段取り。
現場の段取りを打ち合わせする職人さん。
吹き抜けの壁紙の貼り替え。
足場をどうしようか、という相談中。
「養生してここから窓枠まで2本飛ばして
その上にコンパネ乗せたら行けるね」
「そうだね、それで行こう」
「落ちるとこわいからナナブにしとこっか」
「いや5.5㎜で十分でしょ!」
(一同爆笑)
「保険かけておこう」
「ま、冗談はともかく、21㎜用意しておきます」
「サブロクで足りるね」
「あ、ちなみにここ全部目透しなのね」
「そう、1階も2階も目透し」
「はい了解~」
3人の会話を聞いていたお客様。
「さっきからずーっと耳を澄ませていたけれど・・・全然、何を話しているのか。
まったく意味が分からないわっ!」
業界用語。
私たちは何気なく使っていますけれど
一般のエンドユーザーさんにしてみたら「???」なことばかりのようです。
翻訳するのがインテリアコーディネーターの役目、でもあります~。
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The wish list2015
10 野菜中心の和食を心がける
根菜が好きだったりします。
ゴボウとか、レンコンとか。
お肉もおさかなも大好きですし、中華も洋食もアジアンも大好きですが
体調を整えてくれるという意味では
私の体には「和食」があっているような気がします。
質素だけど品数が豊富で、おダシがきいている。
そういうのを欲しているということは、
そういうのが体にあっているということ、だ、単純に。
三宅 利佳(ジェイブルー)
インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー
●インテリアコーディネーター 980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級
美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。
どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから
そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。
美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。
部屋は人の心を表すと思いませんか。
インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。
「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。
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