男子部屋です
本日の画像は、戸建ての2階にあるお部屋です。
ここはご長男の、かっこいい個室になります。
ここはかっこいいご長男の、個室になります。
・・・どちらの日本語も正しいです(笑)お楽しみに~。
さてjay blueのお仕事は、ほぼほぼ個人邸がメインです。
サロンのご依頼ももちろんありますが、基本的には皆さま個人邸からのご依頼がほとんどです。
つまり私のお客様はいつも「エンドユーザー」さんです。
これが、たとえばモデルルームやモデルハウスを多く手掛けるようなインテリアコーディネーターだと、お客様はエンドユーザーさんじゃなくて「企業」さんになります。物件が売れるためにいかにかっこいい空間を演出していくか。トレンド最先端のデザインや、ブランド家具、「憧れの生活」を演出するわけですから華やかなコーディネートがおそらく得意になっていく(というか、求められる)と思います。
私は企業さん相手ではなくエンドユーザーさんがお客様でして、そしてどのお客さまも「モデルルームのような部屋、じゃない部屋にしたい」とおっしゃるのです。おしゃれにしたいかっこよくしたい、と皆様言うのですが、おしゃれにしたいかっこよくしたい、けど、モデルルームみたいなのじゃなくて、と言うわけです。
ただ見栄えのいい部屋じゃなくて、ちゃんと自分が居心地いいと感じられるようなリアリティのある空間にしてほしい。そう思う方が私にご依頼をくださる客層なんだろうと感じています。なんかそんな気がします。
私がフリーランスのインテリアコーディネーターになって15年ですけれど、いまだにこの仕事に対してまったく飽きない(むしろますます面白い)のは、2つとして同じ空間がなくて、いつも新鮮なお客様と向き合っているからかもしれません。
さぁ、今週も一週間楽しみましょう~。
三宅 利佳(ジェイブルー)
インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー
●インテリアコーディネーター 980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級
美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。
どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから
そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。
美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。
部屋は人の心を表すと思いませんか。
インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。
「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。
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