店舗改装...惣菜かぼす

2013年12月27日

改装前は、
あまり良い状態ではありませんでした...。





また、
予算の制約もあって、
水廻り等の設備・配管を、
大きく動かすことは、困難でした...。


そこで、
設備・配管の位置を動かすことなく、
その囲い方を変えることで、
全く別の空間に変えようと、考えました...。





そして、
三角形の平面の、真っ白い空間に、
木の箱だけが、並んでいるような姿を、
イメージしました...。


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惣菜かぼす

2013年12月26日

ローコストの店舗改装です...。





真っ白い場所に、
いくつかの木の箱を、転がしたような、
空間になっています...。


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斜面の途中に、浮かぶように、
建築しました...。





そのため、
景色を遮るものはなく、
また、
周囲からの視線を気にする必要もありません...。


広がる景色の全てが家で、
その中で、
たまたま屋根が架かっている部分が、
室内になっている、
と感じてしまうぐらいの、
開放感のある住宅を目指しました...。





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寝室の照明...OT-House

2013年12月24日

寝室の照明は、
カーテンボックスの中に隠れています...。





光源が見えない上に、
カーテンの方を照らしているため、
ベッドで寝ながら、天井を見上げても、
眩しくありません...。


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コンクリートの箱の中の、
寝室からの眺め...。





風景を、
絵のように、切り取っています...。


周囲が暗くなると、
天井のそこかしこに、
昼間は隠れていた照明にの光が、
浮かび上がります...。


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コンクリートの箱の上に載っている、
アルミの箱は、
木造であるにもかかわらず、
その中は、真っ白で、
無機質な感じの空間になっていましたが、
コンクリートの箱の方は、
コンクリート打放しの、
硬い外観の印象に反して、
中に入ると、
木を多用した、
柔らかい雰囲気の空間になっています...。





屋内と屋外の雰囲気を、
あえて、逆にしました...。


そのイメージのギャップを利用して、
それぞれの空間を、
より印象的なものにしようと考えました...。


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傾斜地に浮かぶように建っているため、
普通の家とは逆になっていて、
2階にあたるアルミの箱の方に、
玄関があります...。





そして、
ガラスの引き戸を開けると、階段があり、
そこから、
まるで地下に降りていくようにして、
1階にあたるコンクリートの箱の中へと、
入っていきます...。


階段の上部には、天窓が付いていて、
下の方まで、光が降ってきます...。





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嫌われ者

2013年12月20日

現在の国会議事堂は、
様々な紆余曲折を経て、
計画が始まってから、およそ50年の歳月をかけて、
ようやく、
現在あるかたちへとおさまりました…。


最終的には、
公募によって選ばれた案に手が加えられて、
現在のものになったわけですが、
この公募の当選案を見て、
それが、依然として、
ただ西洋を模倣しただけのものであったことに憤り、
洋風建築一辺倒の、当時の建築界の風潮を激しく批判して、
自らの案を、議会に提出した人がいました…。


それが、
建築家、下田菊太郎という人です…。




下田は、
帝国議会に対して、
当選案の意匠変更請願書を再三にわたって提出し、
その情熱が、ついに議会を動かし、
その請願を議決させるに至ったといいます…。




その時、彼が提唱したのが、
「帝冠併合式」というもので、
いわば、
洋風の建物の上に、
日本風の屋根がのったような感じの建築です…。


ということは、
その請願が採択されたのであれば、
現在の国会議事堂には、
日本風の屋根がのっていなければいけないはずなのですが...。


結局、
彼の案がすべて採用されたわけではなく、
元々、中央部が円形ドーム状だった当選案を、
現在の、
謎の段々ピラミッド型へと変更させるにすぎなかったようです…。


まあ、それでも、
彼の提案が、
現在の国会議事堂に、
いくらかの影響を与えていたわけですから、
それだけでも、すごいことなのですが、
彼が提唱した「帝冠併合式」は、
その意図を超えて、一人歩きをはじめ、
後の建築に、
別の影響を与えていくことになります…。




「帝冠併合式」は、
その後、
戦前の日本の、
ナショナリズムの高揚を目指した、
いわゆる「帝冠様式」というものへと、
引き継がれていくことになります…。





そしてこの「帝冠様式」は、
さらに後には、
「ナショナリズムの時代背景に迎合するファシズム建築」、
などという非難を受けることにもなっていきます…。




ところで、
このような「ファシズム建築」を最初に提唱した、
下田菊太郎という人は、
一体、どんな人なのでしょうか…。


時代背景や、そうした経緯を考えると、
なんとなく、愛国心に満ちた、バリバリの日本主義者、
という印象を持ってしまいそうなのですが、
実は、
その人物像は、結構意外なものです…。


話は、以下に続きます...。
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何もない部屋...OT-House

2013年12月19日

大きなワンルームの一角が、
キッチンになっています...。


リビング・ダイニングと一体になっているため、
キッチン廻りの様々なものは、
その時々で、
出したり、隠したり、
選択することが出来るようになっています...。





黒く塗られた引き戸の奥には、
大きな収納スペースが確保してあり、
冷蔵庫も、その中に収められています...。


また、
換気扇のレンジフードも、
吊戸棚の中に隠れていて、
使う時だけ、姿を現します...。


天井に開いている穴には、
照明や天窓が、隠れています...。


何もない、広々とした場所で、
必要なものを、必要に応じて、
取り出せるようになっています...。


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周囲が暗くなると、
昼間は隠れていた灯りが、
天井に、浮かび上がります...。





照明器具は、すべて、
天井に掘り込むように、設置されていて、
明るい間は、その存在が気になりませんが、
夜になると、
光源の見えない、光のかたまりとして、
天井に浮かび上がります...。


ガラスの際には、
カーテンボックスの中に設置された照明が、
光の帯をつくります...。


室内の灯りが、テラスを明るく照らし、
その先には、
山の麓の家々の灯りが、
夜景となって、瞬いています...。





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仲摩邦彦建築設計事務所

プロフィール

仲摩邦彦建築設計事務所

ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。

建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...

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