私だって壁紙すら知らなかったんですよ昔はね

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お部屋を見渡すと、「壁は全部白い」というおうちが多いんだと思います。

部分的にでも、真っ白ではない壁にしてみるのもいいんですよ♪
冒険するのは怖いな、失敗したらやだな、と思うのであれば、
きつい色や柄を選ばないで、
優しい色から始めてみてください。

例えばこのお客様のリビングは、ソファの後ろの壁だけ大胆な柄の壁紙を貼りましたが
色合いが優しいので、まったく突拍子もない感じがしないでしょう?



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あるいは、どうせならもっと積極的に壁紙を楽しもう!と思い切っていくのも
とても良いと思います。

例えば赤。
え?赤?!って思うかもしれませんが
この写真のお客様の寝室は非常に個性的で、
なおかつちゃんと「素敵なインテリア」になっていますでしょう?


壁。

楽しいですよ。

いろいろ考えたり。
いろいろ変えたり。

私、インテリアコーディネーターになる前までは、
家の中の壁がなんていう材料で出来ているかなんて考えたことも気にしたこともありませんでした。

もちろんインテリアのことは好きだったのですが
壁の材料?なんて、これっぽっちも思いをはせたことがなかったんです。
壁紙っていうんですってこれ。
ビニールクロスっていうんですってこれ。
…勉強して始めて壁のことを意識したしだいですw
20年前のことです(笑)

私だって最初は、そんなんでした。
家の中のこと、インテリアのこと、大丈夫ですいまはちゃんとわかっていますので(笑)
安心してご依頼くださいませ。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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