ポーターズペイント

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ポーターズペイントのショールームに
お客様をご案内しました。
塗料を調合する機械を見せてもらいながら説明をうけて
へぇ〰とか、
ほ〰とか、
すごーい、とか。
そんなことをしているときの画像です。
いろんな色を混ぜながら一つの色を作るのですが
それぞれレシピといいますか、塗料の数量のデータは残されます。
ふつうはそれを管理していればいつでも同じ色が作れるって思いますでしょ。
ところが、壁紙とかファブリックもそうなんですが
発注のタイミングが違うと「生産ロットが変わります」
ロットが違うと同じ品番でも微妙に色が違ってしまうのです。
(輸入壁紙なんかはロットが違うと、微妙にどころか「え!」ってくらい色が違ってしまいます)
ポーターズペイントは
発注された調合データを保管するだけではなくて
色サンプルも同時に保管します。
後日同じ色の発注をうけたときには
データだけに頼らず
人間が目で見て色の調整をして、出してくれます。
最後は人間。
そんなオーダーメイドが売りの塗料屋さんです。
塗装といえば。
以前、こちらのお部屋の壁にパープルのペンキを塗らせていただきました。
写真右側に移っている壁です。

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それから5〰6年ぐらいたつのですが
久々にお伺いしましたら
だいぶ色が抜けて薄くなったような印象を受けました。

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ポーターズペイントのショールームで
色抜けの質問をしましたら
やはり7年ぐらいすると色味が落ちてくるというようなことを言ってました。
なるほどと納得しました。
我が家の紺色のペイント壁は10年ぐらいたちますけれど
ほとんど色の変化がないように思います。
色によっても抜けやすい抜けにくいというのがあるのだろうと思います。
(日が当たる当たらないとか、いろいろ条件もあるのでしょう)

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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