2つの部分...MS-House

2014年1月13日

家全体を見ると、
敷地を出来るだけ大きく囲った、
四角形になっていますが、
道路から見ると、
左右2つの部分に分かれています...。





左半分は、通常の外壁と窓、
右半分は、鉄と木で出来た格子になっています...。





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出来るだけ広いスペースをつくり出すために、
まず、可能な限り大きな四角形で、
敷地全体を囲いました...。


そして、
その一部を刳り貫くようにして、
駐車スペースと、玄関へのアプローチを、
確保しました...。





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「広い家」...MS-House

2014年1月10日

MS-Houseを、紹介していこうと思います...。


住宅密集地に建つ二世帯住宅です...。


法律上建てることが可能な、
建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指しました...。





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H-Houseのストーリー

2014年1月9日

現実の街を歩くと、そうであるために、
同じような敷地、同じような家族構成だと、
同じような家になる、という具合に思われがちですが、
実は、
そこで考えられる可能性は、無数にあります。


考えてみれば、当たり前ですよね、
住んでいる人が、すべて違うわけですから…。


要求される性能も違えば、使い方も違います。
本当は、同じであることの方が、不自然だと思います。





それでは、そのように無数にある中から、
「たった一つの家」を選びとっていくためには、
どのようなことが必要となるのでしょうか。


様々な要求を、バラバラのまま寄せ集めただけで、
果たして、
「たった一つの家」にふさわしいものになるものでしょうか…。


そこには、
バラバラのものを一つにまとめる、
大きなストーリーのようなものが必要なのではないか、
と、私は考えています。


そして、そのストーリーの中で、
それぞれの部分は、
単にバラバラのまま存在するのではなく、
同時に、
家全体の中の「意味ある部分」の一つになっている、
ということが大切なことなのではないか、と思います。


要するに、
無数の可能性の中から、
「たった一つの家」を選びとっていくには、
様々なことが、互いに関連し合って出来上がる、
一つの大きなストーリーを描くことが必要なのではないか、
ということです。


人それぞれに、その人なりのストーリーがあるように、
家にも、それぞれのストーリーがある、
という感じでしょうか…。


ここでは、
住宅密集地に建つ二世帯住宅、
H-Houseのストーリーについて、お話ししたいと思います…。


話は、以下に続きます...。
http://doc.suvaco.jp/expert-article-6/ (続きを読む)

木の箱以外の部分は、
店内の端から端まで、
一つながりで、つながっています...。





余白となる部分に、
テーブルや椅子を置くことで、
客席になっています...。








店全体をワンルームとし、
その中に、木の箱を並べる...。

ただそれだけの、
出来るだけシンプルな方法で、
魅力的な空間となるようにと考えました...。


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わずか7坪、
しかも、三角形の店内...。


そのような場所を、
出来るだけ広く、有効に使うために、
必要な機能をすべて木の箱の中に収め、
その他の部分を、
「余白」として、残しました...。






木の箱以外の「余白」部分は、すべて、
一つながりの空間とすることで、
広がりが感じられるようになっています...。


ある部分は、
テーブルや椅子を置くことで、客席となり、
またある部分は、
厨房となっていますが、
一方で、
それらは、すべて、
連続した、大きなワンルームとなっています...。





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白い空間に、木の箱が並び、
黒いカウンターが浮かんでいます...。


出来るだけ少ないモノだけで出来た、
シンプルな空間を目指しました...。





黒いカウンターは、
木の箱に巻き付くようにして、
客席から、厨房内へと、つながっています...。


カウンターは、
客席側では、大皿料理が並び、
厨房側では、作業台に、
という具合に、役割を変えています...。


白い空間に、
たった一枚の、
黒いカウンターを浮かべるだけで、
多くの機能を満たそうと考えました...。





また、
カウンターだけ黒にしたのは、
その上に、白い大皿が並ぶことが、
決まっていたためでもあります...。


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年末あれこれ

2013年12月30日

年末のあれこれ…。


部屋の中が、モノで溢れてきてしまったので、
年末の大掃除も兼ねて、
少し、CDを、
処分しようと考えました…。


リサイクルショップに売ると、
こちらの思い入れとは無関係に、
二束三文で買われてしまうことになるので、
そのような値段が提示されても、
ショックを受けないような、
多分もう聴かないであろうものを、
慎重に選ばなければなりません…。


ということで、
いろいろと選んでいると、
不思議なもので、
かつて、あれほど気に入っていて、
頻繁に聴いていた作品が、
あまり躊躇なく手放すことが出来る一方で、
しばらく聴いていなくて、
真っ先に、あれを売ってしまおう、と考えていた作品が、
いざとなったら、どうしても手放すことが出来なかったり、
というようなことがありました...。


結局、
当初考えていたラインナップとは、全く違った作品群を、
手放すことに決めてしまいました…。




ところで、
私は、普段仕事をしている時に、
しばしば感じる「あるあるネタ」があるのですが、
それは、
「面白すぎるものは、すぐ飽きる」、
というものです…。


あまりにも不自然な、面白すぎるアイデアや、
無理矢理面白くしようとしたようなものなどは、
大抵、その後、
もう少し詰めて考えていくうちに、
すぐに飽きてしまい、
その作為のようなものが、
かえって鼻についてしまう場合が多いように思います…。




今回選ばれたCDを改めて見直してみると、
その「あるある」は、
やはり、ここでも、
当てはまっているように感じました…。




手放す前に、
何枚かを、もう一度聴き直してみながら、
自分がつくるものは、
すぐに飽きのこない、
しかしながら、面白い、
そのギリギリのラインを目指したい、
と改めて思ってしまったのでした…。





話は、以下に続きます...。
http://blogs.dion.ne.jp/k_nakama/archives/11404224.html (続きを読む)

材料...惣菜かぼす

2013年12月30日

箱の壁には、
OSBと呼ばれる、
下地などでよく用いられる、木質ボードを、
あえてそのまま使っています...。





理由はいくつかあります...。
それは...。


予算の制約を考えて、
出来るだけ、加工がしやすく、安価であること...。


中から見ても、外から見ても、
ちょっと不思議な質感があって、
目に留まること...。


そして、
壁面を利用して、
様々なお報せを貼る、
掲示板としてに利用出来るように、
画鋲などの傷跡が目立たない材料であること...。


等々です...。


予算、意匠、機能(使い勝手)等、
様々なことを考慮して、
選択された材料です...。


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店内は、
床も、壁も、天井も、
真っ白にして、
中に並んでいる、木の箱だけが、
外から見ても、際立つようにしてあります...。





看板や外装等には、
予算を割くことができないので、
木の箱が並ぶ、不思議なインテリアが、
外を歩く人からもよく見えるようにすることで、
看板の代わりに、人目を惹こう、
と考えました...。





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仲摩邦彦建築設計事務所

プロフィール

仲摩邦彦建築設計事務所

ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。

建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...

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