打ち合わせとか。

家結び.COM

これはN様へお渡しした最初の打ち合わせの資料。
さて、どんなお部屋になりますかしら、お楽しみに!

というわけで、
次々にご依頼をいただいておりますのでおかげさまで次々にプランを作って
楽しませてもらっています。

お部屋の完成までにどれくらいの時間がかかりますか?とご質問をいただくことがありますが、お客様によってプランの進み具合には差があります。

とてもとてもとっっっても差があります(笑)


ご提案したものに対して、若干の変更や追加がありすぐに
「これでOKです!」と言ってくださる場合は、どんどん進みます。
基本プランの確定とご契約をいただければあとは完成にむけてどんどん手配が進みますし、進めながらあーしたいやっぱりこうしたいけど変更可能ですか?なんてやりとりをしながら、確かに現場はバタバタになり、ワーワーと振り回されるのですが(笑)
結果として、いいお仕事をさせていただける内容になることが多いように思います。
イエスにしてもノーにしても判断の早いお客様の現場は、こちらもとてもやりやすいのです。

あるいは「こだわり」を形にするために
何度も変更と詳細の打ち合わせを重ねていくのも、良い状態です。
その場合、プラン確定までに時間はかかりますが、
コーディネートに対してのお互いの期待値が高まっていきます。


反面、二転三転していきながら一つも決まらない、という場合もあります。
こだわりの打ち合わせ、ということでもなく
なんとなく「決めきれない」という理由のときは
たいてい、コーディネーターとお客様との信頼関係がちゃんと成り立っていない状態にあり、どちらもモチベーションが下がっていきます。
お客様からすれば「本当にこのプランで部屋が素敵になるのだろうか」と提案に対しての信頼がなく不安を抱いている、ということなのでしょうし、
ICからすれば「何度提案してもどうせ決まらないんだろう」と徒労感を感じていきます。

こういうケースは、めったにあることではありませんけれど、
かといって絶対にない、というわけでもありません。
別にインテリアに限ったことでもなくどの業界のどのお仕事も同じだろうと思います。
お客様が求めているものと、こちらが提供できるものの認識にズレがあると
お互いに悲劇です。
ラーメン屋さんに入って、一生懸命パスタを注文しているようなものです。
いつまでたっても食べたいパスタが出てくるはずはないのです。

あ、ここはパスタ屋じゃないのか!と気づいたら、その店を出る、ということも
お互いの時間を無駄にしないためには必要な判断のように思います。

先日ちょっとしたことがありまして
そんなことをシミジミ思いました。
というわけで、改めまして、インテリアコーディネーターの、りかです、どーも。
住宅インテリアのコーディネートをお仕事にしています。

●インテリアコーディネーターは、ボランティアではありません。
プランを考える、という行為そのものに対して報酬を頂いております。
また、カーテンや家具等の販売施工を請け負うことにより利益が確保できる職業です。

●収納アドバイザーではありません。
断捨利の相談やお片付けの作業には携わりません。

●エクステリアは専門外です。
外構の相談には携わりません。

●商業施設における集客プランは専門外です。
動線レイアウト、什器提案、照明や設備計画などには携わりません。

●壁紙、カーテン、家具、照明、インテリア小物・・そういったご提案をしますが
業者指定等、施工も含めてお受けさせてください。
コーディネートは「チーム作業」だからです。

jayblueは、そんな感じの、インテリアコーディネートジムショです。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

三宅 利佳(ジェイブルー) さんの記事

  • 私が影響を受けた本「インテリアファブリックの世界」

    私が影響を受けた本「インテリアファブリックの世界」

    インテリアショップやインテリア関連のメーカーが出している「本」が ちまたにはいくつもある。 例えば。 イタリアンモダンの高級家具店でおなじみの カッシーナ。 カッシー...

  • 7年前のお客様ふたたび

    7年前のお客様ふたたび

    7年前のお客様から再びのご依頼をいただき、伺ってきました。 7年ぶりにお会いするお客様は何も変わらず (太りもせず、老けもせず、ってすごいですよね♪) お部屋も当時とほとん...

  • 赤ちゃんマンとシェード

    赤ちゃんマンとシェード

    写真の奥にみえるのは 以前に納めさせていただいたカーテン。 上部が紺色の無地、 下部がジオメトリックな柄に紺とオレンジが入っているファブリックを使いました。 とい...

関連する記事