京都のホテルと、小説と。

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これは、京都の宿、サクラテラス ザギャラリー に宿泊したときのお部屋です。
ちょっと前の写真ですが・・・。

京都駅から近くて便利、こじゃれたカフェが併設されていたりして、オススメのお部屋です。

もし一人旅なら、book and bed TOKYO 京都 もオススメ。
カプセルホテルみたいに狭い(押入れの中で眠りますので閉所恐怖症の方にはおすすめしません)のですが、私は嫌いではありません。

ところで京都といえば五山の送り火で。
それを題材にした、この小説が面白い。
京都で青春を送った仲間(大人になって就職してバラバラに生活をしていた)が、太ったりハゲたりすっかり中年になった姿で24年後に再会することになる。
「大文字」のところに点をつけて「犬文字」にしようぜ!と、かつて青春時代に悪ふざけで思いついていたことを
本当に実行に移そう!と壮大な計画を練る。
末期がんを患っている友のために、命尽きる前に。僕たちの青春だった「犬文字」計画を実行するのだ!
・・・っていうくだらんストーリーなんだけれど、そこは鴻上尚史らしく、抱腹絶倒ありの、それでいてすっごいホロリと感動します。

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八月の犬は二度吠える (講談社文庫)
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鴻上 尚史
講談社 (2014-07-15)

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京都はそれにしても暑いですよね。
埼玉もよく暑い暑い言われますが(埼玉の熊谷市がいつも、最高気温を記録しましたっつってニュースになります)、あの盆地の暑さは別格です。
ちなみに、自分が子供のころは こんなに暑くなかった!いまは異常だ!なんて思って気象庁の観測データを調べたら
7月の平均気温
1876年で24.3度
1900年で23.0度
1970年で25.4度
1985年で26.3度
2010年で28.0度
2016年で25.4度

・・とかって出てきましたが、それを調べたからなんだよ、って感じですよね。
暑いもんは暑い さて。

今日は七夕です。
遠く離れた織姫と彦星が1年に一度会える日です。
ニンジンやチーズを星形にくりぬくだけで、いつもの料理がちょっとだけ七夕なメニューになりますよ。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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