インテリアスタイル

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お洋服ほどじゃないですけれど インテリアの世界にも、
流行りというのはありまして。

バブルの頃にはカントリーテイストがはやっていました(たぶん)。
で、景気が悪くなるにつれ和モダン、ミニマム・・・といった
簡素な(?)傾向になり
それを通過して、アジアンテイストや北欧カジュアルなどといった
「国や地域性」をプラスアルファしてミックスしていく感じになってきました。

最近だとアフリカンとか、モロッコとかね。

また、もう一つの傾向として
エレガントやフェミニン、あとはちょっと使い古したようなシャビーテイストを加えて
女の子っぽいのがちょい前まで流行していましたが
今は段々とブルックリンとかニューヨークスタイル・・・
ビンテージ・インダストリアル系の
無骨で素っ気ない、男の子っぽい雰囲気にシフトしているように思います。

(って、言葉でズラズラ並べるだけじゃわかんないぞ、ですね)


で、じゃぁこれは何風なのかと聞かれたら
これもなんかよくわかんない系でしたけど(笑)

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ていう、世間一般的なインテリアの流行は
それなりに意識をしています。

(意識をする、というか、自然とご依頼の内容が
時代に沿って変わっていくのがわかります)

で、自分の好きなスタイルは何かといえば
今も昔も変わらずで、ベースは「イタリアンモダン」なんです、わたし。
といいつつ、北欧もちょいちょい混ざってます。
(でもぼちぼち飽きている)

イタリアンモダンが好きだっていうベースは変わらなくて、
あとはその時の流行をつまみ食い、です。
最近は +アート っていうのがいいなぁと、個人的なブーム。

とはいいつつ、コーディネート事例を見る限り、
イタリアンモダン系がほとんどないのはなぜだろう。
実に不思議である。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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