アイラブ飯高さん

家結び.COM

今日はアキコと二人で今まで一度お伺いしたかった「組む 東京」さんに行ってきました。(スタッフのみんな、忙しいのにすみません。)
飯高さんの個展とkoushaの宮崎さんのカフェが開かれているのです。
てっきり今日は飯高さんがいらっしゃらないかと思っていたので、また久しぶりに会えたのが大変うれしくてアキコに写真を撮ってもらいました。
うれしいなあ。
飯高さんとは、人をつなぐことがとても上手な設計士さんトミヤさんとのご縁で、2年前に初めてお会いしたのです。
ああ、こういう陶芸家さんが居るんだなあってとても温かい気持ちになったのを覚えているのです。
ひと目でファンになって、少しずつその器を使わせて頂いて心地良さを覚えて、それからずっと飯高さんを追いかけているのですが、少しずつきちんと自分の道を前に進んでいる姿を見て、自分も頑張らなくては、といつも励みにしていて、今日もいろいろなお話をさせて頂きました。
フリーハンドイマイって何だろう、イマイダイスケって何だろう、自分はどこに向かっているのだろう、私たちはどうみんなに見られているのだろう、最近よくそんなことが頭に浮かんで、少しモヤモヤッとした気持ちになって。
私は何が好きなのだろう、と。
だから、飯高さんのお話はいつも元気を頂けるのです。
結局自分の好きなことを表現していくしかない、いつも答えはそうなるのですが、その表現の方法をいろいろな人がいろいろな種をくださる。
少しずつ、私たちらしさをより明確に打ち出していけるように頑張ります。
人の出会いはたからものです。

このすてきな個展は、22日(土)の19時まで開かれております。
「飯高幸作の器 展 / Apr. 2017」

17時から工房にYさんが打ち合わせにいらしてくださるので、飯高さんといつも変わらず美しい宮崎さん、そして、「組む」の美しいお二人にご挨拶をさせて頂いて、楽しい午後でした。

どうにか17時ギリギリに会社に戻ります。
みんながいつものように忙しそうに動いている姿を見て、ありがたいなあと思うのです。
「おはよう。」とみんなに声を掛けて、来客の準備。

まもなく、Yさん葛飾からやってきてくださいました。ありがとうございます。
Yさんのご新居にはキッチンとバックカウンターを作らせて頂くのです。前回ご主人がいらっしゃることができなかったので、今回はご主人に私たちを見てもらおうということで、仕事を早上がりしてきてくださったのでした。
打ち合わせが終わって、Yさんとお話をします。なぜ、うちに相談に来て下さったのでしょうか、と。
皆さんにもいろいろとお話を聞くのですが、相変わらず私たちらしさの明確な答えは見つからず。
Yさんは、最初は食器棚を探していくうちにオーダーで食器棚ができるということを知ったのだそうです。そうすると、キッチンまでオーダーでできるということも初めて知って。
今まで、キッチンというと他の家具とどこか切り離した印象で考えていたのだそうですが、木を使ったキッチンを見ているうちに、キッチンも自分たちの好きな家具と一緒なんだって思えたのだそうです。
それを私たちが具現化してくれているのだそうです。
なるほど、勉強になります。
そう、人との出会いはたからものです。

プロフィール

今井 大輔(フリーハンドイマイ)

注文家具屋 フリーハンドイマイ

私たちが作るのは、注文家具です。たった一枚の棚板にも、作る人・使う人の思いが込められています。
ふっと何気なく戸棚の扉を開けた時、
「あっ、これが注文家具なんだ・・・。」
と言ってくださった方もいらっしゃいます。

私たちが作るのは、注文家具です。私たちが提案するのはその家具がお部屋に運ばれたあとの暮らしです。使うその人の暮らしを演出し、また永くつきあってゆけるものを私たちはつくり続けています。

今井 大輔(フリーハンドイマイ) さんの記事

  • OZONE CRAFT WEEK 2018 青空個展アートクラフトへの参加、無事に終わりました。

    OZONE CRAFT WEEK 2018 青空個展アートクラフトへの参加、無事に終わりました。

    今回は初めての場所での開催ということで選んだのですが、自分達の憧れの場所で行なわれるマーケットなら、きっと沢山の人に観てもらえて、私たちをより知ってもらえるどろうと思ってい...

  • チェリー柾目の魅力

    チェリー柾目の魅力

    先日取り付けた三鷹のOさんの食器棚。久しぶりにアメリカンチェリーの柾目の突板を使いました。 チェリーという木目の印象や色を好まれるかたには、なるべく一度お伝えしているのが「...

  • ちがう形

    ちがう形

    いまさらながら、全部ちがう形だよねって。 同じ形なら作ることは簡単になってくるのかもしれないけれど、少しずつみんな違うことが当たり前なのでやっぱりそれを形にするのは大変...

関連する記事

  • ブラックウォールナットと、鏡面ホワイトのオーダーキッチンたち

    ブラックウォールナットと、鏡面ホワイトのオーダーキッチンたち

    1階のお父さんお母さんが過ごすキッチンは白い鏡面仕上げのキッチン。 「あたしはね、どんな形のキッチンでも大丈夫よ。だから、お任せするわ。」と言っていたお母さんの...

  • 2017年の総まとめです

    2017年の総まとめです

    2017年は ■meet up ■学び という2つの抱負を掲げて、 それを意識して過ごしてきました。 meet ではなく meet up にしたのには意味があります。 近づこうとする意志...

  • 明日からクレミル

    明日からクレミル

    「クレミル」に向けて作家さんの紹介が続きましたが、私達の紹介をしなくてはいけませんね。 オーダー家具とオーダーキッチン、木製雑貨を製作している工房です。 創業者のイマイセイ...

  • 「月夜の雑木林」埼玉県さいたま市S様

    「月夜の雑木林」埼玉県さいたま市S様

    マンションリビングのコーディネートをさせていただきました。 夜の闇に浮かぶ月・・・ ざわざわとさんざめく雑木林の葉っぱがこすれあう音・・・ そんなイメージから ネイビー...

  • インテリアプランニングのチラ見せ、その5

    インテリアプランニングのチラ見せ、その5

    こちらは民泊のお部屋の最初のプランニング。 これから多少の修正が加わります。 さて、完成をお楽しみに! こちらはM様のお部屋のプランです。 こちらも、さて、どんな仕...