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先日、インテリアの現在過去未来なんてテーマでトークセッションをしたのですが、その流れでふと、インテリアのトレンドや流行を考えてみますとね。
以前よりも流行のスピードが早くなっているように感じます。
昔はカントリーならカントリー、北欧なら北欧、モダンならモダンというのがしばらく続いたような気がするんだけれど、このごろはその移り変わりが早いと感じるのです。
ファッションに比べてインテリアはわりとゆっくりだと思っていたのですが、今は「去年流行ったそれ」が今年はもう古いと感じてしまいます。
ビンテージ感のあるラグ、シャビーシック、タイポグラフィなデコレーション。
で、マンハッタンとかカリフォルニアスタイルなんて言ってるのも
「黒」よりも「白」の分量を増やしてやや生活感希薄な「塩系インテリア」にシフトしてきたりして、あれよあれよというまに移り変わっていく。
もうね、早い早い(笑)
と思います。
全然関係ないんですけれど「田中くんはいつもけだるげ」っていうアニメにいま私ははまってましてね、息子たちと一緒になって見ているのですが、これもまたやけに塩っぽいアニメです。
てか、塩って何だ、塩って!
大昔、ソース顔とかしょうゆ顔とかっていう言い方が流行りましたよね。
ソース顔は少年隊の錦織、郷ひろみ、阿部寛あたりだったでしょうか。
で、しょうゆ顔は風間トオル、少年隊の東山あたりだそーでした。
(検索してきましたよ)
いまは、塩ですね。塩系男子。羽生結弦とか、綾野剛だそーです。
インテリアも人間も、塩がよいんだそーです。
ふーん(笑)
本日の画像は「塩系インテリア」で検索してヒットしたページでした。
時代がグルっと回ってきて、また、「雑貨屋さん」なんてのが盛り上がるような感じになるのかな。
てかほんと、塩って何だ、塩って!(笑)

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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