巨大地震に備える

今月は防災月間ですので、先週に引き続き防災について考えてみます。


地震対策は備蓄品のことを考えがちですが、「まず『生きのびるための対策』を考えましょう」と話すのは、危機管理教育研究所代表の国崎信江さん。
例えば、オフィスで自席のそばに棚があると、倒れて押しつぶされる危険があります。
そのため「今ここで地震が起きたらどんな危険があるか」を想像することが大切。
身近な危険を知り、すぐ逃げられる何もない広い空間を探しておくと、揺れを感じたら素早く避難できます。
むやみに逃げると揺れ動くオフィス機器でケガをする可能性があるので注意。

例えば、防災アプリ「もしゆれ」を使うと、その場所で起きる危険を判定できるので調べておくのも手です。

さらに、揺れが収まると、人の多い都心はパニックに。

冷静に状況判断するには防災アプリが役立ちます。
アプリは通信網がパンクしても比較的つながりやすいので、内閣府や気象庁が出している情報、オフィスや自宅エリアの自治体情報をはじめ、「避難所ガイドアプリ」「懐中電灯アプリ」「緊急地震速報アプリ」など、自分に必要なアプリをそろえておいて。

これからは地震発生直後に「生きのびる」ことを考えて対策しましょう。


こんなところで地震が起こったらこうしよう！

エレベーターの中
エレベーターにいて揺れを感じたら、すべての階のボタンを押し、止まった階で降りよう。閉じ込められてしまったら、ドアをたたいて存在を知らせ、非常用ボタンで外部と連絡を。

電車の中
電車はセンサーが感知して自動的に止まるようになっているので、揺れを感じたら急ブレーキに備えてつり革、手すり、椅子につかまって。電車が止まっても外に飛び出さないで。

入浴中
入浴中の場合は、すぐにタオルを巻いたり衣類を着よう。救助隊は男性の場合が多いので裸は避けて。洗髪時は必ずオケにお湯を張り、断水しても髪をすすげるように備えるとグッド。

持ち歩き用リスト
電話や財布が入っているいつものバッグは、緊急時に手に取る率が高いアイテム。薄くてかさばらない防災アイテムを忍ばせて。


□充電できる充電器（スマホ用）　□マスク　□手ぬぐい　□止血パッド　
□簡易トイレ　□抗菌シート　□ティッシュ

プラスαアイテム　
□ゴーグル　□液体歯磨き　□目薬　□ナプキン　□常備薬　□手袋

～シティーリビングWebヨリ～


私は車通勤なので、車内に非常用持ち出しバックを用意してありますが、バックの中にも薄くてかさばらないアイテムが必要なんですね。早速、用意しましょう！

今回は地震をテーマに書きましたが、今回のような50年に一度の大雨といわれる災害など、様々な災害を想定し対策を考えることがこれからは必要になってくるでしょう。