お祝いの品
私が住んでいるのは埼玉県の大宮というところなのですが、例えば打合せでうちの事務所に来ていただくなど「人生で初めて大宮に来ました」という方はみんな
「さ、さ、埼玉って超都会なんでびっくりしました!」
って言うのです。
駅のホームが22番線まである~!とか。
駅前が新宿みたいだ~!とかいって驚くのです。
埼玉って「すごいド田舎」というイメージを持っている人がほとんどだと思います。私自身も10年前この地への引越しが決まった時には(いやだ、いやだ、埼玉なんで絶対に嫌だ)と泣いたものです。えぇ、文字通りですよ、泣きました。ですのでまぁ皆さんそれを踏まえて「思っていたよりは田舎じゃなかった」ので驚くんだろうと思います。 新幹線が通ってますし、東京駅方面にも新宿・横浜方面にも1本で行けますので電車の種類は多いのです。 でも駅前が新宿みたい!というのはさすがに言い過ぎで、新宿が聞いたら怒ると思います。つか、全然違うから(笑)
ちなみに大宮はこんなところです。
で、住んでいる私としては、埼玉ってどうなのよと聞かれたら「なんもないところ」と答えます。埼玉県民はこの「うちの県にはなにもない」のをある意味ネタにしているようなところもあるんじゃないかなぁ、なんて。でもぶっちゃけ、なんもないんです。
埼玉の特産品・お土産は?と聞かれたら
「彩果の宝石(さいかのほうせき)」か
「十万石饅頭(じゅうまんごくまんじゅう)」
・・・しか思い浮かびません。え、他になにかあったっけ?という次元です。というか逆に言うと、埼玉県民で「彩果の宝石」と「十万石饅頭」を知らない人はいないだろうと思います。
で、冒頭の画像が「彩果の宝石」です。要はお花の形をしたゼリーです。果汁たっぷりでおいしいのですが、いまいち全国区になってません。(なってる??なってないよね?)
さてここから本題(いままでのは前フリw)
先日「あわづゆきこ展」に行きましたーっていう話をチラっとブログで書きましたが、その、アトリエコトコトのあわづゆきこさん。個展のお祝いというと華やかなお花をお送りするのがベーシックだとは思うのですが、なんせあわづさんはフラワーデザイナーさんなので、お花のプロの人にお花をお送りするのも気が引けるなぁと思いまして。いや、もしかしたらみんながそう思ってしまってお花を敬遠するから逆にあえてお花のほうがいいのか?とも一瞬思いましたけれど。
お花じゃないけれど、お花のモチーフの何かを送ってみよう、と思ってこの埼玉の数少ない名産品「彩果の宝石」を候補に考えたのです。
でも結局、やめました。彩果の宝石さん、ごめんなさい。
で、こっちにしました(笑)
こちらは「焼き菓子工房 うふ」さんのオリジナルクッキーで、バラの形をしています。
ちょっとほかで見かけないでしょう?ひとつひとつ、手でこねこね作ってくれます。2~3週間前には予約をしないといけません。(奇跡が重なり私は3日前にこれを手配することが出来ました、その話は面倒くさいので割愛しますw)
真ん中の大きなクッキーにはオリジナルのメッセージもいれてくれます。
綺麗に包んで、先方様に宅配便でも届けてくれます。
「焼き菓子工房 うふ」さんのHPはこちらです。(ちょ、シンプルすぎるw)
電話でオーダーを入れていたので梱包を私は確認していなかったのですが、「お届けした証拠写真です」とお店からの報告メールをいただきましたので、今回ブログでご紹介してみました~。
そういえば、人にお祝いの何かを差し上げるときって写真を撮るわけでもないのでだいたい送って終わりなのが普通ですよね。こうやってあとから写真をいただきまして、あ、じゃぁ、と思い出したものを、あと2つほどご紹介しようと思います。
あわづさんは京都の人で、京都つながりでもう一つ。
今年のはじめ、カーテンショップ「CBSOWM」さんの店内リニューアルパーティにお邪魔したときにお持ちしたお祝いがこちらでした。
チロルチョコwwwwwww
オーナーの吉川さんが大のチョコレート好きなのを知っていたのと、時期がちょうど2月だったのでバレンタイン?というものにひっかけてみました。
チロルチョコって誰でもオリジナルでオーダーできるのをみなさんご存知ですか。好きなデザインや写真を使って作ってもらえるのです。出産祝い、披露宴の2次会、なんちゃら祝いなんてときに用意してみると喜ばれるかと思います。
それをアルファベットの形をしたBOXにワサーっと詰め込みまして「CBSOWM」と順番に並べ、さらにそれがぴったり収まるよう幅80センチぐらいで箱をオーダーして詰めたというやつです。
いつもお世話になっている(というか、ショーハウスでかなりのわがままを聞いていただいたお詫び)分、けっこうな愛情を込めたつもりです。
差し上げたときにオーナーさんが写メを撮ってface bookにあげてくれたのですが、その画像拝借しました(勝手に)
で、もうひとつ。こちらもたまたまですが京都つながりで。
京都の「むしやしない」さんというお店で手に入る、「鍋ごと食べられるケーキ」。これ、お鍋がビスケットで出来ています。中身はフルーツケーキ。
私のウェブサイトをいつも管理してくれてる、「クリエーションオフィス春夏秋冬」さんが事務所を移転されたときのお祝いとしてお送りしました。
私は人に贈り物をするのが好きです。
もらうのももちろんうれしいのですが、あげるのも好きです。
喜んでくれたらいいなぁと「ほんのちょっとのサプライズ」を意識します。そして、同じ手を使うことは(なくはないけれど)基本的にはたぶんやらないので、ここでご紹介したものは・・・ブログを読んでくれた皆さま、もしよかったら誰かにプレゼントで使ってみてくださいね♪
で、贈り物でもうひとつ思うことは、普段のプレゼン資料やパースも、実は「贈り物」という気持ちで作っています。
お渡ししたときにお客様に「わぁ♪」って思ってもらいたいなぁと思って、「プレゼン資料は贈り物」だと考えながらプランニングしています。
もれなく「見積書」も付属しているっていう微妙な贈り物ですけれど。
さてここで国語の問題です。今日のブログで一番大切なところ、内容の「核心」はどれでしょうか。
1.埼玉は、思っているよりは田舎ではない。
2.贈り物をするときには、ほんのちょっとのサプライズ感を意識している。
3.プレゼン資料も「贈り物」である。
4.プレゼントをあげるのも好きだけれど、三宅利佳はもらうのも好きである。というか、もらいたい。
正解は4である。
三宅 利佳(ジェイブルー)
インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー
●インテリアコーディネーター 980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級
美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。
どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから
そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。
美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。
部屋は人の心を表すと思いませんか。
インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。
「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。
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