図面の密度

こんにちは、堀です。
週末にちょっと遠出してきましたが、運悪く雨に降られてしまいました。紅葉の写真くらいとれるかな、と思いましたが予想に反してイマイチ・・・。紅葉がメインの目的ではなかったのですが、ちょっと残念でした。
お出かけ写真の披露は、またの機会に。


さて、現在　設計業務に加えて申請業務も進行中。ところ変われば品変わる、会社が違えば図面も変わる。
最近、申請において弊社の建物の図面と、他の会社の図面を見比べてみて、その「密度」や「枚数」の違いに少々驚いた次第です。
図面の「密度」とは、図面に盛り込まれている「情報量の多さ」。
弊社では施工現場でも、図面がそのまま使える（職人さんが見て、施工できる）よう、構造図はもちろん、それ以外の図面にも結構情報を盛り込んでいます。通常　現場での施工に必要とされることが多い「施工図」というものはありません。
宮崎曰く、「図面を見れば、施工に関する事でもわかるようにしてある」とのことです。
それは言い換えると、「確認申請には必要のない記述もある」ということにもなります。建具の品番や棚の高さ、細かな寸法は申請には基本的に必要のない事項。
また、他の図面に必要な事項が記載されていれば、仕様書（建物各所の材料等の表）や断面図・矩計図を省略できるケースもあります（戸建等、小規模の場合）。


これからも弊社はこの書き込み量で行くと思われますが（確認申請図と施工図を別に作るとなると大変なので）、会社によって図面の書き方・まとめ方もいろいろだと改めて思いました。

ちなみにですが、製図試験での審査においては、図面の密度が濃いほど好印象になる・・・と考えられています（もちろん描く側は時間との戦いになりますが）。