リメイクカーテン

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数年前にご提案をさせていただいたK様から、お引越しをされたということで新たにまたご依頼をいただきまして整えたリビング。

IDEEの家具、北欧系のコーディネートです。

当時納品した家具やカーテン。
基本的にそれらをそのままご新居でお使いいただきつつ、いくつかは新規購入してお部屋を整えていきました。
カーテンは、窓の寸法が違いますから空間にフィットしません。
この無地のカーテンはご新居の窓には「寸足らず」でしたので花柄の生地を付け足してお色直しをしました。

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腰窓は2つあるのですが、腰窓のカーテンは1窓分しかありませんでしたので
花柄の生地で1窓分追加でオーダーしまして右と左で交互に吊りました。

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というふうに、生地を継ぎ足したりというのはいわゆる「リメイク」ですけれど、貧乏くささ(?)は一切なくちゃんと素敵におさまっていると思います。
さすがインテリアコーディネーターですね(←誰も言ってくれないので自分でいう)
ところで。
右と左で違うカーテンにするなんて!
と言われることがありますが、そんなに「変じゃないでしょ?」と思います。
いや昔ね、子供のころ、「サンディーベル」というアニメを見ていましたが
靴下が左右違うって!ど、ど、ど、どーゆーことよ!!と思ってましてけっこう衝撃的だったのですが

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最近は色違いのスパイクとか履いているのも、普通に見かけますしね。

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まぁ、カーテンだって、左右違っても珍しくない時代です。
っていう話。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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