詩万さんち♪

一般的に。
皆さんは「どこで」インテリアコーディネーターと知り合いますか。

工務店やハウスメーカーなどにインテイリアコーディネーターがいます。
家を建てるようなときに出会うことがあるでしょう。
マンション購入時も同様、打ち合わせに同席していることがあるかもしれません。

あるいはショールーム。
キッチンを見に行ったり、照明を選びに行くとそこに専属のコーディネーターが働いています。
家具屋さんやインテリアショップもそうですね。

そういう、どこかに所属しているインテリアコーディネーターさんを
「企業IC」と呼ぶとします。

一方で、企業には属さずに活動しているインテリアコーディネーターがいます。
それを「フリーIC」と呼びましょうか。
私もフリーのICです。

ところが、フリーランスのICも、企業には属していないけれど
実は「どこかしらのつながり」には属していることが多いのです。

都道府県に存在しているインテリアコーディネーター協会の各支部、
フリーICで構成された団体、
窓装飾に特化したスタイリングプロなど専門的な団体。
あるいは三井デザインテックやシスコンなど登録派遣制で動くICさん。
設計事務所やハウスメーカーなど、特定の取引先があって、
契約社員的にお仕事をいただいているICさん。

フリーランスといいつつも、みなさんちゃんとどこかに「属している」

そんな中で、私のように
ほんとーーーーに、どっっっこにも属していない
どこにもつながりがない
フリーランスのICというのはとても珍しい稀有な存在で
皆様に驚かれます。

以前はいろんなかたに
「icon(アイコン)入りませんか」
「IC協会入りませんか」
「IFDAの関東支部とかどうですか」
「スタイリングプロおいでよ」
とお誘いをいただいたりもしましたがひたすら断り続けていますと
そのうちさすがに誰も誘わなくなりました。
めずらしい一匹狼なICだよねと言われるようになりました。

(人間的に欠陥があるのでしょう、おそらく)

さて。
そんなわけで
プラプラと気ままにこの状態でお仕事を続けていて
そのことをいままでなんとも思ったことがなかったのですが
ふと

「それって、すげー、怖い」

・・・と気がついてしまいました。

山登りをしていて、さっきまではなんともなかったのに
後ろを振り向いた瞬間に

「わ。高い」
「わ。命綱つけてなかった」
「わ。地図もってなかった」

なんか、そんな感覚です。

(気づくのが遅いwww)


まぁ、良い。
誰も歩いてない道なら、それはそれで歩いてみる価値はあるだろう。


で。
先日、詩万さんちに遊びに行きました。

家結び.COM

奈津子さんと3人で、ここにいるのが不思議な感じ~。
画像でみたことのある空間だわー・・・って
あちこちの部屋、ジロジロガッツリ見まくってきました(笑)

家結び.COM

ここでしゃべってるのもいいけれど
そろそろお昼ごはんを食べに行こうよ、と
横浜中華街に繰り出したのはいいが

ランチが終わったのが17時でした、ていうね。

しゃべりすぎだ(苦笑)


同世代ICの「リアルな今」お互いの近況報告から
私は私なりに刺激を受けて
いやー、もっと頑張らないとなーって思うわけです。

何も残せていない自分に
焦りを感じるのだ。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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