とある家のワンショットです。
階段を上からのぞいたようなアングルですね。

こちらの家で採用させていただいた床材。
ウォルナットという濃い目のフローリングです。

若い方からご年配まで、人気のある樹種。
大人っぽいシックな雰囲気にピッタリです。

ここ最近、家創りをご一緒させていただいている
お客様の中でも人気があります。

ただ。。
ウォルナットは、希少樹種ゆえに、
無垢材の場合、コストがグッと高くなってしまいます。
合わせて、幅の広いタイプがなかなかないのが現状。

ということで。




無垢材ではなくて、下地に合板を使った、
複合フローリングを検討しています。
ちょうど、取り寄せていたサンプルが手元に届いたところ。

光の加減で、下が白く見えてますが、
両方とも、ウォルナットです。

表面に本物が張ってあるタイプ。

上と下の違いは、表面の仕上げ。
艶のある塗装なのか、艶のない塗装なのか。

こういったフローリングでは、艶のある塗装
(表面を塗装で固めてる)が多かったのですが、
最近は、より無垢材に近づける意味で、
艶のない塗装も出てきています。

その肌触りや質感を、体感していいただくため、
サンプルを取り寄せました。

これは、実際に触らないとわからないんですよ。




そうそう。
こちらも、最近要望の多い、天井に張る木材。

最近は、レッドシダーを張るのがお勧めですが、
コストのことも踏まえて、杉板を採用される方も。。

そのサンプルも取り寄せていたんです。

うつっている三つの大きな違いは、
節があるのか、ないのか、少ないのか。

節が少ないと、値段はずいぶんと高くなります。

節がどれくらいなのか。
どんな風に見えるのか。

そんなことを、しっかり体感した上で、
グレードを決めた方がよいと思います。


こちらも、打合せに持参して、お客様に
体感していただきながら、方針決めていこうと思います。



しっかりと、体感していただきながら、
いろいろと意思決定をしていただいています。

そんな丁寧な家創り。
させていただいています。 (続きを読む)



昨日、早朝に起床して、出発!!

すごく天気がよかったので。。
とある家創りの外観の竣工写真を撮影に行ってきました!

背景となる青空は、すんごくいい表情。

ワクワクしながら現場へ向かって、
カメラを構えて、シャッターを押してみたのですが。。

こちらは、その一部です。

どう思われますか?


朝一番ではない方がよかったですね。

外壁の白さがハッキリすると思って
意図して朝に行ったのですが、
電柱や電線の影が完全に写り込んでしまっています。

後で消してもよいのかもしれませんが、
加工するのは、あまり好きではないので、
残念ながら、次回へ持ち越しとなりました。

プロカメラマンに依頼することが多いのですが、
今回は、タイミングが合わなくて、
私が自ら撮影します。




次回は、午後一番に行って、
いい光の中で、しっかりと撮影しようと思います。

少し傾いた写真ですが。。
昨日の午後に行った、現場です。

お客様御夫婦、工事関係者で集合。

実は、現地で、スイッチやコンセントの位置や高さ等を
確認するプロセスだったんです。

図面で、しっかりと確認はしてきたのですが、
やはり、現地を見ると、場所を変更したり、
コンセントを追加したりはありますね。

昨日も、エアコンの取り付け位置について
変更がありました。

二次元の図面では、なかなかわからないですよね。

ぜひ、現場で立ち会って、しっかりと
確認することをお勧めします。




夕方からは、新しく家創りを考えている御夫婦と初面談。

家創りについて、いろいろと想いを伺いました!

BBQスペースがほしい。
キッチンにはIHがほしい。
たくさんの収納がほしい。
シューズクロークがほしい。

等など。

外観や内部のお好みも、切り抜きを
用意していただいていたので、
はっきりと共有することができました。

とっても愉しい時間となりました。


家創りに対する想い。
それを伺う瞬間って、ほんと愉しいです。


いい家創りにつなげていければと思います! (続きを読む)



昨日、こちらの家創りの現場からスタート。

ずいぶんと仕上がってきたので、
建築確認の完了検査があって、それに立ち会ってきたんです。

広めの階段から上を見上げると、
青空が見えるんです。
直接光の差し込む階段。

可能な限り、ラインを消し去った
ミニマルなデザインで統一しています。

シャープなラインを出すには、
施工者の力量が必要でしたが、
しっかりと工事してもらって
ここまでの精度で仕上がってくれました。

ありがたいです。

そうそう。
検査はもちろんですが、問題なし。

これから一気に仕上がっていきます。




その後、別の現場へ。
こちらも検査の立ち会い。

こちらは、建て方が完了して、筋交い等の耐力壁や
補強の金物の位置や種類を確認します。

しっかりと検査していただいて、
こちらも問題なし。

私も、その後、全ての箇所を確認しましたが、問題なし。

しっかりと着実に工事してくれてありがたいです。


こうやって、しっかりと工事を進めてくれること。
ほんと関係者には、頭が下がります。




夕方からは、とある家創りの打合せ。

工事を着工された家創りなのですが、
早々に色を決めた方がよいということで、
外はもちろんですが、内部についても
ひと通り決定していただきました。

洋風のオレンジの瓦。
山吹色で扇型にパターンを付けた外壁。
白い窓。
アーチのかかった玄関ポーチ。

とってもかわいらしい家なんですよね。
月末には、建て前。

愉しみです!



最後にご紹介したのは、最初のミニマルなデザインとは
全く違います。

ナイトウタカシがデザインはしています。

でも。
家創りは、お客様の個性が表現されるもの。
なので、ナイトウタカシの中では、全く矛盾していないんです。

ほんと。
いろんな家創りに関わらせていただけて
感謝です! (続きを読む)



昨日、とある家創りの打合せへ行ってきました。

昨日のメインテーマの一つは、
「内部仕上げ」についてでした。

床、壁、天井。

それらを構成する素材って、ほんとたくさんあります。

たくさんあるのは、「色や柄」だけではなくて、
素材そのものも。

たとえば。壁や天井。

よく見かけるのは、ビニールの壁紙。
日本では主流の仕上げ材です。

色、柄は幅広くて、いろんな表現ができます。
素材ゆえに、掃除はしやすいですよ。
(中性洗剤で水ぶきもできたりします)

それ以外ですと、
珪藻土、漆喰といった塗り壁材もあります。
聞いたことありますか?

調湿作用があったり、消臭効果があったりします。
でも、自然素材故に、割れたりする可能性はあったりします。

その他にも。
紙の壁紙や、木材、タイル、布の壁紙、塗装等など。。
ほんといろんな素材があるんです。

でも、「この素材が一番いい!!」ということはありません。
(どの素材も使ったことはありますが)
何を求めるのかで、その人にとって最適な素材があるんです。


打合せでは、こういった素材の特徴をひと通り説明したり、
実物をお持ちして、触っていただいたりします。

後で、「これ知らなかった!」なんてことがあるとさみしいですので。


こんな風に、毎回の打合せでは、
いろんな情報をお伝えして、一つずつお話して、
決めていっていただいてます。

じっくりと。
しっかりと。

打合せしながら、家創りが進んでいくんです。

そんな家創り。させてもらっています。 (続きを読む)



パッと見ると、何なのかわからないですよね。(笑)
こちらは、とある家創りの現場の写真なんです。

こちらの家。間もなく竣工予定。
最終章で、細かな仕上げをしているところです。

こちらの写真は。
内部の建具の詳細なんです。

実は。
凄くモダンな和室のドアなんです!!

スッキリとした見え方なのですが、
ちょうど腰高さまで引き手があって、
しかも小さいながらも、手をかけやすい。

機能とデザインを両立させた、ミニマルなデザインです。

ミニマルって?

余計な装飾やラインをそぎ落としていく
引き算なデザインです。

簡単に見えますが、実は、とても難しいんですよ。

今回、こちらの家では、
そういったいろんなチャレンジをしています。

仕上がりを見ましたが、とても美しく、
そして上質な空間が実現できていると思います。

養生が取れるのが、とっても愉しみです!





こちらは、家の中にある、光庭。

切り取られた空がきれいです。

そして、光が壁に反射して、1階まで、しっかりと光が
行き届いています。




工事途中ですが、サブの手洗い。

ユニークな洗面ボウルと水栓。

表情のあるタイルや人工大理石を組み合わせて、
その素材感を生かしています。


見どころ満載です!

また、別の機会でご紹介しますね。


ミニマルなデザイン。
いいですよ。 (続きを読む)



昨日、とある家創りのため、カッシーナへ行ってきました。
よく考えてみると、とっても久しぶりに伺いました。

中村店長とも久しぶりでしたが、
相変わらず、スマートな感じ。

家具を見るのは、家を見ることと同じくらい好きなんですけど、
ここ半年ほどは、なかなかそういった時間が取れなかったようです。

一昨日、家創りをさせていただいているお客様が、
ちょうど、こちらへいらしたとのこと。

間もなく竣工するため、家具をいろいろご検討されています。

その一つとして、ラグのセレクトについて、
私と中村店長にお願いしたいとのこと。

何だか。
愉しそうです。

昨日は、別件の情報収集で伺ったのですが、
次回は、そちらのセレクトの打合せになりそうです。

私は、いわゆるインテリアコーディネーターではないんですけど、
家具やファブリックのセレクトも、しっかりサポートさせていただいています。

というか。
愉しませていただいている感じですかね。




そうそう。
実は、昨日、カッシーナさんは、スーパーセール中でした。

たくさんの家具が並んでいて、
通常の価格より、ずいぶんとお値打ちになっています。

こちらのチェアだって。。

このデザイン。
かわいいですよね。

置く場所があれば、ぜひ購入したい一品です。

もちろん。セール対象でしたよ!





スタンダードなデザインもありましたよ。

これだけ、並ぶと面白い。

同じデザインですが、各々、色と素材が違うので、
座り心地が違ったりします。

それを座り比べて、一番を探したりしました。




家具は、家よりも、もっと、人に近い存在。

体が触れることが多いので、
しっかりと体感して、セレクトしたいですよね。

価格やブランドが価値を表現しきれているとは思いませんが、
高いなりの質やこだわりがあったりします。

その辺も、しっかり聞きながら、セレクトされると
より愛着がわくのかなと思います。


1時間もないくらいでしたが、
とても愉しく、優雅な時間をすごさせていただきました。 (続きを読む)



昨日は、一日、現場をぐるぐる廻る日でした。

こちらの家。
仕上げも最終段階に入ってきています。

その中でも、大きく変化があったことの一つとして
植栽が入ったことです。

株立のシマトネリコ。
元気のいい感じです。

街中で周囲に家のある状況なのですが、
1階で、この明るさ。

いい具合いに、光がさしこんできています。

トネリコも、しっかりと成長しそうで、愉しみですね。




先週、数人がかりで設置した、キッチン廻りです。
どんなキッチンかは、お愉しみとして。。。

背面の壁に、思い切った鏡面のタイルを採用。

プレーンすぎず、少し表情があって、
横長のプロポーションがユニークなタイルです。

モノトーンでスタイリッシュなデザインには
とてもフィットしますね。

このタイルは、目地を入れると、さらに表情が変わるんです。
次回は、それが愉しみです。

月末の竣工に向けて、順調に進んでいます。

お見せするのは難しいのですが、
見どころ満載な家なんですよ。

また、写真なんかでご紹介します。




こちらは、別の現場の様子です。

こちら。
リビングダイニングなんです。

斜めに登っていく天井。

その上にハイサイド窓。

南側に大きな窓がない!のですが、
それ以上の明るさ感を演出できそうです。

こちらは、これから、大工さんが大活躍していきます。

ビルトインガレージのある家。
魅力は、ガレージだけではないんです!

こちらも、今から竣工が愉しみですね。


今年半分は、現場が、たくさん動いていきます。
お客様と、一緒にワクワク共有しながら、進めていく予定です。


とっても愉しみ!! (続きを読む)



とある家創りの現場でのワンショットです。

ちょうど、屋根を葺き終えていました。
屋根は、珍しく?、瓦です。

瓦といっても、波打ったような普通の瓦ではなく、
完全にフラットなカタチ。

このフラットな横のラインが、何ともきれいです。

5年くらい前までは、モダンなデザインばかりだったので、
瓦を採用する機会はほとんどなかったのですが、
最近は、時々採用するようになりました。

でも。
こんな風に、フラットなラインができる瓦であれば、
シャープな印象の和モダンにはぴったりなので、
採用も全然OKになりました。

ただ、瓦の場合は、ある程度の屋根勾配が必要なので、
その辺は、外観のデザインとの兼ね合いを考える
必要がありますね。




こちらも、この現場でのワンショット。

規則正しく、同じものが並んでいます。
何に使うと思いますか??

こちらは、木製ではなく、スチール製。

木造ではなかなか難しい部分に
補強材としてこちらを使いながら、あるカタチにしています。

実は、こちらの家では、1mほど庇が出るのですが、
その庇を支えるのが目的です。

ゴツイ木製の梁を出せばできるのですが、
スッキリとシャープに見せるため、取り入れています。

見えないところではありますが、
こういった工夫をすることで、
他にはない、カタチを実現しようとしています。

ちょっとしたことに見えますが、
実は、結構、効いてくるんですよね。

こういった細かなところも大事にしてます。





そう。
タイルなんです。
いろんなタイルが並んでます。

実は、以前決めていたタイルが欠品に!!

ということで、在庫がある商品の中から、
もとのイメージに近いタイルを探しているところ。

といいつつ。
いろいろと比較検討してみたら、
決めていたタイルより、
今回決めたタイルの方がよいことに気が付きました。

ある意味、
欠品していてよかったです。


不思議なのですが、
起こることは全て最善なんだと思ったりしています。


ほんと。
毎日、愉しませていただいて、感謝!! (続きを読む)

素材の使い方

2017年6月14日



檜とタイル。
こちらは、とある家の浴室の壁。

腰高までは、水周りなので、磁器質のタイル。
その上に檜の羽目板を採用しています。

この異素材が取り合うところって
どんな風にするかで、見え方が全く違ってきます。

こちらでは、檜の羽目板を
タイル面より少し出しているものの、見切りを入れずに
納めています。

ポイントは、檜を少し前に出していること。
それによって、上からの水滴を、ここで
切ることができます。

この段差がなければ、やはり水切りを入れます。
水切りを入れることで、スッキリとした見え方になりません。

こういったミニマルな表現を実現するためには、
機能的な側面を重視しながら、いろんな工夫をしていくことが
大事です。

つまり。
スッキリ見せることは、美しいのですが、
とても難しいんですよ。




こちらは、自然素材同士の組み合わせ。

この写真を見ただけで、不思議ですが、
「和」を感じませんか?

実は、使っている素材がポイント。

漆喰。
杉。
和紙。

使う素材によって、
素材の使い方によって、
空間全体がの雰囲気が決まってしまうことがあります。

この辺のバランス感覚は、とても難しいです。

私自身、いろんな表現にチャレンジした経験から、
こういったバランス感覚を手に入れることができました。


そういったバランス感覚のある建築家との家創りって
とってもいいですよ。 (続きを読む)



昨日も、とってもいい天気でした。

梅雨とは思えない、この陽気。

いくつか工事が進んでいるので、
雨が少ない方が気が楽です。

でも、あまり少ないのもいけないので、
ほどよい感じがよいですね。



昨日、とある家創りのため、敷地を視察してきました。

こんな坂を上った、てっぺん付近の一角。
見晴らしがよいというわけでもないのですが、
比較的、日当たりはよさそうです。

最近は、ストリートビューで、事前に確認できて
取っ手も助かっているのですが、
やはり、現地に行かないと、わからないことも多いですね。

一番気になったのは、道路と敷地との高低差です。

高低差があることはわかっていたのですが、
どれくらいなのか、どの範囲なのか、
隣の敷地との関係はどうか
等など、現地でしっかり見ないとわかりません。

しっかり見たおかげで、
家のイメージが湧いてきましたし、
そのイメージの実現に対して、なにが課題なのかも
見えてきました。

アナログな感じもしますが、
こういったプロセス、感性は大事にしていきたいと思います。



その脚で、市役所へ行って、いろいろ調査。

こちらでも。。

何でもないような土地だったのですが、
この地域限定の、地区計画の規制がかかっていて、
かなり制約があることが判明!

土地の広告等では、ここまで書いてなかったです。
私のような第三者が調べたからいいものにの、
詳しくしらないまま、土地を取得してしまうと、
思ったような計画ができない可能性があるため、
気を付けたいですね。

土地探しから、プロに相談されることを
お薦めします。


土地を見極める。

とっても大事です。


ぜひ、プロにご相談くださいね。
(不動産関係者は家創りにプロではありません) (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

ナイトウタカシ建築設計事務所の事例

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