工事★
![家結び.COM](http://iemusubi.com/upload/img/1432032647IMG_7064.jpg)
工事がスタートしている某現場。
キッチンが撤去されてスッカラカンな空間です。
シンクにつながる温水、冷水の配管。
排水の配管。
食洗機用の排水。
電源。
レンジフードの電源や、排気ダクト。
キッチンという場所は、設備にまつわるいろんなものが
床上や床下や壁の中を這うのですが
新しいキッチンに合わせてそれらも全部位置を変更していきます。
リフォーム工事の最初のほうというのは
必要な部分の解体だとか、現場の養生だとか、
職人さんが現場の確認に訪れて段取りを組んでいきます。
これをこうしたいのね、了解。すると、材料がどれくらい必要かな、とか。
ケーブルは何メートル買えば足りるかな、とか。
そんなことを各職種の職人さんたちが確認をとってくれます。
スムーズな工事は、最初の段取りと打ち合わせが肝心です。
それぞれ、大工さん、電気屋さん、設備屋さん、内装屋さん、造作家具屋さん、カーテン屋さん、左官屋さん、メーカーの営業さん・・・なんて顔ぶれが出たり入ったりします。
持っている道具や車に積んでいる荷物で何屋さんか一目瞭然なのですが、
お客様からするとみんな同じ「職人さん」に見えるようですし、
(だいたいみんなまとめてお客さんに「大工さん」って呼ばれちゃうこともありましたっけ(笑))
何をするのが何屋さんなのかもわかりにくいようです。
三宅 利佳(ジェイブルー)
インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー
●インテリアコーディネーター 980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級
美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。
どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから
そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。
美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。
部屋は人の心を表すと思いませんか。
インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。
「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。
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