インテリアコーディネーターを使う
事務所にはいろんなサンプルがたまる。
年末の整理整頓でガバっと処分をする。
そしてまた新たな年を迎え、サンプルがたまっていき、年末に処分する。
その繰り返しだ。
「インテリアコーディネート」というキーワードで検索をする人よりも
「片づけ」「収納」で検索をする人のほうが圧倒的に多い。と、思う。
住宅において一般的に広く興味をもってもらっているのは
インテリアコーディネートではなくて
片づけであり、収納であり、たぶん、だから、そういうことなのだろう。
年末は、片づけたり掃除をしたりいらないものを処分したりと
日頃後回しにしてきたようなことも
ちょっと頑張って手を付ける季節。
ていうか、この機会を逃したらそのまままたズルズルと1年を過ごしてしまうではないかー!と
若干、私は焦る(笑)
インテリアは自分の人生を演出する舞台。
インテリアを整えるのは究極の自己投資だ。
インテリアコーディネーターにご依頼をくださる方は
正直に言えば(心と生活にゆとりのある)限られた人たちです。
世の中の人すべてが
インテリアコーディネーターを利用してくれるわけではない。
家族のため自分のために部屋を美しく整える。
そのためにインテリアコーディネーターを雇うということは
限られた人たちに与えられた選択肢なんだろうと思う。
ぜひ優越感をもってご依頼ください。と、思う。
三宅 利佳(ジェイブルー)
インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー
●インテリアコーディネーター 980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級
美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。
どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから
そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。
美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。
部屋は人の心を表すと思いませんか。
インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。
「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。
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