島あゆみのしごとースキノハテマデー 展示会立ち寄り雑記
大阪、京都、福岡…と、出張をしてまして。
打合せやら納品やらを済ませてきました。
ひさびさに帰宅して、どっと疲れています。
体力がなくなったなぁと痛感。
いやほんと、体力ない。
とにかく、体が疲れました。
という、出張の合間に、
島あゆみのしごと -スキノハテマデー
という展示会をのぞいてきました。
島さんは、テキスタイルデザイナー。
某メーカーのカーテンもデザインされている方です。
大阪の、ある雑居ビルの一角が会場だったのですが、
リノベーションを行う直前の状態を貸してもらったとのことで
そのなんともいえない廃墟感と、
島さんの作品のネイチャー感が溶け合って
すっごくよかった。
水面(みなも)に写った空をのぞきこんでいるような模様。
それをラグに加工している。
見たものは写真に残して、素材のアイデアとしてストックしていくのだという。
それらを今回の展示用にと、和紙に出力してランダムに空間にほうり投げてあった。
つまり、これが、島さんの「頭の中」ということだ。
島さんは自然界のテクスチャーからイマジネーションを広げ
テキスタイルのデザインに昇華させていくようだ。
ちょっと言葉にするのが難しいのだけれど
ある意味でとても妄想的で
ある意味でとても現実的な
不思議な空間でした。
私はデザイナーではないので
ものづくりが出来ない人なので
「デザイナー」という人達にはとても敬意を表しているのだけれど
表現力の出どころが圧倒的に違ということに、いつも嫉妬します。
実験的なアート、
デジタルミックスな手法、
あるいはアナログな部分。
挑戦的でもあるのに
ヒーリングのようでもあり
とてもいい展示会でした。
テキスタイルデザイナーの島さんご本人ともお会いできて
良かったです。
三宅 利佳(ジェイブルー)
インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー
●インテリアコーディネーター 980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級
美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。
どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから
そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。
美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。
部屋は人の心を表すと思いませんか。
インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。
「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。
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