょうど、階段が設置されたところ。

階段ができるまでは、上下階の行き来が、
梯子によるので、不便なのですが、
これで、安心して、2階へもアクセスできそうです。

何気なく見ていると、普通の階段ですが、
そうでもありません。

実は、こちらの階段は、とってもゆったりした
踏み面で、しかも相当緩やかな勾配です。

踊り場もしっかり広く確保してあるので、
落ち着いて階段を使えます。

これくらいゆったり確保できると
使い勝手も良さそうですが、
家全体の大きさとのバランスになります。

これだけの階段を確保できると、何だか
ゆとりを感じますね。

ただ。
ご高齢の方が同居されるようであれば、
これくらいの階段もオススメですよ。

たかが階段。
されど階段。

しっかりと検討して決めれるとよいですよ。




外部は、タイルの下地となる、サイディングを張っていました。
来月中には、下地、そしてタイルを張り終える予定です。

とってもきれいなタイルなので、仕上がりが愉しみです!



夕方からは、とある家創りの契約でした。

先日プレゼン差し上げて、気にいっていただけたようで、
契約となりました。

二世帯住宅で、設計工期は短めですが、
お会いする頻度を多くして、希望の日程で
工事を進めていけるよう、打合せをしていきます!!

今週は、引き渡しがあったり、設計スタートがあったり。

とても愉しませていただいています。 (続きを読む)



LDK脇にある和室コーナーです。

こちらの家創り。
工事が順調に進んできて、
昨日、無事、引き渡しとなりました。

お客様皆さまに来ていただいて、
仕上がりをしっかり見ていただきました。

シックな色合いで、とても落ち着いた雰囲気。
使い勝手や方位もしっかり押さえた間取り。

とても気にいっていただけたようで、
ほんと、よかったです!

また、私とお客様をつないでくださった先輩にも
出席していただきました。
先輩にも、満足いただけたようで、ほっとしました。
お褒めの言葉もいただけて、感無量でした。





引き渡しの後、各設備機器の取り扱い説明。

よく考えてみると、いろんな機器があるんですよね。

しかも、便利になっているのですが、
機能がいくつかついてくるので、
全てを理解するのは、なかなか難しい感じ。

「住んで使い始めるとわかるよね」

そんなご意見でした(笑)
実際その通りですよね。




そうそう。
取り扱い説明の後に、カーテン類の打合せ。

住み始めるまでに時間があるので、
その時間を使って、カーテンを製作、取り付けします。

昨日は、布地のサンプルをもとに、
どこに、どれを、どんなスタイルで取り付けするのかを
ご提案しました。

OKでしたので、早速製作となりますね。

ほんと、大人っぽいセレクトになりました。




ひと通り終了したら、すでに昼を過ぎていました。

お客様から、お昼御飯をお誘いいただいて、
ご一緒させていただきました。

いろんな愉しい話をしながら、
食事を愉しみながら、
とても素晴らしい時間を共有させていただけました。



実は、引き渡ししたのは、住宅のみ。

道路側のガレージは、工事中なんです。
11月頭には、ガレージも完成予定。

とっても素敵な、和モダンな家+ガレージが誕生します!!
まだまだ愉しみです!! (続きを読む)



きれいな色が並んでいます。

こちらは、窓に取り付ける、プリーツスクリーンなんです。

とある家創りで、採用を予定しているのですが、
その色あいや、透け感、素材感を確かめるため、
立川ブラインドのショールームに行ってきたんです。

50cm角ほどのサンプルなのですが、
どんな感じで見えてくるのかは、
しっかり体感できるようになっています。

カタログでみて決めていった色柄があったのですが
いろいろ比較してみたら、別のタイプが良さそうだと
気付くことができました。

やはり、体感って大事ですよね。

それと。
きれいな色が並んでいる様を見ていると、
何だか、とても癒されたりするんですよね(笑)

愉しく、しかも、しっかりとセレクトできました。




とっても鮮やかなブルー。

に見えますが、太陽の光が当たって、紺色の外壁が
明るく見えてるんです。

ガルバニウム鋼板の外壁なんです。

こちらの現場。
実は、昨日、建築確認の完了検査と、お客様の検査でした。

お客様の検査前には、
私もしっかり検査を実施。

傷や汚れ等、しっかりとチェックさせていただきました。





内部は、驚くほど明るい。

ちなみに、写真が暗く見えているのは、
差し込む光が強すぎて、暗く見えてるだけ。

お客様にも大満足の明るさ感でした。

というのも。
もともと、こちらの敷地に家は有ったのですが、
家のほとんどの場所は、光がほとんど入らず、
いつも照明が付いていたそうです。

それから考えると、この家は、
電気なくても、昼間は、生活していけるんですよね。

工夫して、窓の位置も計画したおかげで、
家の隅々までに光の差し込む、明るい
家になりました。


こちらの家。
一部傷等を是正したら、週末には、
引き渡しとなります。

いよいよ新しい生活がスタートです! (続きを読む)



とても大人っぽいインテリアです。

石目のフローリング。
真っ白なアイランドキッチン。
ウォルナットのダイニング。
少し光沢のあるプレーンなドレープ。

全体的に、トーンを抑えて、
落ち着いた雰囲気を創りだしています。

さらに。
天井には、ユニークな形で間接照明。

間接照明で演出するために、一部天井を
下げているかのようです。

こうやって、一部天井が下がっていると、
あがっている部分が、より高く見えるのは、
とても不思議です。

天井も漠然高くするより、
メリハリを付けると、より開放感を出すことができます。

こちらのショット。
実は、パナソニックのショールームです。

ショールームといっても、
キッチンやユニットバス単体が置いてあるだけではなくて、
実際に部屋を構成して、その中に製品をレイアウトしています。

見る側にとっては、こういった具体的な
インテリアは、とっても参考になりますし、
イメージが広がります。

実際、
こちらのショールームを見て、
「この雰囲気がいい!」と
おっしゃる方もいらっしゃるくらい。

住宅展示場とは違って、
ショールームは、営業されることがないので、
安心して、じっくりと自由に、見て回れます。

家創りを考えていて、
イメージを見てみたい。

そんな方には、いろんなメーカーのショールームの
見学って、とってもオススメですよ。


どんどんイメージ広げてください!
もっと愉しくなりますから!! (続きを読む)



間もなく、引渡しとなる、
大きな屋根が印象的な、和モダンな家。

天候に恵まれて、とても順調に工事が
進んできました。

まだ、ガレージの工事は進行中ですが、
家本体は、来週引き渡しとなります。

屋根に平瓦。
外壁に磁器質タイル。
木目調の軒裏と破風が優しい感じ。

タイルの凹凸が創りだす陰影。
屋根が創りだすシャープなライン。
ブラックのサッシが外観を引き締めています。

ガレージもこの家のデザインを踏襲しているので、
一体で見た時には、大迫力になりそうです。

外観の全体像は、ガレージができたら公開しますので
お愉しみに!




午後は、LIXILのショールームでお客様と待ち合わせ。

そうなんです。
お客様と、ショールームデートだったんです。
水周りを一式セレクトしていただきました。

身重な奥さまもしっかり同席していただけて
ほんとよかったです。

昨日ご一緒した中で、新しい発見もありました。

LIXILの便器が、どうすごいのか。
何を、どう工夫していて、掃除がしやすいのか。

一世代前の最新機種の良さを
敢えて否定しながら、改良を加えて
よりよい便器を提供していました。

アドバイザーの話を聞いて、納得!!
とっても勉強になりました。

ショールームって、奥が深い。

何度行っても楽しめますね。 (続きを読む)



とある家創りの現場のワンショット。

ご覧いただくとわかりますが、
ずいぶんと仕上がってきています。

来週、いろいろと検査をしていく、
そんなプロセス。

しかし。
この壁の色。
とっても優しいですよね。

見ていると、何だか癒されます。

ちょっとしたアクセントで、
お子様の部屋へ取り入れてみたのですが、
とてもいい感じで仕上がりました。

床とのバランスは、来週のお愉しみです。




実は、こちらのブログで、何度かお見せしてきた
開放的なLDKです。

前回までは、下地の石膏ボードだったので、
あまり明るい感じがしなかったかも。

どうですか??

このLDKって、南側の窓っていうと、
写真にある、ハイサイド窓だけなんですよ。

しかも。
昨日は、雨が降ったりしていて、
どちらかというと、外もあまり明るくなかった。

こちらをご覧いただくとわかりますが、
ハイサイド窓で、特に高い場所の場合、
ビックリするほど、たくさんの光を
室内へ運んでくれます。

街中で、なかなか光を取り入れるのが難しいようであれば、
こんなハイサイド窓も有効ですよ。

ただ、どの方向で、どれくらいの大きさで、
取り付けるのかは、設計士さんに任せてくださいね。




こちらは、別の現場。

先ほどに比べると、まだまだですが、
下地の石膏ボードが張り終わって、
空間のヴォリュームがハッキリしてきていました。

写真は、玄関ホールの吹き抜けを
2階から眺めたアングルです。

ゆったりとした、開放感満載の家に
なりそうで、今から仕上がりが愉しみです!!



現場は、とてもワクワクします。

二次元だった図面から、三次元に変化していくプロセスを
見ていると、ほんと愉しいです。


毎日、家創りに関われることに感謝!! (続きを読む)



眺望が素晴らしいです。

こんな夜景を毎日見れたら、
贅沢な日常を過ごせますよね。


このところ、ずっと考案してきた家創りがあるんです。

こんな風に、すごい眺望を満喫できる
素晴らしい敷地なんです。


こういった眺望を実現できる土地は、
なんとなく想像つくかもしれませんが、
山(丘)の頂点にあります。

単に頂点であれば、よいのですが、
こちらの敷地は、何と結構な勾配のある
傾斜地なんです!!

しかも。
土地のカタチが真四角でない。。

極め付けは。。

高級住宅街によくありますが、
とても厳しい法規制がかかっています。

第一種低層住居地域で、
高度地区もかかっていて、
しかも、厳しい風致地区内。。


私は、狭小地や変形地で、
とっても厳しい法規制の中で
家創りを、たくさん経験しているおかげで、
よほどのことでは、びくともしないのですが。。。

さすがに、今回は、厳しい。。


やりたいことは明確なので、
組み立てながら、全ての法規制をチェック。
アウトになっていれば、改善しながら、
再びチェック。

改善、チェック→改善、チェック。

その繰り返ししかありません。
昨日は、半日以上、この繰り返しとなりました。

概ねの方向性が見えかけたところです。


こういった、高いハードルを超えることで、
その経験を生かして、次の家創りに生かしていけます。

そういった、チャレンジをさせていただけることに
感謝です!!

何とか、カタチにしていきます!! (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

ナイトウタカシ建築設計事務所の事例

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