ジオメトリックなもの

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幾何学模様、ジオメトリックなパターン柄。
インテリアの世界でもトレンドのひとつになっています。
ちょっと懐かしい感じもしながらの今風な印象なので、モダン、ミッドセンチュリー、レトロ、そしてコンテンポラリーなどなど、意外とね、いろんなテイストとマッチするんです。
こちらはカーテンだけのご提案ですが、さりげなく空間にちゃんとなじんだと思います。

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上のほうに紺色の無地を切り替えたデザインにしました。
このほんのちょっとのことが「メリハリ」としてじわ~っと効いてきます。
っていうカーテンのご紹介でした。
幾何学模様って日本の伝統模様(組子とか格子とか)とも通じるものがあり取り入れやすいのではないかなぁと思います。柄としてのインパクトがあるので少量どこかに入れるだけでも効果抜群です。クッションとかね。
さて。画像のカーテンとは全然違いますが、ジオメトリックという言葉を聞いて私が思い浮かべることのひとつに「ダイヤ柄」があります。
ダイヤ柄といえば「アルルカン」を連想します、例えばセザンヌとかピカソとかの。

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美術館のサイトなどから画像拝借しました。

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三角とか菱形とか四角とかそんなものを組み合わせて作られる「幾何学模様」って、規則性があるくせに奇妙というかキッチュというかちょっと変な感じに心が乱れるような・・・なーんか不思議な柄だよね。
というわけで、私の中で「ジオメトリック」がじわりと蔓延しております。まぁもともと好きなんですけれど。

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これは外国の壁紙だけれど日本の七宝模様みたいでもあるし、っていうこれもまた幾何学模様。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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