途中経過
この6畳のお部屋。
・・・の床にPタイルを敷き詰めてカーテンレールを取り付けて照明器具を交換して、和室感を消していきます。
ってやるとこんな感じになりまして、だいぶ雰囲気が変わりました。
このあと家具を搬入すれば「サロン」の完成となります。
・・・いやその前に。左端に写っているカーテンだけ裾が長くて引きずっていることに気が付きましたか?
エアコンがつくことをすっかり想定から外しちゃっていました。納品当日、お部屋に一歩入った瞬間「あ、現調時にはなかったエアコンがついてる・・・やばっ」ということで軽くめまいをおこすなんてことは、コーディネーターあるある話です。カーテンレールの取り付け位置が変わりますのでご用意していたカーテンもサイズが合いません。これは後日お取替えします。とりあえず、ズルっとしてますが見なかったことにしてください。たまにはこんなペケもやらかします。すみません。ていう画像です。
ネイル、エステ・・・女性客ターゲットの「サロン」と聞くとエレガントなものが多いのですが、こちらの空間はPOPで少しボーイッシュな感じにしました。どのお客様もそうですが、ご本人とお部屋のイメージというのはたいていリンクします。というか、リンクしてないと「うそ」のような気がします。
洋服と一緒で、部屋もまた「その人らしさ」を表現するものだと思います。
さて、話は変わりますが、ネット上でひろった画像です。
壁面の装飾が素敵だなぁと思いまして。
壁紙でアクセントもいいですけれど、さらにワンランク上、こういう立体的な装飾を施した空間やってみたいなぁと思いました。商業施設ではよくある手法なのでしょうが一般住宅ではなかなかここまで凝るのは珍しいかもしれません。が、だからこそ。やってみたい(笑)家具がシンプルでもラグジュアリー感あるしかっこいいですよね。
こんなインテリアいいね!と思われた方、ご依頼くださいませ。
ではまた月曜にお会いしましょう。
皆さまよい週末を!
三宅 利佳(ジェイブルー)
インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー
●インテリアコーディネーター 980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級
美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。
どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから
そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。
美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。
部屋は人の心を表すと思いませんか。
インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。
「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。
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