「あるコレクターのお部屋展」の話
こちらは、ショーハウスの画像。
右隣のブース、土谷さんのデコレーションです。
「あるコレクターのお部屋」という共通のお題で
2m×2mの空間を各デザイナーが表現しています。
土谷さんは「リラックス オンザビーチ」というタイトルで
海を連想させる爽やかなコーディネートをされていました。
波を感じ、風の音をききながら
大好きなものに囲まれて過ごす時間。
すげー爽やか、これ、どうよ、ってほんと。
ナチュラルでとても素敵でした。
勝手にくつろいで写真を撮っておきました。
えっと・・・なんで?・・・・ショーハウスの・・・記念に(笑)
土谷さんが ご自身のブログにショーハウスの記事をまとめてくださっています(必読!!)
フォトスタイリストだけあって、写真の撮り方がさすが、素敵★
そして文章が簡潔で泣けてくる。すばらしいです。
(私みたいにダラダラ書いてない)
こちらが左隣のブース、ノブユキさんのデコレーション。
「あるコレクターのお部屋」という、もちろん共通のテーマです。
クオリティが高くて、まさにアート!という作品ばかりが並んでいました。
並んでいました、と書きつつ実は写真がなくてすみません(笑)
今度行くときにちゃんと撮ってきます!
で。
ここが私たちのブース。
他のデザイナーさんたちがアートなご自身の作品を展示しているなか、
わたしたちはある架空の人物を想定し、
リアルに誰かが住んでいるというのを意識して
「あるコレクターのお部屋」を表現しました。
(それにしては散らかりすぎかwww)
コレクターといっても特別な趣味を持っているそういうコレクションではなく。
人生の中で自然に集まってしまったもの、つまり「思い出」コレクターです。
誰もがひとつやふたつは持っているであろう
思い出の(ガラクタ)を、インテリア空間の中で飾り立てる
魅せ方のアイデア提案が出来ればいいなぁ、という思いを込めました。
そんなわけで。
「混在の美学」というコンセプトで
ごちゃごちゃとしたカオス空間が出来ました。
大好きなものに囲まれて過ごす時間・・・って
さっきの土谷さんのところと言葉で言えば同じはずなんですけどね。
なんでこんなに「爽やかさ度数」に差が出たのでしょう(苦笑)
デザイナーショーハウスは、10/4まで開催しています。
これから見に行かれる方のお楽しみのために
終わるまではあまり画像は載せないようにと思ってましたが
今日はちょっとだけご紹介してみました~。
(終わったらガッツリ説明させていただきます♪)
三宅 利佳(ジェイブルー)
インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー
●インテリアコーディネーター 980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級
美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。
どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから
そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。
美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。
部屋は人の心を表すと思いませんか。
インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。
「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。
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