シュっとした浮いている家具と、方言の話
床から浮いているように存在する、白い造作(ぞうさく)のテレビボード。
シュっとしてるでしょう?
さて、月曜日です!
今週も元気に過ごしましょう~。
浮いている家具。
どんな状況でこの家具を施工するかによって作り方が変わってきます。
新築現場だったとしたら、壁の中にこのテレビボードを突き刺すように埋め込むように、本当に浮かせて施工することができます。
リフォーム現場だったとしたら、この写真のように
「浮いているように見せているだけで実は浮いていない」ふうに作ったりします。
のぞきこむと奥にちゃんと家具の脚(台輪)が存在してます。
↓
・・・ってね。
どんな現場も、2つとして同じ現場はありません。
状況に応じて、オーダーメイドで作られていきます。
なつかしのコーディネート事例
時を経てなお心地よさが増すインテリア 川崎市S邸
より、抜粋いたしましたー。
クリックすると詳細ご覧いただけます。
さて。
このテレビボード、シュっとしてるでしょう?って冒頭で書きましたが
この「シュッとしてる」ていう言い回しは、関西人特有なんだそうです。
いわれてみればそうかも、と思いました。
関西人にしかわからない言葉って多いですよね。
いがんでる(なんだそれ?って思いました。歪んでるって意味だそうです)
いちびってる(なんだそれ?って思いました。いきがっているっていう意味のようです)
なおしといて(え?壊れてないのに?なおすってどういうこと?って思いました。片付けておいてっていう意味ですって)
とか。
まぁ関西に限らずですが、言葉って意外とね、本人たちはそれが方言だと思っていなかったけれど、実は方言だったんだ!ってことを大人になって知ることも多いのです。
ちなみに私はバリバリ関東人なので方言を話せません。
そして。
青森に住んでいる祖母の話す言葉は、私には6割しか理解できず通訳が必要です。
東北弁はなかなか手ごわいです(笑)
三宅 利佳(ジェイブルー)
インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー
●インテリアコーディネーター 980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級
美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。
どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから
そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。
美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。
部屋は人の心を表すと思いませんか。
インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。
「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。
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