リノベーションで新たな公共空間として生まれ変わったゴーストハウス

リノベーションによって生まれ変わった

フランスの芸術家、Christophe BerdaguerとMarie Péjusは、多くの人が集まる古いビジターセンターをリノベーションした。彼らは、そのリノベーションした家に幽霊のようなマントを与え、ゴーストハウスと名付けました。

ゴーストハウスを直訳するとお化け屋敷になってしまいますが、Guests（ゲスト）+Hosts（ホスト）=GUE(HO)ST HOUSE（ゴーストハウス）という意味があり、フランスの偉大な美術家、マルセル・デュシャンの言葉遊びからきているそうです。

新たな公共空間として

ゴーストハウスは、元々は刑務所や学校、葬儀場として使われていた建物だったが、それを見事に白いベールで包み、新たな目的のための公共空間へと生まれ変わりました。


今後は、ワークショップやイベントの開催、アーティストや学生たちが宿泊できる施設へとなるようです。爽やかで親しみやすい真っ白な外壁と遊び心のある空間は、子どもから大人まで多くの地域住民に愛される建物となるのではないでしょうか。

海外建築の魅力

海外建築の魅力は、何といっても形にとらわれないユニークな建築物が多いことでしょう。見る人を楽しませ、毎回、建築という既成概念を覆してくれます。