アカシア色のファブリック

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こちらはM様の廊下の窓にご提案をしたファブリック。
やはり英国の「クラーク&クラーク」のものです。

ポリエステル、コットン、麻が混ざっている布でザックリとした質感。
…に見えて、手で触るとやさしくしっとりしている。

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廊下、通路・・・「森」という共通イメージでご提案をしました。
「ガッツリ作りこんだ」森じゃなくて、
「なんとな~く」森・・・っていうファジーな私の中でのイメージですが(笑)

アカシア色と呼ばれる黄色いファブリック。
鳥さんがいて、植物が散らばっている。

そのつながりから、玄関のディスプレイにも黄色と鳥というキーワードを意識しました。

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リサ・ラーソン×波佐見焼の黄色いハトポッポ
「DUVA(ドゥーバ)」をちょこんと置いてみたりしたわけです。
ちなみにリサ・ラーソン展にいったよ、という話はこのまえブログで話しましたっけ。

あんまりPOPなものはお好きではないと思いましたので
大人っぽく落ち着いた雰囲気からはそれない範囲で遊ばせて(?)いただこうと思っていました。
北欧デザインのものなら、さりげなく目立ちつつ、派手じゃないので
良いかなーと思っております。

ファブリックのほうも柄はある意味大胆ですが、色使いが単色のため上品ですので
M様にもご採用いただけました。

っていう、クラーク&クラークのご紹介と、リサラーソンの話でございやした。

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プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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